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今になってハイキュー!!に現在進行形で気が狂ってる夢女の記録
まず、最初に書いておくのだが、今シーズン4の5話くらいなので、
ネタバレは絶対にやめてください!!
お前を刺して俺も死ぬ…
バナナフィッシュ、翌日休みの日に見た方がいいよと友達に言われたことですべてを察した過去があるので、何も、言わないでくれ…私は勘が良い。
皆さんはどうでもいいだろうが、今までHQに触れてこなかった言い訳をさせていただく。
簡単に言うと「恐れた」のである。ビッグジャンルにハマることに…
約10年前のオタク界隈…というか私の日常は、pixivに支配されていた。
毎日女性向けイラスト・漫画ランキングの上位100件から気になるものを別タブで開きまくり、読んでは閉じ…を繰り返していた。早めに終わると推しCPの夢小説もしくはNLのuserタグを徘徊し、あらゆる時間を二次小説を読むことに費やす日々。いかに睡眠時間が削られようとも、これを無くして生きている意味があるのか?いや無い。
それだけ、推しには力があり、何かにハマると睡眠や食事をないがしろにして、人間を辞めかけることが多々あった。
よって、私は恐れた。 何かにハマることに…
それまでも、黒バス、進撃、おそ松さんなど、数々のビッグウェーブには乗ってきたが、それは心の余裕とビッグウェーブの序盤に立ち会えた時のみであった。
私はハイキューというドデカ波に乗る機会を逃したし、死ぬほど忙しい仕事をさばくためには何かにハマって人間を辞めている場合ではなかった。そうこうしているうちに作品は完結を迎え、今となっては殿堂入りコンテンツとして約9割の人間(※体感)が履修しているというありさまとなってしまった。
ここまでくると、今から履修というのは厳しいのである。私は、HQという皆のユートピアを知りながら、私には私の故郷があるし、と特に気にせずに生きてきた。
しかし、これは運命だったのだ。
ど~~~してもやんごとなき理由で履修が必要になってしまったのである。
アニメ、シーズン1の感想は、「思ったよりしゃべるな?こいつら…」だった。
私が唯一分かるスポーツ漫画といえば『黒子のバスケ』である。あれは、スポーツ漫画の皮を被ったドラゴンボールであり、バトルものである。(※個人の感想です)つえー選手はゾーンに入れるし、コート上のすべてを把握できる特殊能力を持ってるし、姿を消すことだってできる。理屈じゃないので、画面を見て「感じる」ことが重要である。もちろんキャラそれぞれに悩みとか葛藤だってあるが、そのあたりは案外さらっと描かれているのである。
一方、HQはというと、最初から過去の心の傷だったり、悩みだったり、なんなら序盤は試合よりも心情シーンの方が多い。私は、試合中に喧嘩したり、過去のシーンからの流れでポエム台詞が発動したりすることに大変羞恥を感じてしまい、今、試合中だよね??どういう気持ちで相手コートの人はこれを聞いているの?とそわそわしてしまっていた。ぶっちゃけ、かなり「向いていない」。そして、それを助長させる武ちゃんのポエム。
しかし、不思議なことにアニメが2期3期となってくるとそのポエムがなかなか気持ち良くなってくるのである。
というのが前段なんだが…
おかしい。好きな男の話を書こうとしただけなんだが、いつだって前置きが長い。まぁ、noteは自語りするためのツールだと聞いているので、よろしいでしょう。
さて、満を持してハイキュー!!の視聴を始めた私だが、自分、および周りのオタクが気になっているのは、結局お前は誰にハマるのか?ということである。
今までの傾向からして、及川徹が有望株として名を挙げられていた。もしくは黒尾さんも可能性あると。
なるほど。両方存じ上げてはおります。お名前と顔。存じております。
確かに及川さん、顔面とかスマートな感じは好みかもね、と思って見てたんですよ。黒尾さんもかなりスパダリ系ですね。なるほどね。
ふんふんふん……
で、蓋を開けてみたらなんとまあ。
菅原先輩のガチ恋勢になっていたのである。
今までの勘が告げているのだが、これはかなりよろしくない。
気が狂う前兆としてのよろしくない予感がプンプンしている。
まず、基本的にキャラにハマる場合、本家コンテンツで好きになる流れというのはかなり少なく、SNSのタイムラインに流れる二次創作を読んで、「あ~絶対このキャラタイプだ」と確信を得てから、公式を確認してイメージと相違無し!と手順を踏んで沼に足を突っ込んでいる。いわば、事前に沼の内見を行い、ここなら暮らせそうだと判断してから、梯子をおろして安全に沼に入っているのである。
しかし、今回は違った。
せっかく今から楽しむので、ノーネタバレで完結まで楽しもうと思い、あらゆる情報を入れないようにして、アニメの視聴を行っていたのだが、気づいたら沼の底だった。足を滑らせたとしか言いようがない。
つまり、恋である。
どこが好きかと言われると、全部良くないか?としか言いようがないのだが、最初は喧嘩を仲裁したりいいやつだな~くらいにしか思っていなかった。それが、全然試合に出られないんだよな…と気になり、出たら出たで心配になり、いつの間にか、どうしよう物語のセオリーとしてはどこかで負けそうなんだよ、3年生引退しちゃうんだ…いや、でもこのメンバーが良い感じだから途中で変えたりしないのでは? いやいや、学年一つ上がってたの見た気がするが?等、気づいたら菅原さんのことをずっと考えていたのである。
自覚すると早いもので、髪色も髪形も可愛いし泣き黒子も可愛いし…性格も良くて…?? 大丈夫そ…????? いや、まったく大丈夫ではない。
今は完全に己のメンタルとの戦いで、物語のセオリーとしてそろそろ負けそうとか、いや、残りがこのくらいあるからまだ大丈夫とか、ワンチャンこのまま勝って終えられる?とか、そういうことを考えている。菅原さんのことを隅々まで調べたいのだが、ヘタに調べてネタバレを踏んだら私は爆散するので、いまだに調べられていない。何なら下の名前の読み方もちょっとよく分からない。しかし、誰かに教えられるのは本当に癪なので、私が最後まで見届けてあらゆるグッズを買い占めるまで見守っていて欲しい。
同担の方がもしいらっしゃったら、見なかったことにして静かに立ち去ってほしい。見かけたら問答無用で命を奪うということはないが、相いれない独自解釈を聞いたり古参アピをされるとメンがヘラって滅する可能性が高い。
お互いの健康のため、別の森で生きよう。