損か得か
私は色々な事をしている。
メインは音楽教室運営。
加えて、イベント企画や講演会、高校の講師、生き辛さを抱える方の居場所づくりやコミュニティの場をつくることなど、必要とされる場所があれば色々と関わっている。
『損得は最優先ではない』
と言いたいところだが、何かをするに当たり自分にとってプラスかマイナスかは考えている。
でも、この考え方もコロナ禍以降のことである。
20代〜コロナ禍以前は、依頼があればジャンル関係なく関わっていた。
それがボランティアであろうがなかろうが、必要とされているのであれば。。。
といった感じで全てを受けていた。
コロナ禍で本業の音楽教室やイベント事業が打撃を受けてから、ボランティアばかりやっているわけにもいかず精査するようになった。
例えば、市の合併浄化槽化についての会議に参加している。
数回会議にも参加したが、専門外も専門外で全くわからない。
国からの指示で実行する事は決定しているのに、何故、一市民を交えた意見交換会議をしなければならないのか不明。
次回からは断るようにしたいと考えた。
1回2時間程度の会議への参加で5.000円ほど支給される。税金の無駄だ。
ボランティアでも続けたいと考える事は、生き辛さを抱える方々の居場所づくりのみに絞りたいという考えに至った。
当事者と関わり語る機会が、今の私にとてもいい勉強となっている。
教室の生徒の中にも不登校や障害を持つ方がおり、その子たちの選択肢が増えるきっかけにも繋がると思うからだ。
駆け出しの頃は、自分を知ってもらうきっかけに繋がると考え色々な事に加担したが、10年以上が経ち、地元では十分認知してもらえるようになった。
お金は後から付いてくるモノだと思っている。
それは今も昔も変わらない。
ボランティアで参加した事がきっかけで、その後仕事に繋がるケースが多い。
最初から損得で判断していれば、得られなかったかもしれない仕事の方が多い。
『それって、何か得するの?』
と質問を受ける事がある。
要は、時間や労力の無駄ではないか?という事をオブラートに包んだようなセリフだ。
『今はまだわからない』
と返す時もあれば
『こういうことに繋がっている』
と、具体的に答えられる時もある。
会社員ではなく、個人事業主なので自由に判断できるが、出かた次第では予期せぬ噂話などに繋がるような気もする。
頭が良く無いので、経験してから判断したいタイプの私は、安請け合い体質で生きてきたが、しっかり精査して行く(仕事を選ぶ)と周りからもそう認識してくれるようになっていくのだと学んだ。
2024年は、ゆっくり自分のペースで歩めるようにしていきたいと考えたそんな記録。
まぁでも、イレギュラーな事が舞い込むのが私の人生な気もする( ̄^ ̄)ゞ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?