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UoPeopleを卒業した

厳密にはまだ卒業証書の到着待ちのステータスですが、(2024年12月末、無事に卒業証書を受け取ることができました)おかげさまで、UoPeople卒業に必要な科目を揃え、GRADUATION REQUESTを出すことができました。2021年に最初のENGL0101を履修したので、3年間は在籍したことになります。

感慨深いです

外部からの単位移行を上限ギリギリまで行い、成績も良くも悪くもないといった着地ですが、妊娠や出産、現地就労などと並行しながら当初の目標であった『駐在帯同中にコンピューターサイエンスの学位を取得する』は達成できたので、今の自分にしては十分やれることはやれたと思っています。

UoPeopleでコンピューターサイエンスを学んで良かったこと

  • CPUの仕組みなど、普段の業務ではなかなか学ばない、プライベートでも後回しにしてしまいがちな、基礎的な部分からコンピューターサイエンスを学ぶことができた

  • コンピューターサイエンスを基礎から学んだことで、よくも悪くも「コンピューターサイエンスの学位を取ってもようやくこのレベルでしかない(より深い部分は専門性の高い選択科目の履修や大学院への進学、さらなる自学自習が必要である)」と認識できたため、技術に対する過剰なコンプレックスが少し解消された

  • 毎週強制的に課題の締切が設定されたことで、駐在帯同という職歴上はブランクとなってしまう期間にコンピューターサイエンスを基礎から学び大学を卒業するという客観的な結果が残ることを達成できた

  • 浅く広くコンピューターサイエンスの各分野を学んだことで、自分の中での得意不得意、興味を持てる分野と持てない分野について把握できた

  • コンピューターサイエンスに関連する英語の語彙が少しは増えた

  • (残念ながら現在は変わってしまったようですが)科目の履修タイミングについてかなり自由が効いたため、自分のプライベートの忙しさに合わせて大学の勉強に割く時間を調整できた


良くなかったこと

  • 一部外部サイトから取得して移行した科目について、正直なところコンピューターサイエンス学位を取得したと胸を張って言えるほどの理解ができたか疑問が残る(たとえばOSを外部サイトで取得してしまった結果、C言語を触ることなく卒業できてしまった)

  • 駐在帯同生活のなかでの完全オンライン学習は孤独感が酷く、モチベーションを保つのが難しかった

  • 入学時に必要とされる英語力が高くないぶん、入学後、自分の英語力不足から、テキストを読んだり試験を受けたりすることがかなり困難だった


反省点

  • 時間に余裕がなかったとはいえ、まずはある程度英語で読み書きできるレベルまでは英語を集中的に勉強して英語力を引き上げてから入学すべきだった

  • 日本の高校レベル+αだった数学を外部サイトで取得し、OSやDBをUoPeopleで取得したほうが恐らく自分にとってはよかった


まとめ

自分自身に反省することはあるし、大学そのものは安かろう悪かろうな面も多々あるため誰にでもおすすめはし難いですが、総合すると、今の私には合っていた勉強法、大学だと思っています。
ただ、個人的にはモチベーションを保つことにかなりの労力と時間を割いたので、私と同じような駐在帯同者で、英語に自信があり金銭的に余裕がある方であれば、現地の大学編入や大学院入学などを検討してもいいと思いました。

今後

大学での学び(と現地就労)を通し、英語と体力に課題感を覚えました。あれこれ手を出しても仕方ないので、まずは英語、特にスピーキングを勉強し直そうと考えています。UoPeopleと並行してオンライン英会話やカランメソッド、ESLなどいろいろ試してきましたが、結局英会話以前に自分自身でのインプット&アウトプットが必要と痛感したので、ひとまず英語のハノンを初級から地道にやっていくつもりです。
また、本帰国に備えて日本での再就職活動の準備も、できる範囲で始めていきたいところです。


最後に

自分には難易度が高すぎて心が折れかけた科目などもあったなか、UoPeopleを卒業できたのはXやDiscordなどでの日本人学生コミュニティのおかげです。本当にありがとうございました。


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