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映画感想『ダークフェニックス』

今はニートだが、不死鳥ならば返り咲くことができると信じている。
どんな地獄に突き落とされても蘇る。
むしろ地獄で生きることを望む。
それが私だ。
そして、私がQと呼ばれるかZと呼ばれるかはさておき、この世で未知の存在として扱われている私は誰に予想されることなく映画館まで移動する。

タイトル:X-Men
  http://www.foxmovies-jp.com/darkphoenix/

今回は、『X-Men』シリーズの最新作だ。そして、最終作品だ(本当か?)。
マーベル史上最長作品らしいのだが、これで完結するとのこと。
こんな内容で〆るの!?
『ダークナイトライジング』も最悪な3部作目で終わったぐらいだから終わり悪けりゃすべてよしと言うことで、今回は締め作品にふさわしい。
 
ちなみに、女性を女性足らしめている要因は、体の曲線だと思う。
男は角ばっているからね。
何の話?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以下ネタバレ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
結論は、面白かった。
そんな感想しか出てこないぐらいよかった。
具体的には、シリーズ最長なだけあって、時系列が理解できず、系譜と言うか関係図もおぼろげな記憶なまま鑑賞することになり、結局敵が宇宙人なのかどうかも判断付かず、太陽フレアも理解できないほど無学なまま鑑賞することになったし、無学なくせして映画のパンフレットも買わずにのうのうと感想を書くことになったし、プロフェッサーXが学園長を引退してカフェでチェスをするようになるし、主人公のジーンの存在もいいように振り回されたままだし、何よりジーンの胸を触りたいぐらい魅力的な体だし、上映中に携帯電話を触る馬鹿もいるし、、、
とにかく最高に面白かった。
 
シリーズは、理解できない時系列になるため、まとめて鑑賞しなければ無駄な時間を過ごすことになるだろう。
特にひどいのが、レイブンの死だろう。
過去作でレイブンのミュータント能力が解除された話はどこいった?
主人公のジーンがウルヴァリンに殺された話もなかったことになっている?
もしくは、過去を変える行動をしたことで、それらがなかったことになっている?
矛盾が無くなっていたとしても過去作のしかも私にとっての一部分だけが強烈に記憶にあるため、理解できないことのほうが多くなっているのも確かだ。
 
宇宙フレアって何?
今回は、その宇宙フレアに触れ合って確変が発生したが、そもそもそれは宇宙生命体だったってこと?
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』に出ていた"エゴ"の能力のようなもの?
そもそも宇宙フレアで能力が得られるならば『ファンタスティック・ フォー』と同じ内容になるしね。
 
今も昔も女性が強いことを示していたのは良かった。
男のミュータントたちを助けるのはいつだって女なのだから"X-ウーマン"に改名したらどうだという提案は面白い。
故に、『デットプール2』でも、それを皮肉っていたしな。
 
翻訳の仕方に問題があるのか、『スターウォーズ』の影響が大きいのか知らないが"力==フォース"と訳すのは安易だよね。
だったら"パワー"でいいと思うんだが・・・特別な意味を含んでいるならば、それを説明して欲しい。
 
1975年に登場したプロフェッサーXに髪の毛があり、1992年の登場ではつるっぱげになっているのも笑える。
『ファースト・ジェネレーション』は(最後を除いて)抜群に面白い映画だった。
そこから車椅子生活になったのは分かる。
そして、時代が経ち、自動車椅子になったのもいい。
ミュータントの子供たちが集う家の地下に研究所があり、バスケットコートがジェット機の出入り口になっているのもよかった。
しかし、、、
そのバスケットコートの場所がおかしいぞ!?
 
そんな細かい仕様変更を理解するためにも過去作を見返す必要があるのだが、めんどくさくてできない。
そもそもそこまで細かいところは無視すべきだろう。
 
上記で最後が面白くないという理由は、マグニートがプロフェッサーXを誤射したことで、プロフェッサーXの腰に当たり、そこからプロフェッサーXは車いす生活になったという・・・完全に後付け感の強い部分があったからだ。
他にも"マグニート"の名付けも糞過ぎな流れで、開いた口がふさがらない状態だった。
 
今は過去作を批判するつもりはない。
過去作を持ち出した理由は、マグニートとプロフェッサーXのチェス対決を言いたいからだ。
私も学生時代に友達とチェスをしていたのだが、なぜか無言で逃げられてしまい、そこから音沙汰無くチェスをせずに数年経過することになった(10年近くになる?)。
私のチェス話をしたいわけでもなく、二人のことについて話したいのに、すぐに話がそれる。
 
