えんぴつ
いつぞやのニュースかTwitterのトレンドかで、小学校の先生が、小さくなった鉛筆を使い続ける子に、「そんな小さい鉛筆は捨てなさい」と強制的に捨てさせたみたいな話があった。(うろ覚え)
私は鉛筆も色鉛筆もちびっこくなっても使い続けるタイプなので、その小学生に同情した。
いや、先生が言いたいことは分かる。小さい鉛筆を無理に持とうとするとタコが出来やすいかもしれないし、きれいな字を書きにくいかもしれない。
でも、鉛筆や色鉛筆というのは、削ってきたぶん年月を一緒に過ごしているのである。いわば、一緒に勉強・修行してきた戦友なのだ。だから、気づいたら愛着が湧いてしまって、そんな、ゴミ箱に無慈悲に捨てることなんてできない。
だから、先生は「捨てなさい」ではなくて、「小さい鉛筆をどうしたらもっと活躍させてあげられるか」を一緒に考えてあげればよかったのだ。
たとえば、長い補助軸をつける。
こちらのナガサワ文具さまのブログで紹介されているものは使いやすそうだった。
ただ、安易に買うのを勧めるとご家庭によってはちょっと嫌な顔をされるのかもしれない。最近の教育現場の事情はわからないが……でも案を出すだけなら……ダメなのかな〜。
買うのが難しかったら、短くなった鉛筆や色鉛筆のおしりどうしをくっつけて使うという手もある(実は私はこれをやっていた)
これの難点は、つなぎ目を持つと折れやすいことと、セロテープの場合、上手く巻かないとすぐ抜けてしまうのである。
私が欲しいのは、Tsunagoという鉛筆削りだ。またナガサワ文具さまの紹介記事を引用させていただく。
これを読んでくださっている方は、ロケット鉛筆はご存知の世代だろうか。先頭の芯が丸くなったら、押し出して新しい芯を先頭に持ってくるシステムの鉛筆だ。色ペンバージョンもある。我ながら説明が下手くそである。
私が学生のとき、「シャーペンはダメだけどロケット鉛筆はOK」みたいな緩い規則があって、よく愛用したものだった。あれ、楽しいんですよ。
そんなロケット鉛筆が、この鉛筆削りで自作できるのである。材料はちびた鉛筆!
単純な私は、小学校のクラスにひとつ置いておいたら楽しいんじゃないかなとか思ってしまうのである。子どもと遊んでみたいな〜。
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