スプリット・ピストンという面白い発想

2サイクル・エンジンのピストンの動きを1回転で2回上下させるというアイデア。

爆発の後で排気バルブが開くとコネクティングロッドをクランクケース内のカムシャフトで押し上げて排気ガスを押し上げる仕掛け。

当然だけど、コネクティングロッドにスプリングがないと、バルブのサージングと同じように、ピストンが暴れる現象が高回転では起きるだろう。

発想は、面白いよね。

通常のピストンは下に降りて、掃気を行ない排気を手助けできる。

この方法ならユニフロー式と合わせて燃料を直噴するだけで良いので、小型車でもディーゼル・エンジンなどに流用できる。

実際には、大型のトラック用のディーゼル・エンジンに使用されてる。

映像のものは、オーバーヘッド・カムシャフト式(OHC)のバルブ開閉式になってるけど、このタイプであればヘッドを排気バルブだけにして、吸気ポートは掃気式で、吸気した空気を上に押し上げて送り込めば、燃料の直噴装置だけで良くなる。

ディーゼルでもガソリンでも、どちらでも使える構造なので、2サイクル・エンジンの復活もあり得るかも。

特に、LPGなどを燃料として使用する場合、圧縮比を高めに設定して点火プラグで着火すれば良いので、プッシュロッド式のオーバーヘッドバルブ・エンジン(OHV)の方がエンジンの重心を下げられるので安定感も生まれる。

バイクでもスプリット・シングル式の一つのクランクシャフトにピストンを二つ繋いで、片側を吸気で使用し片側を排気専用にする掃気式の吸排気循環を持つバイクが70年以上も作られていたけど、趣旨は同じ発想だよね。

ユニフローの良い点は、完全燃焼な訳だけど、高回転のエンジンでは、吸気と排気が混ざるという点でCO²も含むので、燃えないガスがシリンダーに残るという部分を解消してくれる。

実際には、排気循環は必要ではあるけど、一度、外の循環装置に戻して一酸化炭素のみを排気還元する仕組みを作らないと意味がない。

船の排気ガスを見れば明らかに、大量の煤を排出してる。

窒素酸化物だけではなく、一酸化炭素も含まれてる。

自動車では、三元触媒を使用して、これらの物質を重金属で排ガスを加熱して燃やすことで、排ガスをクリアにしてる。

考えてみれば、水素と一酸化炭素は木炭エンジンでも分かるように、燃料として二次利用できるのに、排ガスをクリアにする為にシリンダー内で完全燃焼せずに外で燃やしてる。

マツダは、排気バルブを遅く閉じる事で、不完全燃焼のガスを呼び戻して吸気ガスを強制的に入れて4.5サイクルとして排気ガスを燃やす事で、三元触媒がなくてもクリーンな排ガスが排出される仕組みを作ってる。

ホンダのCVCCも予備室で、一度、燃料を燃やして、シリンダーに入る薄い燃料の吸気ガスを完全燃焼させるというアイデアだった。

リーンバーン・エンジンの考えは、薄い混合気を完全燃焼させるというモノだけど、それならいっそ、焼玉エンジンのように、先に燃料を空気を遮断して加熱すれば気化するのでガスが燃えやすくなる。

