エジプト旅②アブシンベル神殿とルクソール
エジプト=ピラミッドのイメージ、もちろん私もピラミッドが見たくてエジプトへ行きましたが、それ以上に感動&忘れられないのがアブシンベル神殿
アブシンベル神殿
アクセス
アブシンベル神殿はスーダンとの国境沿いのあります。
私はカイロからアスワンまで飛行機、アスワンから車で片道約3時間かけてアブシンベル神殿へ向かいました。
アブシンベルにも空港があるみたいですが、私たちは予約したのがギリギリでいい時間の飛行機がなかったので車で。この片道3時間の車移動が思ったより良かったのです。景色を見たり、車内でガイドから解説してもらったり、エジプトの生活を聞いたり、たまに寝たり。
いざ到着
2月のエジプトは肌寒くて、日中はパーカー1枚か薄手の長袖に上着を着ていました。夜は更に寒くてウルトラライトダウンを羽織っていました。便利。
午前中に訪れましたが、観光客が少なくて!有名観光地ってどこ行っても人が写真に写る現象ですが、ご覧くださいこの人の少なさ。ちなみにアジア人は全く見かけませんでした。2023年2月ですが、まだ海外旅行はハードルが高かった??
なによりもエジプト旅で一番感動したのが壁画。
教科書で見たような壁画を自分の目で見ることが出来て、当時の生活を知ることができて感無量でした。すごすぎる。
私が楽しみにしていたアブシンベル神殿、言葉にならないほど感動をしアスワンへ再び戻ります。また3時間。よく寝たわーーー。
たった1日のアスワン滞在
社会人の休みは限られている、けど行けるときに行かなければ!なのでエジプト滞在は約4日。ほぼ移動だけど移動を睡眠にすればいいだろう精神でアスワンからルクソールへ向かいます。アスワンからルクソールは電車です。
その前に、スークへ行きたかった私はアスワンのスークに連れて行ってもらいました。スークが好きで必ずと言っていいほどその国のスークへは訪れます。似たようで似てないんですよね。その国の色が出ている。もちろん客引きやチップ要求など絶えませんが、それも旅の楽しみな気がしている。
エジプトといえば世界三大うざい国の1つ。よかったらこの記事も・・・!
電車に乗ってルクソールへ
アスワンからルクソールへは約3時間。電車での写真は見事に忘れましたが、快適だった記憶。夜なので暗く、外の景色が見れなかったのが残念。
正直、このアスワンからルクソールへの移動の記憶がありません。と、いうのも移動も多くて疲れていたからですね。ルクソールのホテルも正直ほとんど覚えていません。すごいな。
翌朝はカルナック神殿・ルクソール神殿・スフィンクス参道へ行きます。
ここまでくると神殿多すぎて全部一緒じゃないの?と疲労困憊中の私は思い始めているのですが(計画したのは自分)、いやいやなんと美しい神殿だったのだろう。
いざ神殿巡りへ
ゆっくり寝られた私は朝から神殿巡りスタートです。肌寒くて、けど湿気がなく晴天の気候はとても気持ちよくて朝散歩には贅沢すぎる景色です。
ルクソール神殿
ああ、もう言葉はいりません。こんな立派な神殿が街の中にあるのです。
エジプトを旅していると異常なまでに聞く名前が「ラムセス2世」です。
あのツタンカーメンよりもはるかに名前を聞きます。昨日訪れたアブシンベル神殿もラムセス2世によって造られたのです。
カルナック神殿
スフィンクス参道
朝に遺跡巡りが多いよね?
ここまで書いてお気づきの方、いらっしゃいますでしょうか。私は朝~午前中に遺跡巡りをしているのです。それはなぜか?もちろん日程のこともありますが、実は理由があります。
太陽神が崇拝されていた古代エジプトでは、太陽神を讃える神殿や遺跡が多いのです。カルナック神殿やアブシンベル神殿は太陽の神様(太陽神ラー)を祀る神殿のため東向きに建てられている。太陽の光で壁画や遺跡を見るなら午前中に行くべきだ。
と、現地の旅行会社が教えてくれたのです!すごくないですか??私はこれを聞いた時に鳥肌が立ちましたし、彼らのホスピタリティも感じました。
アブシンベル神殿と太陽
この太陽の向きに興味をもった方、ぜひアブシンベル神殿と太陽の関係を調べてみてください。全て計算つくされた設計で、更に鳥肌&知りたい欲が増してくると思います。
私は感動を超えて、もはや怖かったです。エジプトってすごいわ。