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【本当に有料級】東京工業大学 理学院 化学系H.29年度の院試解答例を公開!

このnoteでは、東京工業大学 理学院 化学系のH.29年度の過去問の解答を完全無料で公開しています。これで合計4年分の解答例を公開したことになります。全部やって周辺知識を整理して体系的に理解ができたなら合格は近いのではないかなと思います!がんばです!!

前提条件(毎回一緒なので興味があれば見てください)

僕は東京工業大学理学院化学系R.3年4月入学のB日程の試験で合格内定をいただいたものです。
過去問については、こちらから見ていていただくか、もしもリンク切れになっていましたら「東工大 理学院化学系 過去問」などと調べれば出てきます。

共通問題について、一番力を入れました。1つ1つの問題をじっくり教科書を参照しながら、ときには友達やTwitterの仲間たちに相談してやってきました。

選択問題について、僕の専攻は無機化学です。無機化学2題と有機化学1題をできるようにしておこうと思っていました。ですので、選択問題は無機化学の4と5、有機化学の6しか解いていません。ご了承ください。
また、赤字はどのような範囲から出されているのかや、今までの過去問に似た問題があった場合はその年を書いています。ちなみに僕はH.19年度までの過去問を見て書いています。

盗用を防ぐために、すべての解答に自分のnote IDとTwitterのアカウント名を入れさせていただきます。これからも有益な情報を発信しますのでぜひ、フォローしていただけると嬉しいです!
また、大問6まで完璧にしたつもりではありますがもしかしたら間違いがあるかもしれません。教科書を見て確かめていってもらい、自分自身で納得しながら進めてください。自分で十分に調べてどうしてもわからない場合は、そのままコメントしてください!できるだけサポートしたいと思っています!または、他の人が見て答えてくれるような場所にできたらいいなあ、とかも思ってます!
それでは、どうぞです!

共通問題1.無機化学と共通問題2.有機化学

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共通問題3.物理化学

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選択問題4.無機化学

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選択問題5.無機化学

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選択問題6.有機化学

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最後に一言、二言

僕は去年の10月からボルダリングを、2,3日に1度、毎回2時間程度で続けています。実験が終わって20時頃に家に着いて(コアタイムの都合)、21時から23時まで打ち込んで遊んでいます。

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そうこうして続けていると、2月現在で、登ることができれば上級者と呼ばれる1級や2級が安定的に複数完登できるようになってきました。かつ、毎回同じ時間帯にジムに行っているので、同じメンバーと何回も会うことになり、一緒に同じ課題を登ったりして教え合うことで、自然と仲良くしてもらえるようになっていきました。

この仲良くしてくださるメンバーから、「外の岩場に登りに行こう!」と誘って頂ける機会も増えていき、2/7(日)や2/11(木・祝)にジムのオーナーや、社会人の方々と一緒に外の岩場へお供させていただきました。

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外の岩場でのボルダリングは、緊張感が段違いで登れたときの達成感が非常に気持ちよかったり、河の近くや山の中でのボルダリングなので非日常を”これでもか”ってほど味わえたり、移動中の車の中で社会人の方々とプライベートなお話ができたりなど、ジムでのボルダリングとはまた別の楽しさがあり、僕にとって非常に楽しいものになりました。

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もちろん、外の岩場に行くとなったときに2時間程度という制約は守ることができなくなってしまいます。ほどよい運動ができ、身体やメンタルの健康に良いから遊びとして打ち込み続けているボルダリングに長い時間を費やして、研究活動を疎かにしかねない状況です。実際、今の時期くらい(卒論発表1ヶ月前)は休みの日にも卒論に取り掛かっていくべきなのかなって思ったりもします。

研究活動をしている時は、合成や分析、考察をやっていて純粋に楽しいし、この活動が長い目で見ると社会の役に立つことができると考えると心からワクワクします。研究活動を真剣に取り組むことは長期的な目標を達成するためにも大切であるし、研究に最大の生産性を割くことは本当に賢いことです。

しかし、僕はすべてを研究に捧げることは今の所できません。

なぜならば、僕の興味はあっちこっちに向いてしまいますし、それを満たすことが非常に幸せを感じるからです。興味の方向は、ボルダリングに対してであったり、カメラに関してであったり、建築物に対してであったり、せどりに関してであったり、人間の行動原理に対してであったり...と本当に様々です。もちろん、化学に関する興味もありますが(笑)

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僕は「今」をどれだけ素晴らしくできるかを大切にし、行動の指針としています。

今を最高のものにするために、平日は研究に一生懸命に取り組みますが、休日には自分の興味の赴くままに行動して、自分だけのちょうどよいバランスで幸福を満たしていきたいと思っています。

自分にとって、長期的な目標に対してはこれくらいの付き合い方が一番「ちょうどいい」です。

将来、FIREを目指しているからと言って、今の精神を削るような節約は絶対にしないし、心が本当に豊かになる浪費なら全然惜しまない。これは研究に於いても言えることで、長く付き合うものであるからこそ、自分の感情も大切にして無理なく頑張って行きたいと思っています。

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こうやって考えてやっていますが、問題点が2つあります。1つ目が、研究に全リソースを割いていて努力をし続けている人がごろごろといる研究職という専門家集団の中で自分のような考えの人間が太刀打ちできるのかということ、2つ目が、定期試験や院試などの試験ではしっかり計画的に勉強していかないと「今」を犠牲にせざるを得ない状況になる可能性があるということです。

1つ目について、僕の現在所属している研究室の修士1年の先輩で博士課程にまで進学すると言っている方がおり、その方は「研究が趣味みたいなもの」と言って平日は僕よりも遅くまで残っているし土日祝の休みも研究室に行ったり家でどんどん勉強していることがわかります。モチベーションだけで行動していっていて、目の前のことに全力で、本当にかっこいいし尊敬できます。そんな先輩は、将来そのまま研究職に就きたいと言っていて、この業種にはそういった方がたくさんいるんだろうなって思っています。ここまで1つのことに努力を集中させている人々の中で自分はやっていけるのかという大きな不安が心にあります、、、どうしようかな、、、

2つ目について、期限があるものに対してはどうしても頑張らなくてはいけないときがあり、目の前の楽しみよりも優先しなければならないこともあるということです。しかし、これに関しては、勉強をしている時間が今後の生活に関わってくるし、楽しいと感じることができれば「今」も楽しめて、努力もできるので良いのかなと思っています。何よりも、打ち込んだときに楽しいと思える部分を見つけることができれば、頑張れると思っています。

ですので、院試に取り掛かっている受験生の方々はぜひ、勉強しながら楽しいと思える部分を見つけて頑張ってください!本当に応援しています!!

以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた!

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