圧縮比を上げて吸気圧縮した空気に直噴すれば、爆発しやすくなる。

今のディーゼル・エンジンの燃料噴射装置が、それに近い感じだろう。

圧縮した空気に、更に圧縮した空気と燃料を高圧で押し込んで燃やすという仕組みを利用してる。

トラックでは、ほぼこの手のコモンレール式の高圧燃料噴射装置が当たり前になってる。

殆んどが、船のエンジンで使われてる技術だったりする。

僕が16歳当時、既に漁船の多くは、燃料直噴式のインタークーラー付きのターボ・ディーゼルが当たり前だった。

その当時、日産のパルサーが始めてターボ車を発売した頃なので、40年くらい前は、自動車というのは、エンジン技術では船舶に大きく遅れていた事が理解できる。

熱効率でも、圧倒的に漁船のエンジンの方が優れていた事が理解できる。

その当時、いすず自動車のアスカという車だけ、ディーゼル・ターボを搭載して販売してた筈。

船と自動車では、少なくとも20年以上もディーゼル・エンジンの進化の過程に開きがある。

船舶では、航空機に次いでターボが取り入れられてる。

インタークーラーも初めから搭載してる。

自動車では、1985年以降からインタークーラーを搭載し始めているので、海外の自動車からの技術を盗んで、猿真似して発展してる傾向が強かった。

1990年くらいまでの日本の自動車は、ある意味、技術的には大した事はなかった。

シャシーやエンジンの性能が飛躍的に向上したのは、1993年以降辺りからだと思う。

ホンダのNSXなど、一部の車両は優れたエンジン・マネージメントを持っていたかも知れないけど、燃費性能を度外視した車が殆んどだった。

カタログデータは、参考にもならなかった。

僕の乗っていたGX91のチェイサーなど、リッターあたりの燃費など、街乗りで5~6km/ℓほどだった。

トヨタの車とか色々と乗ったけど、良かったのは、COROLLAⅡの姉妹車のターセル VZとセラとかは、意外と燃費がカタログ値に近かった。

マジェスタやアリストなど、色々と乗り換えたけど、意外と良かったのは、4ℓの初代マジェスタとアリストだけ。

マジェスタは、意外と燃費が良かった。

キャデラック・セビルが燃費が良かったように、大型車には大型のエンジンを搭載してる方が燃費が良い傾向がある。

日本車のカタログ・スペックの多くは、信用できないものが殆んど。

セビルは、FFだった事なども影響してると思う。

革新的なアイデアを商品化する為には、カタログ・データよりも実際の性能を見た方が良い。

普通に考えれば、2サイクルエンジンは、4サイクルエンジンよりも燃費が悪くなるのは、当たり前の事なんだよね。

1回転で一回爆発する2サイクル・エンジンと2回転で1回爆発する4サイクル・エンジンでは、爆発の回数が違ってくる。

その他にも吸気ガスが排気ガスを押し出す際に流出するので、余分な吸気ガスが排気側にロスをするのが弱点だった。

オイルに関しては、ドライサンプを使えば問題ないので、消費量もある程度は抑えられる。

2サイクル・エンジンは、4サイクル・エンジンよりも小さいエンジンで高い出力を得られるので、小型車の動力には向いてる。

原子炉の稼働率が上がれば、石炭や褐炭をジメチルエーテルとしてガス化する事で、LPGよりも高い温度(‐23.6℃)で液化ガスを作れる。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jie1922/65/6/65_6_394/_pdf/-char/ja

褐炭をジメチルエーテル(DME)化した実験内容。

340億トン、600年分の日本国内に眠る褐炭の利用法で、ガス化して自動車の燃料として活用するのは、悪くない選択になる。

地球が温暖化してる内容で、CO²が増加した分だけ気温が上がってるのか?なんて実際には検証はできない。

地球の水素の量や他のメタンなどのガスとの比較もされてないのに、二酸化炭素がどれくらい温暖化に影響してるのか、実際には、検証できないものが山ほどあるのに、CO²排出量が地球を温暖化してる原因だとする内容。

