見出し画像

【化学】シャルルの法則の簡単実験+失敗実験もセットで。

Abstract
簡単なシャルルの実験をしてみましたのでご紹介します。それと、砂鉄を容器に入れて外から磁石を当てて流体磁性もどきをしようとしたのですが、こちらは失敗したので、失敗実験としておまけ的に紹介。

こんばんは、wizです。
久しぶりに時間と気持ちに余裕ができた日があったので、ごく簡単な「シャルルの法則」実験を試してみましたのでご紹介です。
ちなみに最初のイラストは「Copilot」で作成してみました。AIにも興味あり。どんなところで使えるんだろうか、思いつきで実験中。

必要な道具はこれだけ

まずはビーカーにお湯と目盛り付き試験管と温度計を入れます。

空気を閉じ込めた

試験管を逆さまにして空気を閉じ込めました。この時の温度と体積を調べます。
温度はざっくり60℃(=333K)、空気の体積はざっくり20mL。

次に、ここに氷を入れて冷やします。
待つこと5分。

冷やしたあとの様子。氷、とけきりました。

温度は下がり、試験管内の空気も収縮したみたいです。
温度は約13℃(=286K)、空気の体積は16mL。

ということで、これがシャルルの法則に則ってるかを計算してみましょう。

20/333=x/286
x=17.2mL。

10%弱ずれてますし、蒸気圧とかを考慮してないので、正確性はなんともですが、これだけ簡単で、おおよそシャルルの法則が説明できるこの実験は、なかなか秀逸なのではないでしょうか?と思ったwizでした。来年から気体の単元でやってみよう!

この実験は「理科の教育」11月号に掲載されていたものを早速真似てみたものです。皆さんも是非やってみてください。


さて、次は失敗実験です。
なんか、ウニウニ動く流体磁性を自作してみたいなぁと思い・・・

お水に砂鉄、そして磁石。

100均で透明プラスチック容器を買い、水道水を約500mL。そこに砂鉄を30gほど入れてみました。磁石も100均で調達。これはこれで、まあ想像通り。

で、「水だと砂鉄がトゲトゲしい。なら油ではどうだろう?」と思い、家にあったハーバリウム用シリコンオイルを使って同じように作ってみました!それがこれ。

・・・写真撮り忘れました(ToT)ごめんなさい。

言葉で説明すると、オイルと砂鉄が”いい感じに”混ざり合い、数日放置しても砂鉄が沈殿せずに、単なる真っ黒なオイルができてしまいました。磁石を近づけても、水のときのように砂鉄が集まっている様子もなく(ToT)

ま、何事も経験です。「砂鉄とオイルは混ざる!沈殿もしない。」ことを知りました。

ということで、また実験したときには報告したいと思いますm(_ _)m

暖かかった秋も終わりかけ。急に風が冷たくなってきましたね。皆様、くれぐれもご自愛ください。

いいなと思ったら応援しよう!