オランダ お得に美術館
オランダの楽しみ方として、外せないのが美術館巡りです。
オランダは世界的に有名な芸術作品の宝庫であり、フィンセント・ファン・ゴッホやレンブラント、フェルメールといった巨匠の作品が数多く展示されています。これらの作品を目の前で楽しめるのは、美術ファンにとって大きな魅力ですよね。
しかし、オランダの美術館はもちろんそのクオリティに見合うだけの入館料が設定されており、平均的な入館料は15〜20ユーロほどになります。例えば、アムステルダムにある「ゴッホ美術館」や「国立美術館(Rijksmuseum)」などの有名美術館もこの価格帯に位置しています。観光中に複数の美術館を巡りたいと考えると、費用がかさんでしまうこともしばしばです。日本円にすると一度の訪問で3000-4000円となる場合もあり、思い切って回れません。
私がおすすめしたいのが、オランダの「ミュージアムカード(Museumkaart)」です。このカードは、オランダ国内500以上の美術館や博物館で利用できるパスで、年間約75ユーロで購入することができます。このカードを使えば、何度でも美術館を訪れることが可能。たとえば、通常の入館料が約15〜20ユーロであることを考えると、たった4〜5回の訪問で元を取ることができます。
何より金銭的な引け目なく、素敵な美術館を回れるのは素晴らしいですね。見たい絵画だけ見て出る、、というような巡り方も可能です☺️
特に、アートに興味がある人やオランダ国内を長く滞在する予定の人には非常にお得な選択肢です。また、旅行中に美術館を巡りたいけれど費用が気になる方でも、ミュージアムカードを活用すれば気軽に訪問できるようになります。
ここで先に簡単にご紹介したおすすめの美術館に加えて、各美術館で展示されている代表的な作品についても触れていきます。
1. ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)
• 住所: Museumplein 6, 1071 DJ Amsterdam
ゴッホ美術館は、フィンセント・ファン・ゴッホの作品を世界最大規模で所蔵する美術館です。ここでは、彼の代表作である「ひまわり」や「星月夜」などを目の当たりにすることができます。また、「自画像」や「糸杉」など、ゴッホの多様な作風や心境の変化を感じられる作品も多く展示されています。ゴッホの生涯を辿りながら、その独自の色彩や筆致を堪能することができます。
2. 国立美術館(Rijksmuseum)
• 住所: Museumstraat 1, 1071 XX Amsterdam
オランダの国立美術館で、オランダ黄金時代の芸術作品が豊富に展示されています。特に有名な作品は、レンブラント・ファン・レインの「夜警」です。この巨大な絵画は、光と影のコントラストが美しく描かれ、レンブラントの代表作として知られています。さらに、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」も展示されており、静謐な日常の瞬間を捉えた彼の作風が際立っています。オランダの歴史と芸術を体感できる充実したコレクションです。
3. マウリッツハイス美術館(Mauritshuis)
• 住所: Plein 29, 2511 CS The Hague
マウリッツハイス美術館は、オランダ黄金時代の傑作を多く収蔵していることで有名です。最も知られているのが、ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」です。この作品は、少女の優美で神秘的な表情が特徴で、「北方のモナ・リザ」とも称されます。また、レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」も展示されており、写実的な描写と科学的な主題が印象的です。こちらの美術館では、質の高いオランダ絵画を間近に鑑賞できます。
これらの美術館で展示されている傑作は、どれもオランダの歴史と文化を深く理解する手がかりとなる作品ばかりです。ミュージアムカードを使えば、これらの美術館に何度でも訪れることができるため、一度の訪問では見逃してしまう細部にもじっくりと目を向けることができます。
ミュージアムカードの詳細や購入は、以下の公式サイトから確認できます。
• ミュージアムカード公式サイト:
オランダ旅行の際には、ミュージアムカードを活用して、これらの美術館をお得に巡り、世界的な名作に触れる貴重な体験を楽しんでください。
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