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ヴィジョン革命16
第二十八章 移動は発掘
意識の営み
体験その205~212
第二十九章 案内人の目的
二足歩行の白猫
体験その213~221
第二十八章 移動は発掘
意識の営み
ヴィジョン革命シリーズを書いて気づいたのは、地上での出会い、出来事、経験を、思っていた以上に夢見の体験の例えに使い、代用していたこと。いくつかの支離滅裂の夢では、知らないことを知るために、意味不明として表現していたのではないかと。体験の理解を補うように、人生経験で判断していると、思考の癖が垣間見れたりする。当時の捉え方に欠けている部分があり、12感覚をフルに使っていなかった。
「生きている」と自覚している意識は大きく二種類あり、こうして文章を書いている肉体に意識がある自分と、肉体から出て変性意識状態の自分がいる。この覚醒時と睡眠を含めた変性意識状態を行き来し、お互いの意識に影響を与え、反映され、反転することもあるのは、「意識の営み」と言える。意識の筋トレを続けていくと、体験に繋がり振動速度が上がってくる。そして、意識の営みで自己想起ができることも付け加えておく。
夢見でも地上でも感情体験は欠かせず、多くの場合、人間関係から始まる。おまけに、人と関わると傷つくことがある。それは感情体験の一つなのだけど、環境や価値観の違いで摩擦が生じるのは当然であり、ほとんどは相手の反応が予想と違ったことで、エゴが傷つくのだ。相手への期待は、自分が勝手にしていることだし。そこで傷ついた自分をどうしますか?という話になるけど、自分の機嫌を直すには、自分しかいない。
精神世界で様々な知識を知ってはいるものの、ほとんど実践しない人たちが結構いる。本を読んだり、資料を集めたことで体得した気になり、その先へ進まないという特徴が見られる。例えば、講座で質問するという行為が目的で、応えてもらうと満足して終わる人たち。応答は試せることなのに、ここで怠け者になってしまう。上への梯子の蘊蓄は語れるけど、行動に移さないために、どこへも行けず、何も来ない。わたしは実践しないと理解できないので、知ったら試す。試さないと何も始まらないから。わたしが言い続けている「コツは毎日コツコツと」は基盤を作り、自分を知る道へ続きます。
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