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[移籍]最新のニュース(チェルミティ、スモールボーン、パティーノ etc...)

こんにちは! プレミアリーグ開幕も刻一刻と迫っていく中、各チーム各々の補強方針のもとオフシーズンを過ごし、開幕を見据えての調整を行っています。そんな今回は、我らがチェリーズに関する最新の移籍関連のニュースについて書いていきたいと思います。

GKの入れ替えを断行

チェリーズはここまでクライファートファーヴルなど、将来を見据えたアタッカータイプの若手選手の獲得に奔走してきました。一方で、最新の移籍の一つとして挙げられるのが、キーパー陣の入れ替えです。少し前の話になりますが、若手GKのウィル デニスがスコットランド1部のキルマーノックへローン移籍したことが最初の動きとなります。22歳のイングランド人GKは昨シーズン後半をスロウ タウンに過ごしたのちにチームに合流しました。今回のローン移籍はプロチームへのローンを経験したことない彼にとっては大幅なステップアップになりました。

そしてその後、第2GKの枠に関して噂が上がりました。ニューカッスルのGKカール・ダーロウを£5Mで獲得する見込みとの報道です。32歳のベテランGKは2010年にノッティンガム フォレストに所属していた2010年に自身のプロキャリアをスタートさせ、その後はEFLの2クラブ(ニューポートとウォルソールの2クラブ)へローン移籍をし、2014年に当時プレミアリーグのニューカッスルへ移籍しました。移籍直後にフォレストへローンで移籍しますが、復帰後には2部降格の憂き目にあうも、降格後最初のシーズンにはチームの再昇格に守護神として大きく貢献します。その後もコンスタントに出場機会を得ていましたが、実力派GKのマルティン ドゥブラフカの加入によってポジションを失い、イングランド代表GKニック ポープの加入でさらに苦境に立たされ、冬にハルへローン移籍をしました。移籍先のハルでは一定の成果を収めチームに復帰しましたが、その後の余剰戦力に見込まれたためチェリーズが経験のあるサブGKとして彼に白羽の矢を立てました。しかしチェリーズと同様にダーロウの獲得を画策するライバルは複数いると報じられ、リーズが特に有力ライバルとされていました。レース中盤はチェリーズリードの様相を見せていました。しかしこの話題に関する報道はぴたりと止まってしまいました。その理由は、チェリーズがターゲットを変更したことでした。そしてその新たなターゲットはヨヌーツ アンドレイ ラドゥでした。結論として、ダーロウはリーズへ、ラドゥはチェリーズへ加入しました。

では続いて、前述にもあるラドゥについて詳しく書いていきたいと思います。ステアウア ブカレスト等の国内強豪のユースを経てインテルユースにたどり着いたルーマニア人GKは2015年にインテルとプロ契約を締結しました。その後はアベリーノへローンされますがなかなか結果を残せず、2018年シーズンのスタートには€9Mの買取義務付きのローン移籍でジェノアに加入しました。すると、第5節のキエーヴォ戦でベテラン守護神のフェデリコ マルケッティを差し置いてゴールマウスを守ると、そこから残りのシーズンの全33試合に出場し大活躍を見せました。シーズン終了後には買取義務の発生によりジェノアへ完全移籍しましたが、直後にインテルが€12Mで買い戻しました。その後再びジェノアへローン移籍しシーズン前半17試合に出場しましたが、いまいちなパフォーマンスでローンは打ち切りにされ、後半はパルマにローン(出場ゼロに終わる)。翌シーズンにはインテルに復帰し3試合に出場するも重大なエラーを犯したこともあり、22-23シーズンには再び構想外となりクレモネーゼ、オセールにローンされ計26試合に出場していました。今回のチェリーズへの加入は1シーズンのローンで£8Mの買取OPが付与されています。加入後早速アタランタとのPSM(●1-3)で先発出場・デビューを果たしました。

