<第2回>相手の条件はゴールイメージから逆算して優先度をつける
どんな人に出会いたいのか明確に(その時点でできる限りは)しておくと、お見合いするのかしないのか、また会うのか判断がスムーズになります。そのために、まずは結婚の目的と結婚後に想定する生活を考えました。
私の結婚の目的
・仕事以外の精神的な拠り所を作る
・心身、物質の両面で安定した基盤を作る
そのうえで、この2つが満たせる生活がどんなものか想像しました。
・日々会話がありトラブルが少ない関係
・共働きで家事負担が平等
・どちらかが失業しても収入がある
・お互いを高めあえる
そして、この生活に適した相手の条件を重要な順に並べます。
優先度:高
1つでも欠けると成り立たないと考える条件です。私は喫煙されると心穏やかに暮らせないので優先度を上げていますが、そうでない人は下げたら良いと思います。お酒もそうですね。
・日常的に飲酒しない
・禁煙
・50万円以上の借金がない
・ギャンブルしない
・すぐ怒らない
・定職に就いている
・話しかけたことに対して反応してくれる
・精神、肉体共に健康
優先度:中
これがあると目指す生活の実現により近づく条件です。優先度高が減点項目なのに対し、こちらは加点項目。
・好奇心が強く行動的
・努力家
・気持ちが若い
・平等の意識
・最低限の論理的思考力
・相手を思いやれる優しさ
・自分と異なる考え方、多様性を受け入れられる
優先度:低
ただの希望です。私の夫は実家暮らしで家事の経験がありませんでしたが、洗濯も圧力鍋の炊飯もすぐできるようになりました。人は変われるので、直せる部分はあまり重要ではありません。
・休日や夜遅くまで働かない
・実家暮らしでない
・Uターンの予定がない
・家事をメインで担当してくれる
・食べることが好き
・清潔感のある外見
・髪の毛がある
・自分の意見を率直に言える
・愚痴をこぼさない
後で条件が変わることもあるが、最初にゴールをイメージしておくことが重要
実際にお付き合いを始めると、ここに挙げた以外の譲れない条件が出てきたりします。私の場合は、食事中にくちゃくちゃと音を立てる人に耐えられず終了したことがあります。言っても取り合ってくれなかったのが一番の原因ではありますが。
でも面白いことに、夫のテーブルマナーもあまり良いほうではありませんでした。ただ、彼は言えば直してくれる点が違いました。条件を個別にみるとだめでも、トータルでみたらOKということはあるのです。
ゴールイメージがあると、色々と思うところがあり判断に迷ったとき、それが自分の求める生活において重要なのかどうか、立ち戻って考えることができるのです。