自律走行搬送ロボット(AMR)の当社活用事例のご紹介
過去記事で掲載した「自律走行搬送ロボット(AMR)」について、当社での活用事例をご紹介します。
~過去記事~
当社では現在、AMRを2Fフロア内の総務/経理スタッフがいる事務所と、その他各部門スタッフがいる事務所を結ぶメール便として活用しています。今までは歩いて届けていた書類をAMRに乗せて運搬することで、業務の効率化を図っています。
このAMRは、30分おきに上記の事務所間を行き来します。センサがついているため、人や物にぶつかることはありません。
書類が入っている場合は「配送」、空の場合は「回送」と表示することで、書類の有無が一目で分かるようになっています。
正しい位置に停車しなかったり、動作が停止することが時々ありますが、その場合はAMRの背面に備え付けてあるバーコードリーダーでQRコードを読みとり、リセット/再スタートができます。
わざわざその都度設計担当者を呼ばなくても、初歩的なエラーはその場に居合わせた人が対処できる仕組みになっています。
このAMRは今のところ、2Fフロアのみでの運用となっていますが、今後はエレベーターを使って1Fへ降り、2Fと1Fを行き来できるように改良中です。
これは一例で、現在当社では生産現場においてAGVとAMRが部品の運搬作業の一部を担っていますが、今後もさまざまなシーンで積極的に活用していきたいと考えています。また、協働ロボットとAMRをコラボさせて効果的な活用ができないかなどなど、新しい可能性を探求しています。
以上、当社におけるAMR活用事例のご紹介でした!