2020年やばいと思ったアーティスト10選
毎日の記録は完全に滞っている。
2021年も4日がすぎ、今日から仕事始めではあるが、年末に書き溜めていた2020年のまとめ的なものを公開しようと思う。
わたしは音楽が好きだ。本来であれば毎週末のようにライブハウスでメジャーインディーズ問わず質のいい爆音を聴いてるのが大好きなのだが、2020年はなかやかそうも行かなかった。
本来であれば2020年よかったライブ10選!などとしたいのだが、今回はその代わりとして、音楽のサブスクと使用しているApple Musicにて、今年たくさん聴いた曲上位100曲の中から、今年特に「やばい」と思ったアーティストを紹介する。
もともと好きな曲やアーティストを多分に含んでいるがご容赦いただきたい。
・→アーティスト
- →曲名
・FINAL SPANK HAPPY
– 夏の天才/tO→Kio/smooth escalator
マッチングアプリ経由で今年の初めに会った、「精神の構造が近いですね」って言ってきた人に教えてもらったアーティスト。
Beckの楽曲をカバーしたDevils Haircutも好きだ。
このアーティストを教えてくれた人とは2回デートしたら連絡が来なくなったけど、思想が近いようで遠い人と出会ったのは久しぶりだったので嬉しかった。
新曲 SMOOTH ESCALATORのMVはこちら
・SATETSU
– Make Money/Gokko/Peppermint Candy
a flood of circleのヴォーカルギター佐々木亮介とギターのアオキテツによるユニット。
緊急事態宣言中にリモートで完成させた音源を制作。12月にもデジタル限定で音源をリリースした。普段a flood of circleでロックンロールバンドをしている彼らからは少し離れたサウンドも盛りだくさん。
どの曲もかなりメロディアスかつポップでキャッチー。ハイクオリティでめちゃくちゃ好き。
Peppermint CandyのMVはこちら
・a flood of circle
- スーパーハッピーデイ/Rollers Anthem
今年も大好きなバンドでした。
スーパーハッピーデイは今年生まれた友人の子の妊娠報告を聞いた時に聴いてて、めちゃくちゃハッピーになった曲。
Rollers Anthemを聴くとほんとうにコロナ禍前に戻りたくなるけど、コロナ禍を意識した曲ではない、と本人たちは言う。
本当にコロナ渦でもコロナ渦じゃなくても前に進むことしか考えていないa flood of circleにずっと救われている。
Rollers AnthemのMVはこちら
・Large House Satisfaction
- Dive
もともと好きなバンド。ラージの爆音を聴くと心の回転数が上がる。
そんなバンドが2019年の末に出したアルバム「Thunderstructure」は個人的にラージのアルバムの中で1位だと思っているくらいの名盤。
中でもコロナウイルスが流行り出し、そろそろ中止や延期になるライブイベントも増えてきた3月に開催されたライブで聴いたDiveが最高だった。3月のぬるいじめっとした気温。どことなく不安な心持ち。きつめに焚かれた霧のようなスモーク。光る照明。let me dieと叫ぶ小林要司。最高!
DiveのMVはこちら
・Byee the Round
- ムービー
ものすごくとまでは行かないが割と昔の曲。2010リリースとか。
Byee the Roundは永く活動休止していたが、昨年活動休止から復活し、今年も配信で数度ライブをみることができた。
Byee the Roundのギターボーカルである松山晃太は、とっても素敵な歌詞を書く。Byee the Roundの歌詞も、自身がボーカルをつとめるもう一つのバンド、GRAND FAMILY ORCHESTRAの歌詞も、聴いただけで、その歌詞の風景や色、形がイメージできる。
そんな素晴らしい歌詞の中でも、このコロナ禍の状況の中開催されたライブで聴いたムービーに心打たれたのでこの曲をチョイス。
・ビーバードゥービー
- care
信じられないが、わたしとこのアーティストの出会いは近所の100均だった。
夏、リモートワーク中の昼休み、ゴミ袋とボールペンを買いに行ったキャンドゥ。
古びた音の悪いスピーカーから流れるラジオ。そこから聴こえてきた歌とギターにぶちのめされ、すぐにShazam。その場でApple Musicの曲をプレイリストに追加した。
技術の進歩により、100均のラジオから素晴らしいアーティストを見つけることができた。ありがたい。
careのMVはこちら
・wash?
- オヤスミオハヨ
今年だけじゃなく、wash?と出会った4年前からずっとやべーやべー大好きと言っている曲。
この曲は全人類、歌詞をノートに書き写して口ずさんで、その過程で自らの孤独を振り返って突き詰めて舐め尽くして愛おしんだほうがいい。そしたらなんだか自分のことが愛おしくなってきてくだらない争いとか減る気がする。そんな曲。大好き。きっと来年も何回も聴く。
オヤスミオハヨ(と奥村大さんがギターの弦を変えている)動画はこちら
・面影ラッキーホール
- 好きな男の名前腕にコンパスの針で描いた
これも古い曲…。前述したwash?のギターヴォーカル奥村大のTwitterにて存在を知り、曲名のインパクトに衝撃を受けてApple Musicで聴き、どハマりした。
キャッチーでポップ、ものすごいグルーヴに乗せてとんでもない歌詞が展開される。
そのどれもが「ああ…ありそう…あるんだろうな…」という物語だらけで、笑えるようで全然笑えない。
・NakamuraEmi
- 東京タワー
歳を重ねるごとにNakamuraEmiの曲は心の一番痛いところにカーーンと、細く研いだ鉛筆のように刺さる。
今年仕事がしんどかった時にシャッフルで流れてきたこの曲にうるっとして、そのままひとり、号泣してしまったことを思い出す。
代々木公園のイベントで聴いた歌声もとても素敵だったなあ。
・ANABANTFULLS
- 大人になれよ/アンテイルザサン
3年?4年?前に出会ってからずっとワクワクさせられて、ドキドキさせられているバンド。
めちゃくちゃカッコよくて絶対にダサいフレーズを弾かなくて大好きだったギターが脱退して3人になり、どうなることやら…。と思ったが、3人になって初めてリリースしたMV「大人になれよ」は、3人ならではのタイトなサウンドと、3人になって増したようにも思えるグルーヴ、あと一人ひとりが確実に進化して生み出されるサウンドが最高だった。
ライブが一番かっこいいバンドだから、来年はたくさんライブが見られますように。
2021年もたくさんいい音楽に出会えますように。
そして1日でも早く、昨年1月のようになんの気負いも気兼ねも制限もなくライブハウスに通える日がきますように。