仙台・国分町にある寄席
仕事で仙台へ行っていた。
国分町の三越の近くに「花座」という寄席がある。
毎月1〜5、25〜30は落語芸術協会の定席(じょうせき)という事でお囃子が入る。他の会はお囃子は入らない、差別化だ。お囃子が入るとグッと寄席感が増す…はずだ、増してくれ、と思う。
なぜなら私の仕事がお囃子だから。ウェーイ。
で、7/1-5までその花座へ行ってきた。
今回の主任は笑福亭羽光師匠だった。
毎回ネタを変えていて、新作あり、上方ネタでハメモノ(三味線が入る噺)ありとかなり充実した番組だったと思う。
二ツ目さんは前半が三遊亭小とりさん・後半が笑福亭茶光さんという、天才大集合だった。
花座は色物さんが東北の芸人さんだ。
それもまた地方色が豊かで面白い。
東北弁を聞くと一昨年他界した父を思い出してしまいちょっと切なくなる時もあるけど、まあそれはそれとして方言というのは面白いなぁと思う。
東京勢は羽光師匠、茶光さんという関西弁のメンバーでこちらもまた方言だったというのも面白い。
美味しい食べ物もたくさんの町、仙台旅行を兼ねて花座にも遊びに行ってみると楽しいと思う。
花座の隣にあるお肉屋(鳥長)さんの鶏ハム(のような物)は美味しい。そのまま切ってサラダにのせて食べる。人気があるのか置いてない時の方が多い。今回も毎日のように覗いていたが残念ながら購入できなかった。
花座ウラ、三越の通り沿いの酒屋(東郷酒店)さん店頭に置いてあるしそ巻きも美味しい。やはり売り切れている時がある。今回は2個だけあった。ご飯のお友達に、お酒のおつまみに最高。仙台のお味噌は美味しい。
芸人さん達に人気な立ち食い蕎麦屋さんが花座の近くにある。混みがち。
実はその店舗はもう一軒ある。私はそちらの店舗で紅生姜天蕎麦(好物)デビューをしたのであえてそちらへ行く。
今回も安定の紅生姜天蕎麦(好物)を食べに行ってきた。券を渡して待っていると
「桜海老かき揚げ天蕎麦のおきゃ、あっ…!」
という声がして厨房を見るとお店の人がかき揚げ天をむんずと掴む姿。なんだか見てはいけない物を見てしまった気がして目を背けると
「紅生姜天蕎麦のお客さま〜!!」
の声。いつの間にか蕎麦の上の桜海老かき揚げ天が紅生姜天に変わっていた、マジック♡
ぜひ探して紅生姜天蕎麦を頼んでみて欲しい。
美味しいから。