見出し画像

のんちゃんのお弁当

Omamoriを制作していた頃
PoPoyansの相方ののんちゃんの住む
神奈川県藤野町の相模湖のほとりにある
山荘で暮らしていた

東京から近い場所でこんなにも
森も水辺もあり 光が本当に美しい場所
朝、夕と散歩をしては息をのむ自然に出会っていた

静かに暮らす町の人も
畑の間に雑草のような美しい花の種をまいていたりと
何気ないところへ深い優しさや表現を感じるところだった

陶芸家や画家など芸術に携わる人の多く住む理由がよくわかる
のんちゃんのおかげで私もこの場所でたくさんの時をすごすことができた

制作の息づく場所
人は環境にものすごく影響を受ける
どこにいるかでその時に感じるものも違うから場所を変えることが 
新しい価値観を持てる良いきっかけになる

ずっと心の奥深くで感じていた
音楽を作るということ
楽しい楽しい東京生活で何度トライしても完成できなかったこと

この場所にきて ともに制作をしてくれていたのんちゃんや旦那さんの
中村俵太くんをそばで感じて
作るぞと背中をさすってもらったこと
そうして 完成することができた

のんちゃんは元々言葉の人で
共に通っていた多摩美時代では映画の脚本を書いていた
今も変わらずずっと文章を書き続けている

私が制作している時には
よくお弁当を作ってくれた

のんちゃんのご飯は唯一無にの味がしてなんとも美味しい

お話するのが好きだから
明け方の静かな時間にポツリポツリと
話していた時間が今では懐かしい

パッと見える家族の絵では
こんな幸せな家族の形ってあるんだなと感じるが
皆それぞれいろんな感情を感じ
伝えあって ころころ ころころ
一緒にでんぐりがえりしているよう


PoPoyansの頃からよく伝えていた

世界を幸せに捉えることができるよう
歌っています

という言葉は今も変わらず
形や表現をかえ
伝え続けていたいことです

Omamori


かけがえないものを
抱きしめるように

ありがとうって

のんちゃんが運営しているものが買えるお店です
ものすごく熱い思いでセレクトされているものたちの
素晴らしさにぜひ触れてみてくださいね

いいなと思ったら応援しよう!