ウルル『エアーズロック』約1500km自転車trip Way to Uluru. 序章編
ここでは2014年にウルル『エアーズロック』まで自転車で旅した時の話をその当時の日記をもとに書いていきます。それでは2014年10月に時を戻して旅していきます。
・登場人物 当時のオレ 26歳
・ウルルUluru またの名をエアーズロック オーストラリアの中心にある世で 二番目に大きい一枚岩。オーストラリア先住民にとっては神聖な 場所。世界の中心とも呼ばれる。
序章
2014.某日
ことの始まりはあるサーファーの友人からの提案だった。
友人の話を聞くとウルルまでの道のりを自転車で一緒に旅をしようと友人が話を持ちかけてきた。
スタートはアデレードをスタート地点で考えているとの事。
話を聞いたときは楽しそうじゃん!と思ったが、距離を調べていくと決して楽しい旅ではなさそうだ。
アデレードからウルルまで距離にして約1600km.
そして道のりはほとんど一本道の乾燥地帯。
んー恐ろしい案が出てきたものだ。
しかしなぜかノリだけで行けると思った俺は即オッケーの返事を出してしまった。
いつもは100%サーフィンありきの旅しかしなかったから、サーフボードを持たず、しかも海からはるか遠ざかる内陸の乾燥地帯を自転車で旅をするという事がとても新鮮に感じたのだ。
それから数ヶ月かけて計画を立てて準備する事になった。
それから数ヶ月が過ぎた頃、一緒に準備を進めていた友人が急遽日本に帰国しないとけなくなり、準備も進めていたこともあり、一人で行く事にした。
この時点では計画をやめて一人で違う旅に行く事も可能だったがなぜかそれは選択せずに自転車の旅を選択したのだった。
今思うとなぜこの時計画をサーフトリップに切り替えなかったのか謎である。
そうして数ヶ月かけ距離やルートを調べ、そして持っていく荷物や食料、水はどのくらい積めるのか、1日で必要な水は何リットルか、一日自転車でどのくらい進めるのか、自転車のパンク修理やチェーンが切れた時の対処法などを準備して計画を進めていった。
そして日にちは2014年10月、自分の27歳の誕生日にウルルに到着するように合わせて出発する事に決めた。
出発地点は変わらずオーストラリアのアデレードである。
to be continued .