ホリエモンの間違ってる考えが良く分かる動画

四則演算の足し算引き算がライン作業に必要ですか?

彼は、ライン作業をどのように考えてるのだろう。

彼の今までの言動から、トヨタ自動車をオワコンと言ってたり、車が全部EVに代わるという風に言ってたけど、自動車界トップだった豊田章夫会長とホリエモンの言ってた予想の結果は、豊田章夫会長の発言の方が正解だった。

トヨタ自動車のライン作業というのは、4段階に評価され、85点以上の成績を残したものは、組み立て作業に回される。

75点以上85点未満の者は、パーツ類の製造工程、65点以上75点未満の者は、塗装関連などの傷を見付ける作業

60点未満の者は、仕事に適合しない人として排除される。

60点以上あるけど最下層の点数の人達の仕事は、立って一日中塗装にライトを照らして、傷を見付けるという工程に回される。

肉体的な体力もなく、ビス留の的確な速度や真直ぐにビス留める技量、暗算力、カップラー類の結線の類を選んで繋なぎ間違がわない技量、どのパーツが何処に設置され、どの部品を幾つのビスで留めるという作業。

腕立て伏せなどの長時間の筋力の持続力など、ABCDのランクで頭脳・体力・器用・選択能力・作業の正確性と速さを求められる。

この中でライン作業というのは、生産タクト(時間)という、一日の生産ノルマが課されてる。

足し算と引き算ができない者は、一日に生産される部品の個数も理解できないだろうし、棚卸に必要な部材の数も計算できない。

仕分け作業でカウントを取る作業で、次々に流れてくる品物を仕分けして、組み立てる人達に部品を支給する作業など、延々と8時間以上、長ければ12時間、通常10時間の2時間残業を含めて作業を続ける。

人材の適材適所というものがあり、カメラの組み立てや自動車生産においてはホットメルトと呼ばれる接着剤(130℃の高温)を使って、黒いタール状の接着剤を塗る作業など、女性にしかできない作業もある。

男性の多くは、副交感神経の働きが慣れるまでに時間が掛かるので、カメラ部品の組み立てなど、女性にしか組み立て作業を任せられない場所が存在する。

ライン作業では四則演算は必要だし、少なくとも分担作業を行なって配置を入れ替われる人材を育てる上で、オールマイティに、すべての作業をこなせる人材が優遇される。

例えば、機械を止めれば時間の遅延が起き、生産がストップした分、残業時間が増えてしまう。

8時間の生産ノルマ 255台を達成するのに、1台何秒で部品を組み付ければ良いのか?

1時間 = 60秒 × 60分 =3,600秒
3,600秒 × 8時間 = 28,800秒
28,800秒 ÷ 255台 = 112.9秒(約112秒)

でギリギリ生産される。

実際には、7.75時間で作業が終わるので、実数としては、15分マイナスになる。

27,900秒(7時間45分) ÷ 255台 =  約 1台/ 109秒以下の時間で組み立てる必要がある。

生産の余裕を見て、1台 100秒ほどで組み立てる時間が設定される。

1分40秒の持ち時間で、1台を組み立てる必要性が出てくる。

その合間の移動時間が前後2秒と2秒で4秒の次に流れる余裕を見て、5秒程度の合間で、バッテリーの交換作業やビスの補充、組み付けるパーツの補充などを行う。

四則演算ができないと、ラインの組み立て作業は成り立たないし、自動車などと違って、投入時間などで管理される電子部品などの組み立てでは、半日のノルマが3,000個というパーツも存在する。

暗算は不要であっても素早く電卓で幾らの生産が必要で、現時点の遅れを計算して残業に掛かる時間を計算する必要もある。

24時間稼働の工場であっても、機械メンテナンスに30分、清掃時間やオイルや切削した金属パーツの片付け、作業後の部品の鋳巣やクラックの目視検査など、それぞれの作業工程でやる事が沢山あり、何秒で幾つのパーツを商品化できるかに時間を割いてる。

限られた人員数で赤字を出さずに企業利益を得られるように、働いた時間労働ではなく、余剰生産数を別の出荷に回せるように、各企業が努力をした結果が、今の日本の自動車産業の海外の自動車に取り付けられるパーツとして輸出されたり、国外生産に活かされている。

世の中を余り理解してない人の意見なんだよね。

企業で利益を得るだけではなく、生産管理の重要性や実現可能なリスクを計算せず、いつも安易な発言をしてるホリエモンの予想が外れてるのは、ある意味で納得できる。

企業には、企業努力があって成り立つ物も少なくない。

豊田章夫会長がEVは現実的ではないという発言を行なった2015年当時、誰も豊田章夫会長(当時社長)の発言の意図を理解してなかった。

豊田章夫会長は、中国からレアアースの輸入制限を受けてプリウスの生産が止まった時に、EVは普及しない事を理解されてる。

つまり、資源開発と資源量を計算して、世界中の車をEVに置き換えれば、幾らのレアメタルやレアアース、また既存のバッテリー技術と水素と発熱の関係などを当時から懸念していた。