人為的な温室効果ガス排出量のデータ

もし、地球温暖化の原因がCO²だとするなら、1℃上昇するのに、どれだけ影響してるのかを説明する義務がある。

見ても分かるように、フルオロカーボンとメタン(CH⁴)の量が近似値なので、これらのガスの影響の方が遥かに高いということ。

次いでに増えてるもので、N₂O(亜酸化窒素・一酸化二窒素)がある。

つまり、温暖化の話は、誰も検証できない事を意味してる。

本当にそう思うのなら、全ての国が経済活動を辞めれば、直ぐに地球は氷河期に入ると思うけど、極論として、人間がすべて消えれば地球の温暖化が止まると言ってる訳だよね。

本気で地球温暖化がCO²排出で起きてるのなら、全ての人類が自殺して、罪を償えば良いんじゃないって思うよ。

経済活動も辞めなければ、製造も辞めないんだから、売り手も買い手も誰も地球の温暖化なんて、気にもしてないのが分かるよね。

フロンの値が上がってるのは、金属を加工する際に使用するフローライト(蛍石)の量が増えてるから。

むしろ、鉄鋼産業の鉄の使用量が増えてる事の方が問題なんだよ。

その理由は、風力発電を作ったり、高層ビルを作ってる事が原因だよね。

全て人の欲なんだけど、その辺には誰も言及しない。

みんなが公共交通機関を利用して、自転車に乗って移動したとしても、鉄を作るプロセスのフローライトの使用量が増えてる訳だから、温暖化はCO²を減らしても止まらないと思う。

なるようにしかならないんだから、原発を稼働して石炭を燃料に変えて燃やしまくった方が、人間が早く居なくなるんだから、温暖化が気になる人達は人を殺しまくった方が良いだろう。

戦争で大勢の人を殺しても何も変わらない事は、今の人口増加率でも理解できる。

なので、内燃機関を維持して経済活動を続けた方が、今いる人達は幸せになる。

日本に燃料がないというのは嘘だと判明した訳だし、年間8兆円も海外に必要以上のお金を捨てる必要性もない。
※ ナフサを作る分の量として、2兆円分(3620万kℓ)ほどあれば良い

原発を稼働して、褐炭などの粗悪な燃料をガス化して燃料として利用すれば、都市ガスの代わりにもなるし、中東の国々の争いも収まるでしょう。

褐炭のガス化技術は、トルコや東欧諸国に技術供与する事で、多くの国が自国生産の液化ガスを利用する市場ができるので、ガスを燃料に使用する自動車が作られるようになる。

もし、本当にCO²が増加してるのなら、ボツリオコッカスやユーグレナのようなCO²を吸収する藻類の燃料が吸収するので、実は、それらの植物が吸収するCO²が現在、足りてない状況だという事を理解しよう。

つまり、CO²で本当に温暖化するくらい危険な状況なら、石灰水の濁りやカキ殻などの成長速度が促進されないと嘘になるんだよね。

データ的に示してる内容も、気体全体の0.5%くらいの話なので、実際には地球全体で採取して調べた訳ではない。

むしろ関連性は、ないと思って間違いない。

あったとしても人類が滅びるだけの話なので、地球にとっては良い事だろう。

SDGsとか謳ってる人達には、消えて欲しいよね。

風力発電とか全く役に立たないどころか、鳥獣に多くの被害が出はじめて、開発を辞める自治体も出始めてる。

環境云々、原発反対を進めてた連中の多くがやってる事の方が、他の生態系まで壊してる現実問題。

風力発電と太陽光発電は、本当の害悪だよね。

二酸化炭素なんて、屋内の農業施設を増やして、わざわざプランターに人参やジャガイモを植えて、緑色のCO²の石油から排出された炭酸ガスを与えて、輸入野菜などが作られてる事を皆んさんは知ってますか?

畑で作られているとは限らないということ。

それを食べても、みんな健康上の被害なんてないでしょう。

コカ・コーラなんて、50年以上前の 5~6歳くらいから飲んでるけど、コーラの炭酸で中毒を起こしたなんて無いからね。

津村の温浴材のバブとか、普通に石油から精製されるCO²で作られてるものだけど、女性の人ほど使ってるので、使用してる人の多くが環境派を訴えてる人達だったりするんだよね。

下らない環境運動とかに夢中になるくらいなら、機械の仕組みとかを覚えて、どういう風にしたら完全燃焼する方法があるかなどを考えたり、石灰水の作り方でも覚えて、大気中の二酸化炭素が増えて水が白く濁ったら二酸化炭素を吸収してる訳だから、そういう装置でも作って実証して欲しい。

大気中の二酸化炭素で白く濁るほど、大気中には二酸化炭素は排出されてないけどね。

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