マグロ漁船シリーズ 3 オーストラリア・タスマニア編。
前回のフリマントル(フリーマントル)から、一難去って、タスマニア側に来たことで、本当の意味でガイドなしの自由な遊びに…
ホバートは、町も古くて石畳の歩道があり、遊びも小さなカジノしかなくて、カジノのレストランもシックな感じで、意外と良かった。
ボディガードが、アンドレ・ザ・ジャイアントみたいな2メートルを優に超えるデッカイ体のオッサンが歩いていて、雰囲気が厳つい。
こっちは、チンチロリンみたいな感じのサイコロ三つが回転して目が出て張ってある目で、配当が貰えるゲームやルーレットに終始した。
結果は、10万円くらいの負けだったけど、ホバートは、現地の日本料理店に入ると、全員がフレンドリーな女性の店員さん達で、なんとお金を掛けずにエッチできるという天国のような場所だった。
お母さんに、おみやげの絵葉書とかを30枚ほど買って、豪州オパールとかも購入した。
オパールの原石を、結構高い値段で売ってるんだよね。
ただ、オーストラリアの女性が、あんなに日本人が好きだったとは知らなかった。
ホバートでは、オブザーバーとして、大学院の研究院生を船に乗せることで、彼のサポートを行う役を任された。
殆んどの人が英語が理解できないという最悪の状況の中、ある程度、会話が理解できる僕が、お世話係をやる事になった。
彼の仕事の多くは、アホウドリの生態などを調べていた。
マグロの生態とアホウドリの生態を探っていて、鳥の内臓を開いて、何を食べているのかを調べていた。
途中、オブザーバーが、足をサメに噛まれるというアクシデントがあったけど、金属製の安全靴のようになっていたので、軽い擦り傷で深い怪我もせずに済んだ。
ただ、長靴の修理に、日本の長靴の修理に使っているゴムのパッチがくっつかずに、足が水で濡れるので、結構、寒かったみたいですね。
冬場(日本は夏)の大しけの時期だったので、あられやヒョウも降るし、ソフトボールみたいなデッカイ雹が降ると、逃げ回るというのが、大変な漁場だった。
ヒョウが体に当たると、動けなくなるんだよね。
デッドボールです。
楽しい思い出です。
ここからは、ホバート編。
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