ポルシェやヒュンダイのEVが火災事故を起こして、話題になった事があった。

韓国製のバッテリーが悪い訳ではなく、プリウスでも摂氏40℃と呼ばれる熱を排気して冷やす事で、摂氏4~27℃前後の温度で管理してる。

発熱が始まると急速に熱を持って加熱するので、バッテリー量を30~80%の充電量で管理するハイブリッド車の方が、発火の危険性は大幅に下がる。

子供の頃からコイル巻いて大量に電力消費量を上げて、モーターのパワー上げて遊んでいたような人達なら、モーターが物凄い熱を持って加熱するのを知ってるんだよね。

銅線を巻いた位置で電力放出する事で速度コントロールをしていた45年くらい前のラジコン・カーだと、7.2Vのバッテリーで出力を上げ過ぎると、直ぐに充電量が減って動かなくなるのを知ってる人が多い。

子供の頃に勉強はしてるんだけど、実際にオモチャを使って遊んだ事がない人達というのは、物を作って遊ぶ楽しさを知らない。

そういう人達というのは、机上論だけで話を完結する。

豊田章夫会長のように、車を弄ってレースなどに出場して、車の性能や他社の車と比較したり、黎明期のクラッシック・カーなどを美術品として展示し、車のヒストリーを紹介してる人達とホリエモンの考えの差が、そうした部分で多く見られる。

僕はモノ作りが好きだし、鉄の溶接から溶断、鉄の歪み取りなどから多くの事を学んでる。

二つの金属を合わせて、炭素量をコントロールして、内側と外側で金属の硬さをコントロールするという高周波焼き入れ技術など、新しい技術にも滞りなく目を通している。

地球の温暖化の原因を CO² が原因とすり替えてるメディアの報道など…

最初に言われていたのは CO² 換算に直して、幾らの CO² 排出量に相当するという報道だったものが、CO² が地球温暖化の原因だという風に言葉が入れ替わっている。

CO² 換算として CO² を減らす必要があるのなら、排出も含め樹木の伐採が最も CO² を増やす原因になる訳だから、小池百合子のやってる都庁政策は、太陽光発電装置を据える代わりに緑を減らす訳なので、温暖化の方に貢献する事をやってるんだけど、誰も異を唱えないのは何故?

世の中の環境派とか言ってる連中というのは、阿呆が多いんだよ。

家畜の排出するメタンガスが最も温暖化に影響してる訳だし、1970年代に急激に温暖化した原因の一つが、フルオロ・カーボン。

金属の加工にはハロゲン物質の蛍石が大量に使われる。

このハロゲン物質は、フルオロ・カーボンを排出する。

エアコンのフロンガスなど、車のスクラップと鉄のリサイクルが増えた時期と重なる事から、温暖化の原因の殆んどは、1970年代から1990年代に掛けて行なわれたフロンガスが原因なんだよね。

フロン1kg の CO² 換算量は、CO² の約1ton に相当する。

こういう風に理論的な数値で説明する必要があるのに、誰も正しい意見を言う人達が居なくなった。

石油の代替燃料として、藻類を使った代替石油が見付かった事で、石油利権が成り立たなくなるのが分かってから、脱炭素が叫ばれるようになった。

1990年代に、ボツリオコッカス・ブラウニーの研究が始まってる。

日本は表立ってボツリオコッカス・ブラウニーを前面に出した石油代替燃料の政策を出していない。

脱炭素だけではなく、石油利権を潰す原因になる藻類による代替石油の生産農場が完成すると、1ヘクタール当たり118トンの人工的な石油代替品の生産が可能になる。

これが全世界に広がるとリッター10円前後で、石油が取り引きされるようになるんだよね。

EVの推進が正しいとかメディアの情報に乗せられてる人達の多くは、自分の頭で物事を考えて理解してないということ。

つまり、豊田章夫会長の発言が、8年近く正しい事を言っていた事になる。

トヨタは、水素で燃料電池車両を作ったりしたけど、実は水素の減少が最も地球を温暖化する原因になるので、水素自動車よりも原発を発電して路面電車などを走らせるのが、一番地球にやさしい公的交通機関の運用になる。

ボツリオコッカス・ブラウニーなどの藻類の代替石油を作って市場を拡大する方が、他国も経済が活性化するので、利権を一つ一つ整理して、各国の経済規模や技術の規模にあったリサイクル環境を作る方が、世の中には悪い影響は少ない。

宇宙開発が最も地球の温暖化に影響してる事も意外と言われないんだけど、水素の減少は地球の大気に穴を開ける事で起きるので、宇宙開発は辞めた方が良いんだよね。

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