冬のケア 〜自然に寄り添う健康法〜

東洋医学では体の生命エネルギーを蓄える大切な器官が『腎』です。
体の中のバッテリーのような存在で、泌尿器系や生殖機能を司ります。

冬は、私たちの体の中の"腎"が一番弱くなる季節です。

自然界を見てみると、木々は葉を落とし、動物たちは冬眠に入ります。

この時期、人間の体も同じように動きが鈍くなってくるのですが、

これは体が大切な"腎"を守るための賢い仕組みです。

"腎"は冷えが特に苦手。

だから冬に活発に動きすぎると、体内に蓄えている大切なエネルギー（腎精）を使いすぎてしまって、体力を消耗してしまうことがあります。

春を元気に迎えるためにも、
冬は"腎"のケアが大切になってきます。

具体的には、体を冷やさないように気をつけて、無理のない範囲で過ごしましょう。

自然のリズムに合わせて、冬はゆったりとした時間を過ごすことで、
体の中の"腎"も元気になります。

アロマバス、3首を温める、ホッカイロの利用など工夫してみてね！