【実験】混ぜるな危険を混ぜてみた~塩素の生成と酸化作用~
今週はちょっと余裕があるのと、
予備実験が簡単にできそうな実験を思いついているということから、
思いつきで実験をしては、写真を撮り記録をして、
備忘録+誰かの参考になるかもと思いnoteにあげるということを
繰り返しています。
今日の簡易実験は、
「混ぜるな危険を混ぜてみて、塩素の発生と酸化作用を確認しよう」
というものです。
無機化学の単元に入り、17族元素の説明をする時期に来ました。
非金属元素の性質の中でも17族元素は最重要内容です。
そのなかでも塩素は特に出題頻度が高い元素です。
そして、身近な気体でもあります。
特に今年は、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、
消毒のために「次亜塩素酸」が出回ったとしてもありますしね。
ただでさえ暗記内容が多い無機化学。
少しでも実験をと常日頃思っていましたので
これまで通り、「思いついたらやってみよう」の精神で、
職場についてすぐにとりかかってみました。
詳細は、以下のレポートをご覧ください。
ごく簡単にまとめますと、
・混ぜるな危険を混ぜて、塩素を発生させた。(ただし、危険のない量)
・ヨウ化カリウムデンプン紙を使って、塩素の酸化力を確認した。
この二点を実施しました。
教室での演示実験を想定しましたので、
塩素の発生量(≒薬品の使用量)はごく少量です。
そのため、塩素特有の黄緑色の確認はできません。
でも、塩素のにおいは確認できますし、
塩素の酸化力の確認も十分できます。
思いついた実験はどんどん実施して、
自分の実験のレパートリーを増やしていきたいと思います。
ご覧いただいている方で、
「こんなのやってみたらどうですか?」
という実験があれば、ぜひ教えてください。
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