過去作では、プロフェッサーXがマグニートと対決しながら助け合いながら二人で同じ道を進みながら反発しながら別々の道を歩む。
そんなことがあった。
最初の出会いではプロフェッサーXがマグニートを完全に助けていた。
それをマグニートは恩として受け止めていたのだろう。
今回の映画の最後では、プロフェッサーXが学園長を引退してカフェで休んでいるときに、マグニートが同席し、今まで助けてもらった恩をここで返すときが来たようだ。
的な感じでチェス対決を挑む展開で幕引きになった。
この展開は毎回のことではあるが、この展開こそがこの2人の幕引きなのだからうれしかった。
 
個人的には、プロフェッサーXはマグニートに恩を売るつもりもなければ、恩を感じてもらうつもりも無かったと思っている。
しかし、マグニートは、引退したプロフェッサーXに友達として会いに来たと言い、勝手に恩として受け取った状態で、その恩を返そうとするのは、まさに好敵手というか、友達の関係という絵に描いたような展開になっているのが非常に好きだ。
もし、プロフェッサーXが現状維持で何不自由ない暮らしだったらマグニートは現れなかっただろうし、友達の関係に戻ることも無かったと思う。
それが想像できるからこそのこの終わり方はよかった。
 
それにしても、勝手に感じるのが"恩を受けた"からこそいいのでって、"恩を与えた"と思い込んでいる犬畜生もいるから救いようがない。
「おれはお前に恩がある」ならばかっこいい。
「お前は俺に恩がある」と言うのは糞過ぎる。
人間を捨てているよね。
基本的に、恩を感じる場合は、何かしらの決まり事があるからこそ発生するのであり、唐突に'恩に着せる"ことは頭のおかしな事にしかならない。
全く話を変えて、「ハンターハンター」の蟻編で、イカルゴがフラッタに寄生し、キルアと一緒に王宮に乗り込むが、キルアが事前に決めた行動と違うことをした。
それは、イカルゴを助ける行動ではあったのだが、事前の決めごととは違ったため、イカルゴはキルアに対して"貸しだからな"と告げた。
まさにこれだよね。
事前の決めごとを破ったのだから助けたキルアが罪悪感を持ち、そしてイカルゴに恩を感じている。
この構図ができあがる。
実際に生活していた場合、事前の決めごとや何も説明が無い状態で、唐突に"お前は俺に恩がある"と押しつけてくるため、人間を捨てた行動を見かけることがあり、驚く。
まさにそんな知能遅れというか、精神薄弱というか・・・犬畜生より劣るどころか、蟻より劣るって・・・。
あるとき、派遣現場から私のクビをきるようなことを"https://www.svc.co.jp"のメンバに言われたこともあった。
しかし、そのメンバは、一緒に働いていることで、会社を説得して、私のクビを取り下げるようにしたと説明してきた。その説得に苦労したから貸しだと私に恩を押しつけてきた。
問題があるならば会社間で話し合い、私に苦情を出してくるはずなのに、全くそんなことにならないのだから面白い・・・そもそもタダ働きすることがおかしなことなのに・・・まっそんな話はどうでもいいとして、、、
映画の二人がかっこいい。私もミュータントになりたい(そうではないだろう)。
こんな二人にあこがれる。
あぁDVD買おうかな。シリーズを揃えたい。
 
主人公が宇宙で不死鳥のような形を光で現したのは、『キャプテン・マーベル』再来だと思ってしまった。
しかし、主人公は地球人であり、ミュータントだよね。
ちょっと話の展開が無理矢理過ぎるし、敵が宇宙人というのも納得できない部分であって・・・。
今までの攻防は、「人間VSミュータント」か「ミュータントVSミュータント」だったはず。
それをシリーズ完結編で覆すというのは、今までの作品に唾を吐きかける行為に見えた。
 
他にも言いたいことはあるが、とりあえずヒロインの胸を触ってみたい。
以上。
 
ちなみに、Xが未知の値として割り当てられたのはただの気まぐれだったようだ。
そして、Xだけでなく、QやZも割り当て候補に入っていたらしい。
さらに興奮する開幕場面では、"20世紀FOX"の**X**の文字が光り輝いていたぞ。劇場で鑑賞する場合は、上映時間に間に合うように席に着かなければ、その一瞬を見落としてしまう。
気をつけよう。

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