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Lv25 & 26

2010年と2011年の1月、バースデーライブなるものを開催しておりまして…
そのたびに限定音源を出していました。
数字は当時の年齢でございますよ。

Lv25シリーズのサムネイルにしているのは、当時の愛機「JUNO-Di」。
乾電池で動くから路上ライブでよく使っていたし、あれよあれよという間にキーボーディストデビューした時も、この子が相方でした。

Lv25-1)Lv1からはじめる勇者への道のり

「え!?」っていうタイトルですよね。
初出ししたライブのアンケートで「タイトル考え直した方がいい」と真剣に感想をいただいた覚えがあります…!!!

ピアノ弾き語りで始めた活動だったのですが、好きな音楽はデジタル色強め。
でも当時は(も)まだDTMは得意ではなかった…。

そんな中「いったん子どもの頃から大好きな曲調、憧れの音楽を追いかけて自分の曲を作ってみよう!」とチャレンジしたのがこの曲です。
もろに小室哲哉さんを意識してみました。

ただリスペクトだけで進めるのではなく、手伝ってくれたギターのNaokIくんに「あんまり盛りすぎずにエレクトロっぽくしようぜ!」と提案してもらいながら出来上がったのがこちら。

当時の「シンガーソングライター」というカテゴリーからはだいぶ外れていたかもしれませんが、ビューンと振り切ってみるという経験は個人的には良かったのかも。

最後のサビでどうしようもなくなって3音アップで無理やり歌ったのもいい思い出です。

Lv25-2)fire bomb GIRL

当時のわたくしは今でいう「地雷女」とか「メンヘラ」的などうしようもない女子だったのですが😂「それでも大切な人の役に立ちたい!」ともがいていた時に書いた曲です。

別に恋愛に限らず、支えてくれる仲間や先輩だったり、応援してくださるファンの方だったり。

サウンド的には80sのエレクトロに興味があった頃で…具体的な名前を挙げるならマドンナでしょうか。

イントロのじゃらじゃらじゃら…というシンセから作り始めて、ここぞとばかりにオケヒをじゃんじゃん多用してみました。

平和を願う2022年には物騒なタイトルなのでどうかと思ったのですが、中身はいたってポジティブなので復活させましたよ。

Lv25-3)かぎことば

感情の高まりをそのままメロディとサウンドに乗せた、とても素直な曲です。
アコギのじゃじゃっ!など、バンドっぽいキメを意識的に作ってみました。

片思いのような両思いのような、ひねくれてごにょごにょ言ってる歌詞さえも今となってみればとてもかわいく思えてしまいます。

Lv25-4)アイ can't fly

この曲だけ5月のこどもの日にフライングで公開していたのですが、シリーズ的には「Lv25」の収録曲です。

「スクランブル」という楽曲から4年後の世界、渋谷の交差点を渡る主人公には何が見えていたのかな。

ちなみに「Lv25」シリーズはfire bomb以外全てNaokIくんがギターを弾いてくれたのですが、当時あまりにも語彙力乏しめだったchi4は「ギターはB'zみたいにいい感じによろしく!」という非常にふわっとしたオーダーしか出せず…それでも想像力を膨らませてこんなに素晴らしい演奏をしてくれました。

一度だけライブで歌ったのですが、途中から込み上げる涙が止まらなくなってしまい大事故になったという伝説の曲でもあります…当時せっかく来てくださったファンの方々、その節は本当にごめんなさい…🙏

Lv25-5)ギブセン

実は「fire bomb GIRL」と伝えたいことは一緒なのです…と言ったらご理解いただけるでしょうか…?

「ちよちゃんがもっと成長できるように」「もっと大きな舞台で歌えるように」となんの見返り(take)も期待せずにgiveとsendばかりで接してくれた先輩方やファンの方に、早くわたしも何かお返しできる大きな人間になりたい…!!!と思って書きました。

まだまだ発展途上だったけど、コーラスの組み方は今に通ずるものがあります。
あの頃の自分を見習って、今、これからももっと勉強しよう。

ここまでが2010年1月の「Lv25」シリーズ。
この後の2曲が2011年1月の「Lv26」シリーズです。

Lv26-1)てのひらのセカイ

25歳から26歳にかけての偽りなき本心を描いた歌詞とメロディとトラック。
作った本人ながら大好きな曲です。

「pop magic」をほぼ一人で作って、「Lv25」はNaokIくんに手伝ってもらって、この「Lv26」ではギター(まこと先輩)、ベース(マメヨシさん)、撮影(ちゃーりー氏)などなど、少しずつだけど仲間が増えていって、だんだんと頭の中で思い描く理想の音を実現できるようになっていって…

このアレンジが大正解だったんだなと、10年経った今も思います。
そしてサビは2022年と2011年の自分がデュエット状態になるようにボリュームをだいぶ上げました。

撮影地は立川(最初と最後は今年、それ以外は全て2011年)
この空き地だらけのゾーン、今はもう少し開発されているのかな?

ちなみに当時MVを作っていたのですが(今回映像を差し替えて再投稿)、長年お世話になっているPAX JAPONICA GROOVEさんにこの曲(てのひら)のMVを視聴してもらって歌唱につながった…という思い出の曲でもあります。

声が若いですね😂

Lv26-2)it's just happiness

アコースティックギターの乾いたサウンドにしたくて、野崎心平くんにギターをお願いしました。

ミシェル・ブランチみたいにしたい!」と意気投合して制作を進めた覚えがあります。

余談。
今春「infuse new breath」という楽曲の歌唱を担当したのですが、いただいた歌詞の中に「just a little happiness」というフレーズを目にした時に何やら運命めいたものを感じました。

「it's just happiness」の歌詞の舞台になったのは、てのひらと同じく立川という街。
あの頃あの街で歌っていたわたしと「infuse」のプロデューサー氏が出会って、2022年に「infuse〜」を歌うことができたのです。
そんなバックストーリー。

まばゆいほどのhappinessを今のわたしは創り出せているのでしょうか。
とにかくこれからもたくさんの音楽に関わっていきたいです。
以上、2010〜2011年の昔シリーズでした!

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