イモづる読書【その85】 Apple Books・・Keynoteの捕捉手法を探して(2)・・・Apple「翻訳」で英語版も何のその・・・
KeynoteでやりたいことはGIFアニメーションや動画化して使うことなので、それに関する記事はさらに少ない・・・と嘆いていたのは・・・Kindleに、さらにkindle unlimitedに「Keynote」関連の指南書は少ない・・・
しかし、Apple Booksにはあります。
ほとんどが英語版ですが・・・ここでひるまない・・・
Apple Booksの「翻訳」というよりもAppleの「翻訳」が強い味方だ!
コピペで「DeepL」へいけば済むことですが、一手間二手間かかって面倒だ・・・読みながらの「翻訳」がやっぱ便利です。図解や写真などレイアウトされたものは余計便利で、テキストだけ分離して訳してもわかりづらい時があります【うん、ほんまやで】
それに「翻訳」がコピーできたら・・・Kindleはできない【シランケド】
この翻訳機能はありがたい・・・が、全部のApple Bookが適応しているわけではありません。理由はシランケド
Apple Booksで読んだKeynoteの捕捉系書籍(ぜんぶ---無料で入手)
・Creative Keynote Hacks
Tips and Tricks for Up-Leveling your Keynote Decks and Increasing your Efficiency! 2018 11ページ Wesley Molyneaux
「応用編」といえる内容です。
最初に「ツールバーのカスタマイズ」とあるので無視しようとしましたが、一応ビデオを見てみて、作者のKeynoteのカスタム状況を参考に・・・
「Print」「Object List」「Keynote Live」「Mask」「Alpha」「adjust 」 「Copy Style」「Paste Style」・・・なるほどで追加してみました。
「図形を使って動画をマスキングする」
「オブジェクトリストとビルドオーダーで効率アップ」
「シェイプを使ってオブジェクトをアニメーション化する」と続く・・・
「オブジェクトリスト」を表示しないと進めない内容です。
オブジェクトをモーションパス化して、複数のオブジェクトを同時にアニメーション化する手順がわかりやすく動画解説されています。
Apple Booksの動画には字幕が出ないので【シランケド】・・・邪魔にならないと思えば腹も立たない・・・音声を消して、画像だけで観ましたが、何の支障もなく指南書として十分に機能しました。
続いて・・・
「インスタントアルファとテキストを使って動画をマスクする」
「インスタントアルファを使ったクールなテキストエフェクト」
と最後の「Magic Move 2.0」では、コッたオープニングで使用できるタイトルが3点詳しい手順が動画で紹介・・・特に「Magic Move 2.0」にあるタイトルは参考になりました【うん、ほんまやで】
その他、
「新しい図形の作成(動物)」でウサゴリラを作ったり、「Siri音声ファイル」「画像のマスキング」「マジックムーブ」「インスタントアルファ」と、即戦力のチップが盛り沢山です。
ページ数は少ないですが、動画での詳しい手順を観ていくとケッコウ時間を取られましたが、それ以上に成果はありました。
・ANIMATION CREATION!
