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UoPeopleでMATH1201を履修した感想
※2022年3月末時点の情報です。
UoPeopleでMATH1201 College Algebra (大学代数学)を履修した感想文です。すでにUoPeopleに入学済みで、今後同講義を受講する予定の方を想定読者としていますため、UoPeopleのシステムや独自用語の説明などは割愛しています。
受講した人間のバックグラウンド
数学レベル
一応理系だったため高校受験数学は数Ⅲ数C+αまで勉強していた。
生物系の学科だったため大学数学は一般教養科目の基礎の基礎レベルしか履修していない。
上記は◦年前の話のためほぼ頭から抜けてる。
英語力
一応TOEICは800↑とったことはあるが英語を使いこなせているというにはほど遠いレベルの英語力しかない……。
その他
子なし専業主婦のためかなりの時間を勉強に充てることができる。
受講後の変化
とりあえず高校時代に学んだ公式などは思い出せた。
ゆとり教育で勉強せずじまいだった複素数平面などを勉強できて自信が少しついた。
毎週抽象度の高い課題に取り組んでいたため、場合によってはInstructorに直接質問する勇気や抽象度の高い文章も諦めず読む気力がついた。
講義内容
範囲
おおよそ以下をやりました。
方程式の解
関数(n次関数、逆関数、合成関数、指数関数、対数関数、三角関数)
複素数(複素数平面含む)
大学代数学と銘打たれているものの、ほとんどは日本でいう高校数学の範囲だったので、各概念の理解や公式の暗記などにはあまり時間を割かずに済みました。数学は深堀りするときりがないので、あくまでこの講義を突破できる程度のレベルで、ですが。
課題・試験
課題は、「この数学の概念をどのように利用できるか」などを問う実践的な問いや結局何を回答すればよいのかわかりづらい抽象的な問いが多く、私は毎週ネタ出しと問題文の解読に手こずっていました。このあたりは大学っぽいと思います。
Graded QuizやFinal Examの問題そのものはそれほど難しくはなかった印象です。受験数学のような複雑な大問はなく、いかに学んだ式を使いこなせるかが勝負でした。私は一部範囲をさらえきれておらず数問落としてしまいました。
使ったツール・本など
大学からの指定教科書やツールに加えて、私は以下を利用していました。
参考書
とにかく私の英語力が怪しいので、某電子書籍のセールで買ったこちらの本を併用していました。公式をサクッとさらえるところが良いなと思って買ったものなので、一から学ぶ方にとって良いかどうかはちょっとわからないです。動画はあまり得意でない+時間もなかったので付属動画は一切見ていないです。
TeX表記の生成
課題提出の際、途中経過の式を書く必要があります。UoPeopleのテキストエディタではTeX表記が使えるので、私は以下の方法で変換していました。
簡単な式:以下のサイトで手描きして変換(Surfaceの画面上で指で書くと
いうアナログ手法ですが……)
複雑な式:iPadで手描き→jpegに出力して日本人学生Slackで教えていただいた以下のサイトでTeXに変換
クラスメートの中には一切TeX表記を使わずに2^(2/3)などベタ書きでディスカッション課題などを書いている学生も居ましたが、ピア評価する側としては読みづらく良い印象が持てなかったので、式はちゃんと整えたほうがいいと思いました。
図の生成
三角関数の利用方法やグラフの描き方など、図を描いたほうが説明が早そうなものに関しては、iPadでお絵描きして画像出力したものをぺたぺた貼っていました。
取り組み方とかかった時間
私はだいたい以下の順番で取り組んでいました。
先週の範囲や問題を忘れないうちにWritten Assignmentのピア評価を終わらせる。
Learning Guide とSelf Quizで範囲を確認する。
Written Assignmentを解きながらわからない箇所や公式を忘れた個所については教科書を読んでいく。
Discussion Postを投稿する。
Learning Journalを提出する。
Discussionの投稿を早くしてくださいとInstructorに言われていたものの、Discussionは抽象度の高い出題が多かったため、どうしても後回しにしてしまっていました。
厳密に計ってはいませんが、英文課題の理解やネタ出しに時間がかかった+時間に余裕がある環境というのもあり、一週間あたり十時間~十五時間程度かかっていた記憶です。
感想
大変という噂を聞いていたので緊張していましたが、実際大変でした。とにかく数学の専門用語の英語がわからないし、課題で何を聞かれているのかわからずに回答した結果、点数を引かれてしまったこともありました(そのあとInstructorに質問してようやく理解した)。数学どうのこうのよりも自分の英語力不足がもどかしかったです。ただ、私は厳しくも丁寧なInstructorに当たったため、その点はラッキーだったと思います。