漫画:ふしぎの国のバード
2020/6/1 追記
Kindle月替わりセールに原作のイザベラバード「日本奥地紀行」が安くなってます!自分も買いました!
開国まもない明治時代の日本を旅するイギリス人女性のイザベラ・バード。実話を基にした漫画で日本人も知らない当時の地方の文化などが紹介されている。
ディスカバー・ジャパンーーこれは、古き良き日本文化を取り戻すための物語。
時は明治初頭。東京から蝦夷まで、地図なき道を旅したイギリス人がいた。その名はイザベラ・バード、冒険家。彼女の目的はただひとつ、滅びゆく日本古来の生活を記録に残すこと。通訳の伊藤鶴吉をひとり連れ、日本人すらも踏み入ったことのない奥地への旅が、今はじまる!漫画誌ハルタの実力派新人・佐々大河。初のコミックスは、日本の魅力を熱筆した旅物語!!
漫画内のバードの年齢は 20歳代か30歳代前半のように見えるが、実際に彼女が旅した時の年齢は47歳だったそうなのでずいぶんと若くなっている。
漫画的な配慮か。
しかし、当時の地方の悲惨な状況などを(いくら原作があるとはいえ)よく調べて描いている。
日本人である自分も、その頃の日本といえば東京と中心とした都市部のイメージしかないので、わりと華やかなイメージを持っていたのだが、やはりそのようなのはほんの一部だけなんだなとしみじみ。
しかし、連載のペースの遅いこと。今年も新刊が出ますように。