歯科矯正のその前に 親知らず編
そして、私は矯正することに決めた。
$8000の内訳を書くと、
契約書にサインして(途中でやめません、とリスクの説明)その時に
$2000
金具(ブレース)を付けるときに
$500
調整訪問の時に
$450×12回
最後取り外しの時に
$600
ということらしい。
サインする前に先生が私の歯について話してくれた。その内容というのは、私の場合たっつーと同じで上あごが小さい、そして歯の問題以前に下あごがでているので、完璧にしようと思ったなら、手術で下あごの骨を切ってボルトでつなげるという大掛かりな手術になるという。しかも何百万もかかると言っていた。
右上に八重歯もあってこの歯を歯の隙間を作って動かすこともできるけど、歯茎が減っているので、歯茎再生手術もいる。と。
その説明を聞いているとき、矯正やりたいって簡単に言うもんじゃなかった。やるって決めたのに止めよう…と心の中で呟いた。
でも完璧を目指さず、横顔のラインいわゆる鼻と唇とあごのEラインは作れないけど、歪んでいる嚙み合わせと前歯を前に出すことはできる。歯だけの矯正になると説明された。大人になって成長が止まっているので、あごはもうどうすることもできないと。
家に持って帰って旦那に相談しながら考えた。
何のために…こんだけお金をかけてする価値があるのだろうか?違うことに使った方が有意義なのではないのか?そう自問自答したけど、他に使い道が思いつかなかった。
矯正する!
そう決めて書類にサインした。
これでやっと矯正までたどり着いた。そう思った。
私はまだ親知らずを抜いていない。
矯正の前に親知らずがどうなっているのかを確認する必要があった。そして、たっつーが取った3Dレントゲン($120)を撮りに行った。
そして、電話がかかってきて親知らずの説明があった。
私は3つの親知らずがあった。そして、横に生えているのがあったり、神経近くに埋まっていたりしていた。でも先生いわく「急に痛くなるようなことはないから抜く必要はないと。」
痛くなったら抜こうと。50歳かもしれないし60歳かもしれないが、痛くなる確率は低いと言われた。
よかった。
虫歯で歯を抜いたとき痛かったし、それを3回もするって本当に嫌だった。
それが抜かなくていいことになり、本当に良かった。実は親知らずを日本で抜こうかと思った時、持病があり血液検査や色々なことをしてOKサインが出ないと抜けなかった。歯医者だと抜けない可能性大で大学病院まで行って入院っていう事も考えられる。ここの先生は抜いてくれる。歯は大丈夫だと思う。私の持病は私が1番知ってるし、出血すると止まりにくいけど、止まる。
出産時は意識がとんだし、子供の頃鼻血でも出血多量から敗血症をおこし意識飛ばしたこともある。(十分検査する価値あるでしょ(笑))
そのことを歯医者の先生に話して虫歯を抜いてもらったけど、大丈夫だった。
いよいよ、矯正スタートか!?と思った時、先生に「1回歯茎のスペシャリストに行ってトリートメントをしてもらってきて」と言われた。
え!?
は、歯、次は歯茎ですか?と。
もし行かなかったらどうなる?と聞くと、「歯が抜ける。」
なんっすか、それ!?
私は紹介書をもらって歯茎のスペシャリストの予約を取った。
続く…