コードシェア便ってなんだ?
一旦、ここで旅行の予約関連で役立つ情報を・・・
今回はコードシェア便についてです。
コードシェア便とは
空港でチェックイン
空港に着いてさあ!チェックインをするためにまずは、電光掲示板でカウンターがどこか見ますよね?自分の便名を見て、Cカウンターと書かれていたらCカウンターがチェックインカウンターですよね。
しかし、電光掲示板を見た際に
「14:30のJL123便、ロンドン行きなのにBA1234とJL123、CX4321と書かれている…」そんな体験はないでしょうか?JALに乗るはずなのになんで他の便名も書かれているの?と。
(便名と時間、行き先いまテキトーに書いたのでスルーしてください)
(BAはブリティッシュエアウェイズ、CXはキャセイパシフィックです)
便名が4桁
JL123・BA1234・CX4321
さて、どれが私の飛行機なの?なんなのこれ?そう思った方。
JL123が運行会社、BA1234とCX4321が共同運航すなわちコードシェアです。
運行会社は数字が3桁、コードシェアは数字が4桁です。
さて、コードシェアとは1つの飛行機に対して、航空会社2社以上で共同運航することです。
今回の場合、普通にJALのチェックインカウンターでチェックインをして
JALの機体に乗って、JALの機内食を食べて、JALのマイルが貯められたら
別にコードシェアでもなんでも関係ないよって思いますよね。
コードシェアってありがたい
コードシェアって何の意味があるのか?そう思いますね。
でも、実は意識していないだけでとっても恩恵を受けているのです。
今は沢山の航空券比較サイトや予約サイトがあり、世界中どこでもクリック一つで航空券予約をすることができます。
でもこれってコードシェア、共同運航されているからなのです。
ん?どういうこと?
例えば、羽田からスペインのマヨルカ島へ行くとします。
羽田からマヨルカ島までは直行便がありません。
羽田→フランクフルト(ドイツ)→マヨルカ島の乗り継ぎの場合は
・羽田→フランクフルトはANA
・フランクフルト→マヨルカ島はルフトハンザ航空
とANAとルフトハンザが共同運航しているので、ANAとして予約ができるのです。
どこが運行会社か
この場合、羽田でチェックインした際に最終目的地のマヨルカ島までの航空券を渡されます。「え、ANAのカウンターでマヨルカ島までの航空券渡されたからずっとANAなのか!日系航空会社は安心だ!」ではありません。
フランクフルト→マヨルカ島はルフトハンザ航空ですが、このルフトハンザ航空もコードシェア便だった場合は更に違う航空会社が運行会社の可能性があります。
気を付けること
基本的に運行会社の機内サービスや荷物制限、座席指定ルールが適用されます。機内サービスが異なるのは理解できるけど、荷物や座席指定もルール違うの!そう思った方。
そうなんです。
例えば受託手荷物、航空会社によって重さや個数が異なる場合があります。
エコノミークラスの受託手荷物は1つ23kg、2個までというのはよく見かけるルールですよね。ANAも現在はこのルールです。
しかしエミレーツ航空は手荷物許容量は総重量に基づきます。
つまり、手荷物の総重量が最大手荷物許容量の範囲内であれば、個数に制限がないのです。(もちろん搭乗クラスによってこの許容量は異なります)
更に、エミレーツは行き先によってこのルールも異なります。
コードシェア便をうまく利用しよう
日本から就航していない場所へも、予約をわけることなく渡航ができるので旅行の幅がさらに広がるコードシェア便。
航空会社のサイトを見ても専門用語が多くて難しい…そんな方も簡単に解説しているサイトやブログがたくさんあるので、情報を収集してみてくださいねん