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nodakaori
わたし
わたしは少し変わった家で育った。
普通が普通で通らない家
小学生の頃はそれが理由ではぶかれたし
中学生の頃はそれが理由で葛藤した
わたしはエホバの証人を信じる母に
育てられた何も取り柄のない子だった。
かわいい訳でもないし
頭が飛び抜けて良い訳でもない
運動神経が良い訳でもないし
コンプレックスだらけの子。
だから母に認められたくて
エホバの証人としての宗教活動を
頑張ることしかわたしには残されてなかった。
エホバの証人、JWとも言う
あの安倍総理暗殺事件をきっかけに
宗教2世というカテゴリーが出来た
わたしが宗教2世であることを
封印していたはずなのにそれを
パンドラの箱を
開けるきっかけとなるとはあの日には
思いもしなかった。