無人搬送ロボット(AGV)を改良しました
当社で活用している無人搬送ロボット(AGV)について、これまでは1FにAGVが1台、2Fに自律走行搬送ロボット(AMR)が1台稼働していましたが、1Fと2Fを行き来できるAGVが新たに加わりました。
ここでは、一連の動作を写真付きでご紹介します!
AGVがエレベーターの前までくると、エレベーターの呼び出しボタン横に取り付けてあるスイッチボットにBluetoothでAGVから信号を送り、スイッチボットが呼び出しボタンを押して扉を開ける仕組みになっています。
AGVの前面に取り付けてあるセンサーで扉が開いたのを検知し、中へ入っていきます。
中へ入った後は、エレベーター内の階数ボタンを上記と同じ要領で押し、1Fへ降りていきます。
エレベーター使用者との衝突を防ぐ為の対策として、エレベーターが使用中の場合は、呼び出しボタンの上に表示される「使用中」のランプを光センサで認識し、BluetoothでAGVへ信号を送ると、AGVが引き返すようにプログラムしてあります。
現段階ではまだテスト運用中のため、可搬重量の改善や走行開始時等のアラート設定、遠隔操作など、改善すべき点がいくつかありますが、引き続き改良を重ねていく予定です。
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