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木村徹二…さん

ここ数年、夫の一門忘年会が「忘年杯」というカラオケ大会になっている。
課題曲が2曲ずつ与えられ、それを発表する。
課題曲は主催者の権限で夫が決める。暮が近付くと参加者達はソワソワしだす。

私の去年の課題曲が
一条貫太さんの「男の漁場」
そして木村徹二さんの「みだれ咲き」だった。
両方男の人の唄。

勉強熱心なので(自分で言うな)一条貫太さんのキャンペーンにもコンサートにも行った。なのに夫が先日たくさんのお客様の前で私の事を「この人はカラオケが下手…」と言ったのを根に持ってプンスカしている。この情熱を汲んでくれ。

そしてついに今日はもうひとつの課題曲を歌う木村徹二さんの新曲キャンペーンに行く事ができた。
「みだれ咲き」がとてもいい曲で、初めて聴いた時はその歌声と歌詞の良さの感動で泣きそうになった。まさに自分が考えていた世界があった。聴いてみて。
で、今日は新曲キャンペーンなので「みだれ咲き」ではなく「雪唄」、他4曲。

家事をしていたら遅くなってしまってギリギリに着いたら立ち見満員。とりあえずCDを購入して中に入る、見、見えない。

なんじゃこりゃ

テツジがズボンの裾が短いのをやたら気にしている声だけ聞こえる。親切な男性が「中へどうぞ」と立ち位置を変わってくれた、優しい世界に泣く。演歌ファンは情がある。

生テツジ

歌うテツジは若い頃のの談春師匠に似ていた。ゴゴゴゴゴゴっていう大物感のオーラなのだろうか。歌上手いな。ズボンの裾は見えぬまま5曲堪能。新曲は動画撮影OK。宣伝してね〜との事。浅草公会堂の一条貫太コンサートとといい最近はそうなのか。勉強になる、参考にしよう。

曲の合間にファンの方々が何か叫んでいるのだが後半トークで「アイアーン♡」である事が判明。キャッチフレーズが♫アイアンボイス、そうか テツジだもんね。客層がまろやか。

よろしくねって

終わるとCD購入時にいただいた特典券を持って並ぶ。前回の動物園の時同様カードにサイン+ツーショット写真だなと並んでいたが、なんだか皆いろんな物に書いてもらっている。スマホケースや応援ハッピ、中にはコート(@@)!写真も密着自撮りツーショット、しかもテツジが押している。推しに押させる新たな世界。

私の番になったので「はじめまして」とご挨拶。既定のポストカードにサインをしてもらう。「なんで知ったの?」の問いに「みだれ咲きを聴いて」。「どこで?」説明が長くなるので「カラオケ大会で…」と言いかけて止めてしまったが、それだとテツジの歌聴いてない人じゃん(笑)。日本語ムヅカシイ。

固まる…

歌を聴きにきたら手を握られて硬直。
「今度みだれ咲きを歌うからまた来てね」と爽やか青年。
サインを見ると

千秋…ちゃん♡…

ソツがない。すごい。

その後246ファンの友達と演歌の距離感談議。
プロレスラーの距離感とも違うし、噺家さんの距離感ともまた違う。おもろいなぁ。

近くで見たら談春師匠には似ていなかった。


さて。私の課題曲「男の漁場」と「みだれ咲き」の共通点は「鳥羽一郎」!
そういえば課題曲が決まる前、飲み屋で20ぐらいの男子がいきなり兄弟船歌いだして、それがオンタイムじゃないから微妙に違うのがツボって、しばらく家で ♫ん波の〜谷間にぃ〜って歌っていたわ私。
それか!!

栃木漁師


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ちあきしゃちゅう
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