ネットストーカーのすゝめ
ドカンと大きな事は何も起こっていないがチマっとした後日談が数個あるのでそれを書こうと思う。
①買ったオイルがワキガ臭
サンズアイのオイル『ロードストーン』を１瓶買ったらワキガ臭がしてゲンナリしていたのだが、付けた直後だけ尖ったワキガ臭がして時間が経つと消えてまろやかなお花の香りになったのでホッとした。
②買ったオイルが臭い
アンシェントメモリーオイルの２０１７年限定オイルを買ったのに臭すぎて使えない…と頭を抱えていたが、これも付けて暫く経つとお花の甘い香りに変化した。
しかし、良い香りー！サイコー！という感じではないし、香りの持続性も無い。そして香りが薄いのでアロマライトに使ってもあまり香らず、肌に（本当はダメ）付けてもあまりパフュームオイルとして機能しない。
サンズアイは濃厚な香りで持続性があるので朝つけても夜までフンワリと柔らかく香ってくれるのだが。
どう活用しようか使い方を検討しようと思う。
③ラガーマンとの進捗
前々回の記事に書いている通り、１０年以上振りにネット上で偶然再会した同じ大学のサークルの後輩（正しくは後輩の友達）のラガーマンと３月末に飲もう！からのお店選定のやり取りで、学生時代によく行ってた居酒屋にしようという話でお店の予約は私に任せんかいとなり
私「何か食べたいものある？」
ラ「寒いから鍋食べたいっす！」
私「鍋いいね！」
ラ「３月はもう寒くないかもだからその時は串で！」
私「OK～（スタンプﾎﾟﾁｰ）」
で話は取り敢えず話は纏まりひと段落して、その日の夜に新しいオイルを使ってみようとロードストーンは肌に、アンシェントメモリーオイルはアロマランプで焚いたりスマホの背面に塗ってみた。
すると次の日の夜突然こんなLINEが
私は性格が悪いのでラガーマンに多少好意があるから返信したが、これがどうでもいい男の人からだと１２０％無視する。
何なら虫の居所が悪い時だったら
「いきなり何なん。知らんて。思ったー💦なら一人で思っとけや。まだそんな仲じゃないやろ距離感バグってんのか？」
と送信してブロックしていると思う。
よく分からないが、相手は私に対して弱音を吐いて甘えたい気分になり会いたくなったようで、これはオイルの効果なのかもしれない。知らんけど。
相手が弱っている時こそ付け入るチャンスなのでここぞとばかりに脳をフル回転させて返信をした。
辛さに対する労り、仕事の大変さへの理解と共感、そして褒めて持ち上げてプライドをコチョコチョしていい気分にさせて差し上げたのだがワシャ夜の店のホステスかよ。
因みに「Twitterとのギャップね！」というのは私がネタツイートばかりをしているのでそれに対しての事だ。
あんな馬鹿な事ばかりツイートしてるけど本当は優しくて気遣いが出来る子なんだ…俺だけが知ってるギャップ…ってのも男の人は弱いんでしょう？というあざとい計算がそこにはある。クソ女だ。
「今お仕事で設計をしてるのね！」
なーんて返信しているが、再会初日にラガーマンの全てのSNSを総浚いするネットストーカー行為に励み職種も勤務先も全て把握済みだ。
ラガーマンは某大手企業勤務なのだが、数年前
「〇〇（企業名）ブランドに寄って来る女マジで碌でもない」
とツイートしていたので、私は相手の勤務先等について知らないテイでいるのが一番いいと判断して自分から彼に
「今どこで働いてるの？」
系の質問はしていない。
彼以外にも大手企業勤務の男友達数人が
「俺に好意があってじゃなくて会社名で寄って来る。〇〇勤務の彼♡ってのが欲しいだけ。学生の時みたいに俺自身を好きになってほしいのに。女性不信になる。」
と言っていたので恐らく彼らにとってその手の質問は地雷ワードだ。
しかしながら正直な話相手の職業勤務先は気になる。
そりゃあ気になる。
綺麗ごとなんてクソくらえ、気にならない女とかいる？
いねーよなぁ！？
という訳でそんな時SNSが役に立ってくれるのである。
ありがとうSNS、今度飯でも奢るわ。
皆さんも気になる人や好きな人が出来たら相手のSNSを特定して情報収集する事を強くお勧めする。
「そんなストーカーみたいな事したくない！気持ち悪い！自分がされたらドン引き！」
という気持ちも分かる。ようく分かる。
私ももし自分がされたら一気に相手の事を嫌いになると思う。
でも、相手にバレなければいいのだ。
相手のSNSにはそれはそれはもう沢山の情報が詰まっている。
趣味や興味関心は勿論、思想、食の好みや異性のタイプ、過去の恋愛や恋愛傾向、トラブルが起こった際に出る本性や処理能力などなど、これを活用しない手はない。
相手の趣味嗜好を事前に把握してそれについて情報を集め勉強しておき、会話の際にさりげなく出すと
「えっ！俺もそれ好き！」
と大変に盛り上がり
「俺達めっちゃ気が合うね！」
となるし、食事に行こうとなってお店選びの際に
「私〇〇食べたい！」
と相手が好きな食べ物を言うと
「マジで！俺もそれめっちゃ好き！！！」
と更に相手からの好感度を高める事が出来るのである。
そして、相手の過去の恋愛傾向も分かる場合がある。
彼女と喧嘩した時にTwitterで愚痴っていたり、こういう子がいて可愛かったー！等により、好きな女性のタイプや苦手な女性の言動が分かるため、相手の理想のタイプに寄せる事が出来る。
すると
「この子マジで理想のタイプだし話も合う！！！！」
となり、成功率がグンと上がるのだ。
「そんな虚構の自分を好いてもらっても嫌だしそんなのいずれボロが出て破綻する！」
という意見も分かる。とても分かる。
しかしながら、好意の流れが相手→自分なのであればそのままの自分でいいが、自分が相手の事を気に入っていてパワーバランスが自分＜相手の場合はそのままではダメなのだ。
取り敢えずは充分に自分の事を好きにさせてその後ジワジワと本来の自分を出していけばいい。好きにさせたらこっちのモンなのである。
「自分を偽って卑怯な事して、そこまでして付き合いたくない。そんなの絶対付き合っても上手く行かない」
と思う人も多いと思う。正論だと思う。
私はプライドもクソもないのでホイホイと自分を曲げてしまうので来世では堂々とそう言える選ぶ立場の女性に生まれたいと熱望する。
読み返して、私のくせに恋愛の手練れぶった内容になってしまって赤面している。
私が私のくせに私の分際で恋愛テクニックを語るでないよ。
「いやお前こんな偉そうな事書いてるけど今独身で彼氏おらんやん」
と自分で自分を指さして笑いたくなるが、今まで良いなと思った相手はこの方法で付き合う事が出来たので情報共有として…その…あの…何だその…アレがソレでアレなのである。
まぁ平たく言うと、好きになった男性とどうにか上手い事持っていけはするのだが、何せ私は趣味が悪く見る目が無いのでカス男ばかりに狙いを定めて釣り上げてこの有様なのだ。残念過ぎる。
今回も、ラガーマンが既婚か独身なのかはまだ分かっていない。
杞憂だと良いのだが。
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