(全文無料)【ポケカ投資】バブル崩壊・投資冬の時代に取り組むべきこと①
はじめに
やあ。中田進だ。
いつも読んでくれてありがとう。
今日も読者の皆さんのリテラシー向上の一助となるべく、頑張って書くから最後まで読んでくれると嬉しい。
さて、夏のボーナスも終わり、去年に続いて2度目となった「ポケカバブル」も、今まさに弾けようとしているのでは?といった噂も聞こえるようになってきた。
このバブルの崩壊が明日なのか、1か月後なのか、1年後なのか(までいくと、本当にバブルなのか?と疑いたくもなるが、、)はさておき、いつかは必ず弾けることになる。
今回は、そんな冬の時代に実践すべき「地に足ついた投資」について、私の考えを読者に共有しよう。
シリーズ的に数回に分けて連載していく予定であり、今回は第1回となる。
ちなみに、前回お伝えしたような王道の投資も、まぎれもなく冬の時代に実践すべき「地に足のついた投資」であり、その意味では前回が第0回ということもできるだろう。まだ読んでいただけていない方は、先に目を通しておいて欲しい。
前置きが長くなりすぎても退屈なので、早速本編に移りたいと思う。
完全無料としているが、投げ銭・サポート機能は付けておく。投げ銭・サポートは非常に励みになるし、私はあなたのことを忘れないだろう。
また、サポート・ツイッターのDM/リプ等から質問は随時受け付けている。
サポートの質問には必ずお答えさせて頂くので、リテラシー向上へ向け、私を上手く使って欲しい。
それでは、本編へ移る。
冬の時代に実践すべきこと①
私が冬の時代に実施すべきと考えることその①は、「PSA鑑定」だ。
「なんだ、PSAか」と思ったそこの読者。回れ右せず、最後まで目を通していってほしい。例に漏れず、必ずあなたにとってNewな何かをご用意している。
何故、冬の時代に実施すべきなのか
PSAという言葉を聞いたことが無い読者はあまりいないと思うが、具体的に知らない読者は一定数存在するだろう。
ここでは念のため、ごく簡単に説明する。
PSAとは、トレーディングカード等の状態を評価する鑑定機関だ。
1~10までの10段階で評価され、10を獲得できればその市場価値は数倍になることが、昨今の取引実績より見えてきている。(後述するが、PSA10の取得難易度に応じて当然市場価値は変動する)
皆さんにも分かりやすくするため、不本意ながら女の子SRを例として採用するが、例えばメイのSRだと、通常約4.4万円程度のカードが、PSA10の評価を受けることで7.3万円の価値となる。
細かい説明は割愛するが、現時点だと3,300円~/枚で鑑定可能であり、鑑定の終了までに8か月程度を要する。この「8か月」というのが曲者であり、カードを鑑定機関に送るわけなので、鑑定中の8か月は当然売買不可能となる。
2次マーケットが沈む冬の時代に鑑定を受けておくことで、次にポケカの流通が活性化した際に売却可能な状態にしておく必要があるというわけだ。
これが、冬の時代に鑑定に出しておくべき理由だ。
どのようなカードを鑑定すべきか
では、どのようなカードを鑑定に出すべきなのか?
結論から言うと、「1. 高得点の取得難易度が高く」、「2. コレクション需要が高く」、「3. 傷が無く、劣化も少なく、センタリングが良い」カードである。
1. 高得点の取得難易度が高い
当然、取得難易度が高いカードの方が、高得点を取得した際の価値の上昇幅は大きい。
比較的新しいカードであるメイは上記の通りだが、PSA10の取得が最も難しいジャンルの1つとされる「旧裏 初版」で10を取ったミュウツーは税込260万円で取引されている。(非鑑定カードの市場価値は定まっていないが、美品でも高くとも20万程度だろう。)
では、「難易度」とは何か?
