雷に救われた夜
昨日の夜の騒動から今晩が初めての通話。
少しだけ緊張した。
LINE来る間も不安がたくさん。
ブロックされてないかとか確認しちゃう。
通話の最初はお互いの間に何かがあった。
恐る恐る言葉を交わす。
通話越しに雷が聞こえる。
「雷やばいわ」から始まって、ゲリラ豪雨だと知る。
「音聞こえるよ、かなり鳴ってるね」って少しずつ会話の間が軽くなってきた。
まだ私の中では緊張でドキドキ。
ひっそり澄ますと、いつも聞こえていた煙草を吸う息遣いが聞こえる。
あー、懐かしいなって。
そんな一瞬でも私には大切なひとときに変わりない。煙草を吸う息遣いすら愛おしい。
彼から「この動画みて」とリンクが送られて少しずついつもみたいな空気感に。
その動画を見た後、ふとアルバムをタップ。
彼の自撮りや2人の写真、付き合って間もない頃に彼から貰って、嬉しかった愛だらけのLINEのスクショたち。
じーーーんとした。
こんなにも幸せで愛されていることを改めて実感。
愛されてる自信しかないじゃん。ほんとに。
私はどうして悪い方に視野を狭めてしまったのか更に反省。
本当に好きだなって。大好きなんだなって。
アルバム覗いてる時少し涙が出たのは彼には内緒。
少しずつ大切な欠片をまた拾って修復していく。
大事に大事に本当に慎重に。大切に。
これを書いてる今は、通話越しに彼の寝息を聞いています。
喧嘩すると散々怒ってくるのに落ち着いたら悔しいほど愛おしい声。
何が起こったって私は彼を肯定する。彼の味方。
ずっと変わらない。
久しぶりに安眠できそうです。
初心の景色をみることも大切だね。
遠距離恋愛、本当に楽しいね。