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Digicon 6 カンボジア大会で審査をした

8月の終わりに、日本のTBSが主催する 21th DigiCon のカンボジア大会である DigiCon 6 の審査に行ってきた。
ヘッダーの写真は、TVK(カンボジア国営放送)のスタジオでの番組収録の様子(FBから拝借 https://www.facebook.com/cambodiadigicon/)

7月に行われたワークショップの様子は、こちら

各作品については前述のFBのページをみていただければ、ノミネートアニメーションが載ってるので、そちらをどうぞ。

このコンテストにはPhareの卒業制作品も多数出品されており、それがコンテストのクオリティを上げている。
そしてほぼ毎年、Phareの学生が最優秀賞とアジア大会の出場権を獲得するのだ。

今年の最優秀作品はこちら

スクリーンショット 2019-09-16 21.51.30

https://www.facebook.com/plugins/video.php?href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Fcambodiadigicon%2Fvideos%2F513877566026419%2F

自分自身としては、Phareの卒制展でみたときから絶賛しており、これが最優秀になるだろうなとは思ってた。
キャラの可愛さやストーリーの進め方はもちろん、LGBTを正面から捉えたカンボジアでは珍しいテーマだったことも目を引いた。

ただ、コンテスト自体はフェアーではない部分があるのも確かだ。
なぜなら、このようなアニメーションの教育をしっかり行っているのは、カンボジアではPhareだけである。
Phareの生徒作品以外のは、先日のワークショップで初めてアニメーションを作った子が1人で2日で作った作品などで、並べて比べられるわけがない。

スクリーンショット 2019-09-16 22.00.56

(これはこれで可愛いけど)

しかし、このようなコンテストは不必要か?というと全くそんなことはない。

Phareの作品に影響されて自分で作成しようと思う子たちも、これからはどんどん出てくるだろう。
それには長い時間はかかるだろうが、そういう文化の芽をつむようなことはせず、国がしっかり育てて欲しいものだ。

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