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ストーリー創作・・短編小説を書くために読む・・・【あぁ、シンド】

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

読書は、読者として読むのは楽しい。
昨夜も、カズオ・イシグロの『夜想曲集』~音楽と夕暮れをめぐる五つの物語~
老歌手」を読みながらコテッと眠ってしまった・・・夜明けに目覚めて続きを読んで、もうひと眠り。
舞台が大好きな都市ヴェニス(ベネチア)だったので、読者としてだったね・・
よけい幸せなひと眠りでした。

書くための読書って、いろいろなことが気になって・・・
特に、どうエンディングヘもっていくか、が気にかかります。
といいながら、途中でコテッと眠ってしまうのだから・・・・・

何時だったのか、何だったのか、まるっきり記憶にないですが、
小説を読みながら音楽が聞こえてくる」って指摘があったのを思い出しました。
全体のタイトルが「夜想曲集」ですし、題名が「老歌手」ですし、主人公がギターリストですから、「音楽」が聞こえてきても不思議ではないのですが、心地よい音楽に包まれて読書できました。

短編小説といえば、「短編小説の名手」という冠で呼ばれている、オー・ヘンリーは外せないとおもい、青空文庫で検索したら、5作品アップされていました。

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今日は結構慌ただしい日だったのですが、夕食前にはこの5作品を読み終えました。
合間、合間に読めるってのが短編小説のいいところでしょう。
それにしても、オー・ヘンリーの作品の幅の広さには驚かされました。
5作品を読む順をまったく気にしないで読みはじめ、合間合間だったので、
1作、1作間隔を空けて読んだこともあるのですが、
「あれ? これって同じ作者の作品?」って感覚に陥りました。
最初の「賢者の贈り物」は、やっぱり90年前の作品という感想。しかし、
「ひねり」の元祖といわれるゆえんは納得でした。
次に読んだのは「最後の一枚の葉」、ニューヨークのグリニッチ・ヴィレッジが舞台で、古さをまったく感じない、去年の物語でも通用する作品です。
次に読んだのは「庵女のパン」、これはネガティブな変化のアークの実例でした。
その次は、「罪と覚悟」これは、別人の作品かと思うくらい、ミステリーの分野に入るんですかね【シランケド】
オー・ヘンリーのよくいわれる「衝撃的なひねり」ってこれか!って感想です。
最後に読んだのは「水車のある教会」。「伏線」がしっかり貼ってあって、
「こうなるぞ」「こうなるぞ」とおもいながら楽しめます。
エンディングがバッグン、「こう、ひねるのね」最後の数行。

もう一度、ゆっくり読み返ししたいし、他の作品も読みたくなりました。

つぎは・・・・・

短編のみの作品でノーベル賞を受賞したという、
カナダの女流作家・アリス・マンローも読みたいし・・・・・

短編小説はどんどん読めそうです。

いっそ、読者として読書へ戻ろうか・・・【うん、ほんまやで】



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