1965年当時の FRANCE GALL の多言語化レコーディングが凄すぎる

元々はフランス語の歌謡曲なんだけど、この曲を作った人は、エルメスのバーキンでも有名な女優で歌手のジェーン・バーキンの彼氏さん?(事実婚の元夫)のセルジュ・ゲンスブール。

ジェーン・バーキンは今年の7月16日、弟が死んだ命日と同じ日に亡くなっている。

76歳だったらしい。

ちなみに弟は53歳。

原曲のフランス語からの派生した他国語バージョンをどうぞ。

18歳の時の映像。

こちらは、最初にイタリア語で歌っている。

こちらはドイツ語。

こちらはたどたどしい日本語の発音のバージョン。

初代のマルチ言語で歌うアイドル歌手の始まりみたいな人なんだよね。

5年前に70歳で亡くなっているので、当時のフランスの演芸文化が世界でも秀でていた事を物語っている。

フランス・ギャルは、日本でもカヒミ・カリィなどが英語をフランス語っぽく真似て歌ったりしてるので、欧州ポップスの中でもアメリカン・ポップスに近いアレンジがウケて世界中でヒットしてる。

この当時の日本の人気ロックバンドだったキャロルの売り上げが5万枚だった時代に、日本でも20万枚をセールスしてる。

ちなみに日本人も麻丘めぐみなど、当時のアイドルがカバーを歌っている。

中尾ミエさんと弘田三枝子さんが最初にカバーしてる。

その他にも石野真子や石川ひとみさんなども歌っているので、昭和世代のアイドルに好まれたみたいですね。

ゲンスブールさんは、フランスの有名なアーティスト兼映画監督なので、ジェーン・バーキンとのデュエットソングなどもある。

ジェーン・バーキンのヒット曲で1999年の田村正和主演のTBSドラマ「美しい人」の主題歌にもなった無造作紳士。

ジェーン・バーキンの L'aquoiboniste (アクアボニスト)「面倒くさがり屋」「どうでもよい」という題名の1978年の名曲ですね。

歌詞の冒頭は、こう言ってる。
彼は、めんどくさがり屋の道化師
何が良いの?
何が良いの?…って、いつも言う

おそらく、ジェーン・バーキンなんて知らない世代の人達が、エルメスのバーキン(バッグ)の話をしてる女性も多いんだよね。

ちなみにフランス語を話してますが、バーキンさんは英国のロンドン生まれです。

ラテン語などは、L や Y に H などの頭文字を発音しないので、HOTLEはオーテルのような発音になる。

ちなみに、ピエール・バシュレのエマニエルとアクアボニストって、似てるよね。

エマニエルの方が1974年で古いので、アクアボニストの方がパクリなんだけどね。


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