北海道から広島県の距離を車で走った結果…
オーストラリアに移住してきて、13年目。日本人美容師夫妻と8歳、6歳、1歳の3人の男の子を持つママこと、モンブランです。
昨日は頭の中がグルグルしていましたが、こうやってここに書くことによって、自分の中の気持ちや考えが少し整理できたように思います。
将来の夢はなんですか?
自分のお店を持つことです!!
という、明確な目標があれば、じゃあ辞めて2人でお店しようか。
ってなりますが、良くも悪くも、
モンブラン家の大黒柱はそういう人ではありません。
やっぱり、大黒柱なんですよね。
もし、自分でお店をしたときのメリットとデメリットを考えて、自分がしたいことではなくて、家族みんなのことをふまえて考えている。オーストラリアでは稼げば稼ぐほど税金の支払う%が50%ぐらいなんじゃないかって思うくらい持っていかれますし、会計や税金や法律も色々と大変そうだし、それなら、前の場所に戻ってもいいのかな…っていうのが大黒柱の意見でした。
それなら、ついていこう。
お店はいつだって始められるし、子供が小さいうちは安定を選んで、子育てが終わったら、ゆっくり2人で小さな美容室でもオープンさせようかな…
このコロナ禍で、もし自分でお店を経営していたら、3か月売り上げがない上に、お店の家賃を払っていかないといけない。給料の支援が国からでたとしても自分たちが住む家の家賃を払ったら、手元に残るのはわずか。貯金をきりくずして、店の家賃を払い続け、それでもいつステップ3になるかわからない不安を抱えながら、生活していくのは精神的につらいと思う。
だが、クイーンズランドにある本店は開けることができる。本店があるおかげでこうやって、心配なく3食ご飯が食べられる。そのボスに恩返しするために、クイーンズランドに戻ろう。
メルボルンに来て、5年。
ビルの一室、何に1つないとこから、始まった。店なんて立ち上げたこともなかった。毎日が挑戦だったに違いない。途中でやめたくもなっただろう。誰1人友達もいない場所で1から自分たちの場所を作りながら…それでも、うまくいかないときもあったけど、
もしかすると、
人生で最も幸せな日々だったのかもしれないね。
とおじいさんとおばあさんになったら、しわくちゃの顔で笑いながら、縁側で話したい。
私たちがブリスベンから、5年前引っ越してきたとき、旦那一人が車で横断しました。なぜなら、車を運んでもらうと高額なうえに車の中に荷物を載せて運んでもらうことは不可能だったからです。なので、旦那は車に入るだけ荷物を載せて、ブリスベンからメルボルンまで1696キロを3日かけて、走行しました。車の中はダンボールでいっぱい。ギリギリ、サイドミラーとバックミラーが見えるだけ残して。
1696キロといえば、札幌市から、広島県に入るくらいまで。
札幌市から、広島県の県庁所在地までは1736キロなので、きっと広島県県境くらいまでではないでしょうか。
日本地図で置き換えるとめちゃくちゃ長い感じがします。飛行機だと2時間ですが…
ただひたすらアクセルを踏んでいた。途中の記憶はほぼないといっていました。そして、道はどこまでも続いていて、つながっている。と詩人のようなことも言っていました。
今回も!?
今回は!?
できることなら、5日間くらいかけて、家族でふらっと車旅をしたいなーと思っています。メルボルン出発して、シドニーによって、ニューカッスル、バイロンベイ、そしてゴールドコーストに家族5人で行くのも楽しいかもって思っています。
今年は日本に帰ることができなかったので、これくらいの出費は可愛いものだと思って、家族5人車で旅したいな…
ホテルの予約もせず、だらだら、何も考えず、ただアクセルを踏んで。
でも、今回はみんなで行くから、きっとさみしくないよ。
賑やかな車中になりそうだ!!