超短note;チョークとインモラル

環境/治安の良い地域に住んでいる……と思っていたのだけれど最近街の様相が変わってきた気がしています。

犬の糞害がひどい。どうも最近、飼い犬の排泄物の処理をしない人が近隣に越してきたもよう。何なのだろう。どういうつもりなのだろう。

そして、その糞のそばには別の人による警告メモが。

わざわざどこかでチョークを買い求め、そして街を自警。犬の糞を見つけ次第、贖ったチョークをすみやかに構える。放置された糞をチョークで大きく丸で囲み、発見した日時を記入しているようなのだけれど、その行程を想像するといやはや面倒というか回りくどいというか、何だかこわいというか。

そもそも、糞害の抑止効果はあるのだろうか。

飼い犬の糞を放置するのっておそらくマナーとかモラルに欠ける類の人間かなと思うのですが、そういう「秩序を保てない人間」が後日、警告メッセージを見たとして「ああ、しまった。これからは始末しないと!!」と心を入れ替えるものでしょうか。果たして、丸で囲まれた糞を今からでも処理しようと思うのでしょうか。

気持ちはわかります、啓発したいのですよね。心を入れ替えさせたいのですよね。ただ、チョーク片手に啓蒙活動をしている人は「モラルのない人間のどうしようもないほどのモラルのなさ」というものを残念ながら理解できていない気がします。

#糞害 #フン害 #モラル  


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