"フットボーラーはチャレンジすることで
心の内に秘める炎を燃やし続けることができるのさ"。

圧倒的な守護神ネトと元Man UtdでベテランGKダレン ランドルフとのポジション争いを前に、彼は闘志を燃やします。

ところで、このラドゥの加入直前にはチェリーズの生え抜きGKマーク トラヴァーズの1年間のローン移籍も発表されました。移籍先はチャンピオンシップのストークです。チェリーズがチャンピオンシップで過ごした直近のシーズンでは申し分ない活躍を見せリーグ最優秀GKにも選ばれましたが、プレミア昇格後は第2GKとしてやや頼りなさを露呈してしまい、ローンによる出場機会の確保が望まれました。初期の時点では、ミルウォールが関心を寄せていて獲得も近いという噂が上がり、ダーロウのチェリーズ加入を前提として完全移籍での放出という報道が出たためファンは落胆を隠せませんでした。しかしチェリーズがラドゥをローンで獲得するという有力報道が挙がるとそれに伴ってトラヴァーズのストークへのローン移籍が合意寸前というニュースが舞い込み、そのままメディカルを終え正式にストークが発表をしました。出場機会を確保したい彼にとってもチェリーズにとってもいいローンなのではないかと思われます。

GKに関する話題は以上になります。


チェルミティはエバートンへ

続いては少し前から話題のヤングスターに関する話題です。
スポルティングCPのFWユセフ チェルミティをチェリーズが狙っているとのことです。19歳にフィジカル型アタッカーは昨シーズンポルトガルのプリメイラ リーガで16試合3得点を記録。今夏は多くのクラブから狙われていまして、そこにチェリーズやエバートン、ウルヴスなどのプレミア中堅~下位のクラブも含まれていました。その中で約1週間前にチェリーズがウルヴスから1歩リードをとっていることが明らかになりました。

しかし、その後Fabrizio Romanoによってエバートンとのチーム間合意が明かされました。エバートンとの交渉はその時点でとても進んだ段階にあり、本日のTwitter(X)によると個人合意も完了しこれからメディカルチェックが行われるようです。移籍金は約£20Mといわれており、エバートンはまずまずと大金を叩いてティーネイジャーの獲得を完了させようとしています。ここにチェリーズが介入する余地はなさそうでかつそこまで優先度の高いポジションではないため、チェルミティの獲得レースは撤退とみてよさそうです。


中盤は誰に行くのか

さて、続いては補強ポイントの一つである中盤のニューカマー候補についてのお話をしていこうと思います。マーケットオープンから激しい獲得レースが続いているアレックス スコット(ブリストル C)に関する進捗状況が大きくかかわってくるこのポジションの補強ですが、スコットの他にも複数の名前が挙がっています。今回は直近で名前の挙がっている2人について紹介をしていきたいと思います。
まずはウィル スモールボーンです。スモールボーンはアイルランド代表のCMでユースからサウサンプトンに所属している選手です。特出した身体能力を兼ね備える選手ではないものの全体的にバランスが取れた選手で、ボール扱いに関してはプラスのツールを備えている選手です。昨シーズンはストークへ初めてのローンを経験し、43試合に出場するなどチームの中心的な役割を担い、試合経験も増したことで一層レベルが上がってように思われます。一方当初期待されていたような成長はまだできておらず契約も残り約9か月となる中、サウサンプトンはこの選手を換金できるときに換金したいという考えがあるようでチェリーズの他、フォレストや昇格組のルートンのターゲットにもなっているようです。現時点であまり進展はありません。


続いてはチャーリー パティーノです。アーセナル所属、ネームバリューはトップクラスのヘイルエンド(アーセナルユース)産超トッププロスペクトで、現在U-20イングランド代表へ飛び級入りを果たしているテクニシャンです。圧倒的なボール扱いのうまさとアジリティの高さで中盤を支配するレフティーは、昨シーズンチャンピオンシップのブラックプールで孤軍奮闘の活躍を見せました。37試合に出場し、初めてのプロとしてのフルシーズンでしっかりと活躍をアピールした一方で、今季のアーセナルではまだ出場機会の確保が難しく本人はこれ以上のローン移籍は望んでいないため、チームは飼い殺しを防ぐべく完全移籍での放出をまずまず高額な換金をもくろんでいるようです。獲得を画策しているチームとして名前が挙がっていたのはチェリーズ、そして昇格組のシェフィールド Uルートンでした。しかし最新の情報ではそのリストからチェリーズは外れていました。


FWはどうなるのか

前述でチェルミティの話をしましたが、最後にFWについてもう一度軽く触れることとします。チェリーズはサウサンプトンチェ アダムズにも関心を示しており、一方でキーファー ムーアのローン移籍も検討しています。アダムズに関しては獲得レースで争うライバルが多く、ムーアの交渉(対カーディフandストーク)はまだ超初期段階にあり今後のことは不透明ですが、FWにテコ入れしようという意思は見て取れるので注目です。

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました!

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