簡単に言うと、「高評価(PSA9.10)の獲得難易度」・「発見難易度」の総合値のことだ。
昔のカードになるほど製造技術も低く、また長い年月を経て劣化しているため、傷だらけのカードが多く、高評価を獲得することは難しい。
同時に、プレイ人口に応じて増減する発行枚数も当然昔のカードの方が少なく、かつ現代に至るまでに処分されたりしたカードも多いことから、現存枚数が少なくなる。そのため、発見する難易度も高い。
従って、原則、昔のカードの方が難易度が高く、よって、高評価を獲得した際のリターンも大きくなる。
また、環境にいたカード等、当時の使用頻度/流通頻度が高かったカードの方が、当然傷がつく機会も多くなり、結果、難易度は高くなる。
簡単にまとめると、難易度とは、概ね下記によって決まるといってよい。
いつ発行されたか?
何枚発行されたか?
当時どの程度使用/流通されていたか?
2. コレクション需要が高い
PSA鑑定品の購入者は、基本的にコレクターである。
従って、コレクター需要が高いカードを鑑定に出すべきである。
どのようなカードが良いか、簡単に考え方を述べた後、例示したいと思う。
一般に、コレクターは2種類に大別される。
ポケモン軸のコレクター
ジャンル軸のコレクター
前者は、ピカチュウのカードを集めている人や、リザードンのカードを集めている人のことである。後者は、「旧裏」・「デルタ種」・「☆」・「ひかる」等、特定のジャンルのカードを網羅的に集めている人のことである。
私は、この両属性にアプローチ可能なカードを最優先し、まだ資金的余裕があれば、次点でジャンル系のカードを優先して投資すべきだと考えている。
詳しい背景は割愛するので、自分で考えてみてほしい。
具体的には、「旧裏」の「初代御三家」や、「旧裏」の「ブイズ」等に投資することを推奨している。
3. 傷が無く、劣化も少なく、センタリングが良い
トレーディングカードの鑑定においては、個体の表裏両面について、「傷」・「劣化具合」・「センタリング」(・「印刷精度」)等を総合的に見て評価点が決定される。
従って、これらを精査した上で、高得点を獲得可能なカードのみを購入すべきだ。
念のため補足しておくと、センタリングとは、カード外枠がどの程度バランス良いかを示す指標のことだ。こちらは、実物を比較してみると、意外と左が狭かったり、上が広かったりと、ばらつきがあることに気づくだろう。
鑑定料も3,300円/枚と安いわけでは無い。高得点を獲得可能であり、鑑定料を含めても確実に利益が得られるカードのみを鑑定に出そう。
大抵のカードはヤフオクやメルカリに取引履歴がある。そこから推測するのが良い。
高得点を取れるカード、と簡単に伝えたが、これは本当に難しく、深い知見・経験が必要となる。
そこで、初心者の読者にとってのハードルを下げるため、アドバイスを下記に記しておく。是非参考にして欲しい。
初心者はキラカードのみに投資しよう。ノーマルカードよりも傷・劣化が分かりやすく、初心者向きである。中でも、レリーフ加工が施されている最新のキラカードでなく、少し前の、ホロ加工がなされているカードは傷がわかりやすく、特に初心者に向いていると考えている。
傷の中でも、立体傷(折れ・へこみ等)や剥げは一発アウトだと思おう。表面のすれ傷も基本アウト(PSA9であれば見逃されることもある)。裏面であればごく僅かならOKだ。
店舗のPSA9, 10カードを沢山見てセンタリングの感覚をつかもう。こればっかりは経験だ。
いつ、どこで、どのように鑑定してもらえばよいのか
基本的には、PSA日本支社へ鑑定に出すことになる。
日本支社は定期的に、短期間の募集かけており、そのタイミングで提出しよう。
次回は未定となっているが、直近では6月、その前は4月に募集があった。
次回までに、鑑定に出すことができるカードを準備しておこう。
具体的な出し方については、こちらのブログを参照してほしい。
非常にわかりやすく、私もお世話になった。
もしわからない点があれば、サポートから聞いてくれると良い。必ずお答えしよう。
以上が、これから来たる冬の時代において、私が実施すべきだと思うことの1つである。
今回はこれにて終了とさせていただきたい。
Twitterでも定期的に意見を発信しているので、要チェックだ。
いいねやフォロー等、読者から何かしらの反応を頂戴することを期待している。
またお会いしよう。
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