Developing Scenes Using Keynote 2020 15ページ Ben Hayden
これも「応用編」です。
何層も積み重ねた風景の層の間に「不透明」手法を使い、雲と水(池)を配置して、深みを与えた・・・深夜の森に雲の動きが池に写る・・・幻想的なアニメを作り上げる手順です。
観る人は頂上へ登っていく・・・道程をたどると視野が広がっていく感動的な風景のアニメも作り上げます。
GIFアニメーションサイクルでは、森を駆け抜けていくオオカミの手法の詳しい紹介です。参考にする原画は「インターネット上でアニメーションサイクルの例を見つけて、画像をインポートします」が妙にマトを得ていて・・・納得です・・・
このオオカミは実際に手を動かして作ってみました【うん、ほんまやで】
・Animation Studio:
Creating Dynamic Animations Using Keynote 2014 24ページ Darrin Sayewich
ずいぶん前(9年前)の電子書籍なので、読み飛ばすつもりで読んでみました。
懐かしい「アニメーションの概念」の復習から始まって・・・「弾むボールの作成」・・・まるっきりおきまりの「アニメーション入門」・・・Keynoteの学習で出会うとは思わなかった【うん、ほんまやで】
「ループ」「in & out」と進んで、PNGで連番書き出しと進み・・・この出版時期(2014)では当たり前だったquick time pro【懐かしの・・・】は飛ばして・・・「iMovieで仕上げ」
MacにもiPadにもiPhoneにも・・・買えば必ず付いてくる・・・KeynoteとiMovieですから、両者の組み合わせは当たり前に有効です。
それを小学生の頃から使える現代のこどもたちには無限の表現が・・・世界を救え!・・・【うん、ほんまやで】
・Animating Keynote :The Sketch Edition
2018 32ページ Simon Pile
こちらもKeynoteで基本的なアニメーションから始まり、おきまりの「ボールアクション」・・・iMovieに移り、「高速化」をして仕上げます。
次は「歩く人」テンプレートを使って・・・実際にやってみた・・・
こちらも、iMovieに移り「高速化」をして仕上げます。
ロトスコープ(映画の映像をフレームごとにトレースして漫画のような作品を制作するアニメーション技術)の最初は、「疾走する馬」でした。
Adobe Premiere Proがパッケージで購入できた頃、そのパッケージは「疾走する馬」でした・・・そうだったのか・・・今更、納得
「ボール」も「歩く人」もKeynoteだけではタイミングがとりづらいので、早々に諦めて、iMovieに移り「高速化」が王道のようです【シランケド】
次には「Jump」と「体操」「火山噴火のアニメーション」「テキサス州オースティンで毎晩(5月から10月)の日没時に開催されるイベントのアニメーション」の実例があり、「ロトスコープの最終結果は素敵です」の内容です。
これが、小学生用の教材です。改めて・・・今のこどもは「いいね」
・The Key(note)to storytelling
2015 22ページ April Requard
目指すは、Keynoteを創造的なストーリーテリングのツールとして使うプロジェクト。
Keynoteのシェイプツールを使用してオリジナルのキャラクターを作成。実際、動画をたどって作ってみました。Keynoteの図形(シェイプ)のおもしろさに気付かされる時間でした。
最初に「ストーリーテリング」に触れ、ストーリースパイン(物語の構成)をして、画コンテも書き、背景を設定。
背景に合わせて、オリジナルのキャラをグリーンスクリーン上で、アクション(歩いたり、階段を降りたり、ジャンプしたり・・・・。
iMovieで最終的なビデオ編集を完了。
Keynoteのスライド一枚一枚をシーンととらえ、あるいはスライド一枚をカット割りととらえ、数枚で1シーンを構成する・・・といった構成ができそう【うん、ほんまやで】
まとめ
5冊のKeynoteアニメーションの本を読んで・・・
Appleの「翻訳」「オブジェクトリスト」「シェイプ(図形)」「マスキング」「モーションパス」「インスタントアルファ」「Magic Move」「不透明」「トレース」「描画ツールの塗りつぶし」「GIFアニメーションサイクル」「iMovieで仕上げ」「グリーンスクリーン」・・・たくさんのことが具体的な手順で学べました。
どの本だか忘れましたが、ムービー化してタイミングが合わなければ、タイミングがあった部分だけをムービーで残して、タイミングがあってない部分だけやり直しての繰り返し・・・あとでムービーでつなぐ、とありました。
たぶんに、プレゼン再生ではうまく作動しても、書き出すとズレるケースは想定でき、それを何度も手直しするよりも、細切れにムービー化した方が効率的ということです。
Keynote関連の指南書は、Apple Booksにいっぱいあります。
Keynoteはやはりプレゼンアプリですから、Apple Books内の検索で、
目的を明確にして、「Keynote animation」に絞り込みました。
それでも多くがヒットしました。
2014年発行の約10年前の書籍でも役に立ちました。
来週以降に持ち越し・・・・・
Animating Keynote (iPad Edition)2018 35ページ Simon Pile
Animating Keynote 2016 34ページ Simon Pile
So you want to do line drawn animating?(線画のアニメーションをやりたいんだね?)2018 10ページ Mathew Pullen
So you want to use Keynote? 2018 10ページ Mathew Pullen
So you want to animate? 2018 9ページ Mathew Pullen
So you want to make magic with Clips? 2019 13ページ Mathew Pullen
Visible Thinking with Keynote 2018 12ページ Chris Galley
来週以降は、Mathew Pullen氏の「So you want to」シリーズを軸に読み進めていきます・・・乞うご期待
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