磁力ピストン・エンジンにトルクコンバータで力を増幅する
ガソリン・エンジンや内燃機関の特徴は、燃料を燃やすことで出力を得る事です。
磁力ピストンが、どうして実用化されないのか?
回転数のコントロールが、設定された磁力の範囲でしか動かず、動作を止める際にも磁石を離すことで反発を止める必要性があるからです。
ドローン・ユニット用にダイソーなどで販売する注射器のシリンダーとピストンを使って2.5㏄前後のシリンダーを4個使い、Z軸クランクで2ストロークの要領で磁力ピストンを並べる。
トルクコンバータをファイン・セラミックスで内部のタービンとリアクターを作り、外部のパーツは樹脂製のケースで覆う。
トルクコンバーターのオイル・クーラーに熱発電チューブを活用して、ペルチェ素子を使った熱交換発電を行ないます
ユニット全体の重量をオイルを含め300~450g前後の重量に収まる範囲で作る。
構造のイメージとしては、ニュージーランドのデューク・エンジンのような構造です。
実際には波型のクランクシャフトで4気筒を1-3と2-4の動きで交互に磁力反発が入れ替わる動きのエンジンなので、下の動画に近い物です。
ピストンは片側だけなので、4気筒で使用します。
クランク軸とピストンの部位のみを使用し、磁力の反発でピストンを動作する仕組みなので排気管などもなく、空気の逃げ道とマグネットのスリーブとネオジム磁石のピストン・ヘッドとシリンダー・ヘッドの部位の反発のみです。
この磁力ピストン自体の特許は、1994年に他の方が取得済みの技術で、25年以上を過ぎてるものなので、汎用しても問題ありません。
アキシャル・フラックス・ジェネレーター(交流のオルタネーター)
銅線を巻いた数だけ出力が上がるのですが、巻き過ぎると重量が重くなる。
こちらはアキシャル・フラックス・モーター。
各自動車メーカーが、ホイール・イン・モーターの開発に取り組んでいます。
航空機用では、ロールスロイスとエアバス社も開発に取り組んでいます。
磁力ピストンの力では弱い出力をオイルを介して一定の出力を得る事で発電機を回し、動力に変えるという仕組みです。
これなら発電機の重量が多少は重くなっても、2kg前後の重量のラジコン飛行機を飛ばせるので長時間の飛行が可能になる。
電力は小型の7.2Vバッテリーとキャパシタを使い電力を増幅する方法を取れば、消費電力が多い時に電力消費量をセーブして巡航飛行できる。
物によっては、自立飛行で気象に左右されなければ、日本列島を横断する物も作れるでしょう。
現在の20倍以上の航続距離を飛べるラジコン飛行機を作れるなら、防衛装備庁も関心を持ちそうですよね。
グライダーは、翼を長くすれば失速速度が低く設定できるので、長時間のグライディングが可能になる。
翼を長くすることで、翼の中に劣化ウランを使った γ(ガンマ)線の振動による発電も可能になる。
翼に軽いバイブレーションが起きるように、流体力学のフィン構造を設けることで、少し強めのイオン風を発生させることも可能になる。
翼にイオニック・ウィンドウを設けると、ビーフェルド・ブラウン効果を得られる。
空気の圧力抵抗を小さくできるので、風の影響を受けずに飛べる。
真空状態では、風が吹かない事が確認できる。
将来的に、携帯電話の航空基地局用にこの技術を広めようと考えていたので、オモチャで実験しようと考えてます。