note投稿を文献管理ツールZoteroで整理整頓を試みる・・・その1
訂正とお詫び
記事の内容に誤りがありました。訂正しお詫びいたします。
誤 「複製」 正 「クローン」
例・・・・・・・・・・
誤
(「新規コレクション」や「新規サブコレクション」で作成)に格納(複製)すると、「マイ・ライブラリ」にあるファイルは複製だから残る・・・が、「未整理のアイテム」にあったファイルは消える!
正
(「新規コレクション」や「新規サブコレクション」で作成)に格納(クローン)すると、「マイ・ライブラリ」にあるファイルはクローンだから残る・・・が、「未整理のアイテム」にあったファイルは消える!
※ クローンの大元は「マイ・ライブラリ」にあるファイルです。
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『Zotero(ゾテロ)』は、なんと言っても「オープンソース」です。先回の創作支援アプリ『Manuskript』にひき続き「オープンソース」です。
『Zotero(ゾテロ)』は、「文献管理ツール」とも「引用管理ソフトウェア」とも呼ばれて、本来は学術論文の管理を目的にしています。
100MB(300MB?)まで無料ですが、2GBプランで1.67ドル、6GBプランは5ドル、無制限で10ドルです。
ここで、『フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略 』を書いた過去の投稿記事を出したいのですが、見つかりません。
先回も『ストーリー ジーニアス(Story Genius)』を掲載した記事を見出すのに時間を取られました。
毎回のように、「この書籍、以前、記事に書いた気がする」とか「この書籍については書いているはず」とまではアタリがつくのですが、どの記事?【うん、ほんまやで】
過去の記事を記憶を頼りに探しています。これは、新しい記事の中に過去の「自分の記事」を織り混ぜるスタイルが好きで、できるだけ関連記事を挿入しています。
Note投稿も300記事を超えてしまいました・・・思えば、毎日毎日、投稿し続けての120・・・121からは週一で続け、去年の7月にどうにも時間がとれなくて、週連続がプッツン!【ショックやで、「1」という表示】すぐに立ち直って、開き直りもして、まずまず週一・・・という具合で300記事となりにけり。
そろそろNote投稿を整理しなくては・・・
ということで、『文献管理ツールZotero(ゾテロ)』でNote投稿を管理してみることに・・・
さて、このような「データベース」を使うには、「目的」が最重要です。そこで絞った目的は、「Note投稿記事と対象の書籍・引用した書籍との関連付け」というシンプルなモノです。
Zotero(ゾテロ)は、
以上ような多機能・高機能がありますが、おいおい追加していくとして、今回は「目的」に沿って、シンプルに・・・
note投稿記事・・・・「ウェブアーカイブの作成および保存、管理、メモの記入」
Zoteroにバンドルされている「Zotero Connector for Safari」でWebサイトを取り込み、その時自動で読み込んでくる「出版年月日」(これが投稿日にあたる)を投稿日順に並び替えました。
ほぼ、ワンクリックで投稿記事を取り込めます。
一気に作業をしなかったので、投稿記事300タイトルをZoteroに読み込む正確な時間は不明ですが、1時間もあれば全部取り込めそうな勢いです。
書籍情報・・・・「PubMed, Google Scholar, Google Books, Amazon.com, Wikipediaなどのウェブページを訪れると、ブラウザ上にアイコンが表示され、これをクリックすると文献書誌情報がZoteroに取り込まれる」
上記の「投稿記事」と同様に、アマゾンから書籍情報を取り込みました。
「書籍情報」は、アマゾンにいちいち題名を入れなければならないので、面倒です。そこで、最初に行ったのは、アマゾンで「フィルムアート社」で検索し、その一覧の中から「読んだ本、所有している本、自炊した本」を投稿記事同様のワンクリックで取り込みました。
このように出版社とか、著者名、アプリならアプリ名でアマゾンに一覧を出して、「読んだ書籍」を選んでいくとかの工夫で時短になります。
この時、一気に「書籍情報」を獲得しなくても、おいおい追加していけばいいと思い、これが時短になりました【うん、ほんとやで】
Zotero(ゾテロ)のフォルダ構成
デフォルトのフォルダ構成では最上位に「マイ・ライブラリ」そのサブに「重複アイテム」「未整理のアイテム」「ゴミ箱」があります。
最上位の「マイ・ライブラリ」は、取り込んだ(あるいは手動で作成した)ファイルが全て表示されます。ここでの並び替えは、「題名」「編集者名」「出版年月日」などで並べ替えができますが、今回は単純に「題名」ABC順をデフォルトのまま維持しています。
また、注目は、最初から設置してある「未整理のアイテム」というフォルダです。「マイ・ライブラリ」のミラーのようですが・・・これがすごい・・・「マイ・ライブラリ」にあるファイルを作成したフォルダ(「新規コレクション」や「新規サブコレクション」で作成)に格納(クローン)すると、「マイ・ライブラリ」にあるファイルはクローンだから残る・・・が、「未整理のアイテム」にあったファイルは消える!【うん、ほんまやで】
しっかり、整理できたということじゃ・・・
もっと、すごいのは、「マイ・ライブラリ」にある一つのファイルは、いくつもの「新規コレクション」や「新規サブコレクション」で作成したフォルダに格納できる!
例えば、「Save the Cat!」Scrivener」という文書ファイルは、「自炊PDF」内の「Save the Cat」サブコレクションと「純正メモ」内の「Scrivener」サブコレクションにも格納できます。
自炊PDF・・・・「論文PDFファイルの容易なインポートと管理」
「マイ・ライブラリ」直下に「新規コレクション」で「自炊PDF」というフォルダを作り、さらに「サブコレクション」で「Save the Cat」「ワイランド」とか自炊PDFの整理をします。
「自炊PDF」の中には、まだ、行き先の決まっていないPDFが入っています。
「Save the Cat」には、
・10のストーリー・タイプから学ぶ脚本術
・SAVE THE CATの逆襲 書くことをあきらめないための脚本術
・SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術
・「SAVE THE CATの法則」で書ける 物語創作ワークブック
・SAVE THE CATの法則で売れる小説を書く
が入っています。SAVE THE CATはこのフォルダに格納(クローン)しましたので、「未整理のアイテム」からは消えていますが、「マイ・ライブラリ」には残っています。
例えば、「新規コレクション」で「ワークブック」というフォルダを作って(「コレクション」の追加)で格納(クローン)できます。
「ワークブック」の中身
・「SAVE THE CATの法則」で書ける 物語創作ワークブック
・〈穴埋め式〉アウトラインから書く小説執筆ワークブック
・〈穴埋め式〉ストラクチャーから書く小説執筆ワークブック
移動ではなくクローンなので、SAVE THE CATフォルダの中にもワークブックは残ります。特に、この機能がお気に入りです【うん、ほんまやで】
まとめ
「手動での文献情報追加」(いろいろなテンプレートがあります)「スタンドアロンノートの作成」も試してみました。
コピペで作り込んでいけますので、今後、「メモ」に溜め込んだ情報や、OneNoteに格納した情報など追加していくことになりますが・・・・・
また、wordと連携できるそうですが、pagesとは連携できないので、Libre Officeにアドインしました。
このように、時短もでき、使いでがるので・・・・・・
悩ましいのは、「同期」バックアップです。
100MB(300MB?)まで無料ですが、2GBプランで1.67ドル、6GBプランは5ドル、無制限で10ドルです。
さあ、どうする、どうする・・・・・・
Kindle Unlimitedです。