環境倫理を考える
あおばさくらこです
環境問題は人類にとって永遠のテーマ。
絶対にこれが正しいという答えはない。
かならずどこかで、バランスをとる必要があるからです。
家を一軒建てるにも、少しの木を切ったり、草を取り除く。
建てた後に新たに植樹する事があるけれど、元の木は切られてしまっている。
ただ、自然環境を保護することに、あまりにも神経質になるのは精神衛生上よくないと思う。
森を歩いていても、知らない間にアリを踏んでいるかもしれないのだから。
全ての木も虫も動物も、増えることだけが良いことではない。
狭い場所に同じ虫が増えすぎたら、エサは足りなくなる。
自然開発で大事な事は、
①やりすぎない事
②先のことを考える事
先のこととは『今』ではなく、数年後、数十年後の事。
これから生まれてくる人間が困るような開発はしてはいけない。
森を開発する時に、クマや猿など動物の心配をする人がいる。
とても心優しいし、困った動物の姿が想像できるのはとても素晴らしい事。
人間の都合で絶滅した動物、
又は絶滅の危機になっている動物がいる。
人間は地球の生態系の一部なので、
人間の都合だけで物事を運ぶのは間違っている。
私が一番心配するのは自分自身の事。
木が少なくなれば地球は暑くなる。
二酸化炭素を吸って酸素を出してくれる木は、私にとって天然の酸素マスク。
天然水を地下に蓄える豊かな森は、多少離れていても私の生活を豊かにし、守ってくれる。
総合的に考えると、良い環境は自分のためになる。
環境についての考え方は
①良い環境で生きたい、良い環境を子供達に残したいという純粋型
②土地を開発してお金儲けをしたいという利益型
大きく分けるとこの二つがある。
環境倫理を考える時、両者は目指しているものが違うので、考え方は決して交わらない。