映画鑑賞『スパイダーマン』
無職で収入がないため、軍資金もない。
しかし、ハローワークに出掛けた場合、自宅に戻るだけの道筋があって安心する。
生活できるだけの力が欲しいだけなのに、無職だ。
人生の道から踏み外した場合、路頭に迷い、故郷に帰れない可能性だってあっただろう。
未来を明るくするためにも、何事にも恐れずに、腰が引けた状態で映画館まで移動する。
タイトル:スパイダーマン
https://www.spiderman-movie.jp
今回は、今まで悔いのある選択をした人生を改める映画内容だった。
若さとは何者にも勝る勇気がある。
乗り越える力はないかも知れないが、それこそが周りの大人が支えるのが人間だろう。
支えられた子供は次の世代の子供を支える大人になっていく。
私の支える側に立つためにも社会で働く必要がある。
映画見ている場合じゃない。
就職活動だ。
以下、ネタバレ。
過去のスパイダーマンが集結する。
そして、今回の騒動により、世界からスパイダーマンのことを忘れる魔法が掛けられ、誰も正体を知らない世界になってしまった。
それは、完全にマーベル作品に参加しないということにもなる。
しかし、親愛なる隣人に徹するということでもある。
それでも演者は変わるだろうな。
何にせよ、ハッピーエンドと言ってもいいだろう。
果たして、スパイダーマンの正体を誰も知らず、恋人と復縁できず、親友との再会もできなかった。
それでもスパイダーマンは正体不明が前提ゆえに、世界が戻ったということなのだからハッピーエンドだよ。
以下、ネタバレ。
何が良かったかって、恋人を亡くしたスパイダーマンだったが、今回の恋人は自らの手で救えたことだ。
当然世界線の違うスパイダーマンの恋人を救ったところで本来の恋人が生き返るわけでもないが、あのとき伸ばせなかった手を今回伸ばして捕まえることができたのだからあのとき産まれた後悔が少しは和らいだことだろう。
何が良かったかって、親類殺害の復讐を後悔していたが、今回の復讐は留めることができたことだ。
当然世界線の違うスパイダーマンの復讐を止めたところで本来の後悔が払拭できるわけではないが、他人とも言い難い別のスパイダーマンとは言え、同じ立場のスパイダーマンに後悔させることをとめたのだからあのとき産まれた後悔が少しは和らいだことだろう。
他のマルチバースたちも自分の本心を露わにしている感じだったな。
私も頑張って自分の殻を破りたいと思う。
ギャグ的な部分は、『アメイジングスパイダーマン』に対して、何度もアメイジングだと称賛するところ。
誰が題名を劇中で叫ぶよ。
今後は、スパイダーマンには休暇を出し、アベンジャーズにも休暇を出すだろう。
そして、次からはマルチバース編の1作目として『ドクター・ストレンジ』が帰ってくるのだろう。
最後、スパイダーマンが現場に急行するとき、自作のコスチュームで出掛けたところは寂しかった。
トニースターク製コスチュームから決別した姿を見たら今回もだが歴代の映画も映画館で鑑賞できてよかったと本心から思った(抜けたところもあるけど、、、あるけどさ・・・)。
当然不満もいくつかある。
スパイダーマンのことを忘れているのに、過去の業績が残っている場合、紐づくと思うんだけどな・・・トニースターク会社で情報が記録されているのは絶対だろう。
その記録も消されているならば、アベンジャーズでの戦いにも参加していなかったことになるが、実際は参加していたため、座敷わらしのようにそこにいたという認識はされていても誰だったかは思い出せない状態ということになり、気持ち悪さが残る人生を歩む人が大多数になろう。
必ずどこかに記録が残っているはず。
それを信じて今後も映画鑑賞は続ける。
記録は誰にも感知されないため、正体を明かされることもなく、恋人と復縁することもないだろうが、残っていると信じたい。
そして、数十年後のヒーローが突然その記録を見つけて、スパイダーマンとタッグを組んで欲しい。
恋人と復縁してほしかったが、無理だよね。
「君は私のことを知らないだろうが、私は君のことを知っている」と伝えた場合、ストーカー扱いされて捕まってしまうだろう。
彼女は彼女で今までとは別の人生が進んでいく・・・悲しいのか寂しいのか自分でも表現しきれないが、何とかして欲しい。
面白かった。
私も就職するために小さい力ながら頑張る。
そして、彼女を作り、結婚し、子供を作り、老後は孫と戯れながら妻と一緒に過ごしたい。
男である以上、ダモクレスの剣を見てみたい気はするが・・・。
以上。
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