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生きてるだけで丸儲け

昨日久しぶりにFacebookを開いたら…

友達だったAさんの旦那さんの名前で訃報のお知らせ。

突然すぎて言葉がでてこない。

男の子2人いて、高校生と中学生。中学生の子供は去年オーストラリアに留学にきていた。ホームステイ先の家族に何のお土産がいいのかアドバイスをしたのを覚えている。

二人の子供をおいていく...

もっと成長する姿をみたかっただろうに...

もっと一緒に笑ったりしたかっただろうに...

もっと家族で色んな所にいきたかっただろうに...


そう思うと、涙があふてくる。


先月まで普通も投稿してたのに...

まだ若いのに、こんな突然ってある?


私だって明日死なない保証はない。

これを読んでる人だって。


そうまた思い出させてくれました。


あ  り  が  と  う

 


私、実は2回死にかけたことがあるんです。

1回目は15歳の時。2回目は次男スネ夫の出産後。

15歳の時は私が子ども側だった。

入院中にトイレから戻る際、意識をなくし、倒れてそのまま意識不明。

二日くらい目を覚まさなかったように思います。


その後、寝ているような起きているような時間が過ぎて、耳だけは聞こえていました。

近くにいた母と祖母の声が聞こえます。

「多分もう、戻ってこない...葬式はどうすればいいのか・・・」

そんな内容の話でしたが、私は

「生きている」


「私は、まだ生きてるよ」



と大声で叫びたかったが、声が出なかった。


それから間もなく、目を覚ました私を、涙で目を腫らした母が抱きよせました。


その眠っているような状態にいるとき、私は生きたいと心の底から願いました。


まだ行きたいところがいっぱいある。

まだやりたいことがいっぱいある。


そう心から思いました。

それから私は生きてるだけで幸せだということを実感しました。


生きてるだけで幸せ。

これだけ聞くと偽善っぽく聞こえますが、その頃の私はそう本気で思っていました。私の人生は15歳で終わったと思えば、そのあとはおまけみたいなものだから、好きなことしようと。

オーストラリアにきたのも、それがきっかけかもしれません。


人生は本当にわからない。

でも私は何があっても生きたいと願ったこの人生を最後まで生きていこう。

 

では最後に


ご冥福をお祈り申し上げます。

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今日はどこかの誰かが言ってそうな名言

人生一寸先は闇 

でも開けない闇はない。


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モンブラン
私の海外育児生活や今までの人生、家族、趣味について(すべて事実)をnoteに全部書いています。そして、少しでも私の記事がお役に立つことを願っています。サポートしていただいたお金は、母に軽自動車を買う費用にあてたいと思っていますのでよろしくお願いします。私に親孝行させてください。