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【全文無料】まさかのカードでBATTLE ARENAベスト32⁉山札破壊型MRC!!【デュエプレ】

割引あり

はじめに

見に来てくださりありがとうございます。ワディというものです。
デュエプレはサービス開始時からほぼ毎日触れている長老です。
今回は自分がBATTLE ARENA 2024 AUTUMNにてベスト32に残ることができた山札破壊型の【M・R・C】について、備忘録ついでに書き記していこうと思います。

また、この記事は「そもそも【M・R・C】って何するデッキなの?」という方でも流れが分かるように書いています。それゆえ読む方によっては当たり前のことばかり書いてあるように見えるかと思います。ご容赦ください。


デッキの特徴・強み

今回使用した構築はこちらになります。

デイガ=火闇光デッキの意味です

序盤を軽量除去やハンデスでしのぎ、《ヴォルグ・サンダー》の大量墓地肥やしによって軽減された《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》から《絶体絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》を一気に完成させるといったデッキです。

AD環境の強力なデッキである【サムライ】【レッドゾーン】に対して2コストハンデスの通りがよく、他の雑多なデッキに対しても《絶体絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》という太い勝ち筋を追うだけで蹴散らせる突破力に惚れ込んで大会に持ち込みました。
以下、カード名を一部省略して記述します。

デッキの動かし方


序盤

《ジェニー》《タッチ》を駆使して相手の出鼻を挫きましょう。
また、隙があれば《勇愛》を使って手札交換をしておくとよいでしょう。
《オラクルジュエル》《めった切り》はマナに埋めて構いませんが、超次元呪文はなるべくマナに置かないようにしておきましょう。

中盤
超次元呪文から《ヴォルグ》を呼び出し、墓地を肥やします。
邪魔なメタカードは《ムシャ》や《オーダー》などでどかしておきましょう。

終盤
《アダムスキー》が墓地か手札に見えたら、《M・R・C》を召喚し《ライデン》《リバイヴ》《ムシャ》の3種の超次元呪文から《ゴクドラゴン》のパーツを呼び出し、攻撃→侵略で相手の山札を削り切り勝利となります。

採用カード解説

《特攻人形ジェニー》/《ゴースト・タッチ》

なんか火闇デッキっぽいイラストなのでMODE CHANGE版
永遠リュウが逃げていくことを祈ってレジェプレ版

2コストハンデス枠です。
終盤に引くと寂しくなりますが、現環境では序盤の足止めができないとサクッと負けてしまうのでフル投入です。
なお、この2枚が両方あるときは優先的に《ジェニー》を使いましょう。
《M・R・C》の進化元になるほか、《リバイヴ》から拾って単色マナにしたり《シャチホコ》の蘇生先になったりと墓地にいると非常に便利なことが多いためです。

《勇愛の天秤》

コラボカードのイラストアドはQOLを上げてくれる

このカードのおかげで【M・R・C】は環境デッキに喰らいついていけてると言っても過言じゃないくらいに強いです!

手札交換のモードは《M・R・C》を2コスト軽減しつつ探すことができ、除去効果は《ヒメギャ・ルピア》や《ララァ》、《トップギア》など相手の最速ムーブを咎めることができる、まさにオールラウンダー。

ただ、欠点として【サムライ】【レッドゾーン】などに入っている天敵《オリオティス》に触れられないことがあり、大会時は苦渋の決断で1枠を《オーダー》に譲りました。

《邪眼獣ヤミノオーダー》

たまにトリガーになってくれなくてしょんぼりする

このデッキの両腕みたいなもんです。
今回の構築においてはほぼ唯一の手打ちできる対中~大型の除去カードです。

主な破壊対象は、
・《オリオティス》
・《ザンゲキ》付きの【サムライ】の小型たち
・【モルネク】の《永遠のリュウセイ・カイザー》
・【刃鬼】や【5C】の《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》
・【連鎖】の《コッコルア》《ヴォイジャー》
・【ミラミス】の《マギア・デル・フィン》...…
などなど多岐にわたります。
正直もうこの方に足を向けて眠れません。

でも直前まで多色が多すぎて1枚削ってたのは内緒です。

《超次元リバイヴ・ホール》

最近二乃の良さがだんだん分かってきた人間です。

3種の超次元呪文の中で、一番頭を使いながらプレイするカードです。

このデッキでの大きな役割は、墓地に落ちた必要パーツの回収になります
《M・R・C》の回収はもちろん、永遠龍をどかすために《オーダー》を回収したり、フィニッシュ時には墓地の《アダムスキー》を拾いつつ《シャチホコ》を呼び出すことが主な仕事です。

また、《オンセン》以外のすべてのサイキックにアクセスできるため、プレイの幅はかなり広いです。
このカードがデッキに後何枚残っているかを常に意識しつつプレイしていきましょう!

《超次元ライデン・ホール》

ジャラジャラしてるチェーンかっこいい(小並感)

主な役割は、《M・R・C》のアタックキャンセルと5コストサイキックの射出です。
《M・R・C》の攻撃時にちゃんと墓地に落ちてることを確認しないと、うっかりトリプルブレイクしてして相手に手札を与えてしまうことに...…

《M・R・C》が攻撃するたびに必要になるため、《勇愛》で墓地に逃がしたりしてなるべくマナに埋めないようにしましょう。

《超次元ムシャ・ホール》

新春ルピコ欲しい...…

このデッキで唯一《オンセン》を出すことができるカードであり、盤面で勝負してくる【サムライ】【連鎖】へ強烈に刺さるカードになっています。

特に対メタカード性能が高く、《勇愛》で処理できない《オリオティス》はもちろん、《ヤドック》《エンターテイナー》を処理することも可能です。

貴重な火単色カードであるためマナに埋めたくなることも多いですが、フィニッシュ時に確実に必要になるため埋めるとしても2枚までにしましょう!!!

《S級宇宙 アダムスキー》

早くスキン実装してくれ

フィニッシュパーツです。
と言いつつも、返しのターンに負けない盤面を作成できていれば使わずに《ゴクドラゴン》でつっこむこともあります。
何ならこの子が言うところの『プランB、殴り勝つ』を取る相手もちょこちょこいます。
そして絶対に忘れないでいて欲しいのが、《オーダー》の効果時に参照するのは火と闇のカードなので、こいつが墓地にいても破壊できる幅が広がらないということです!!!!!!
この事故が起きる頻度と盾落ちのリスクを天秤にかけての1枚採用です。

《デビル・ハンド》

ぎゃひー!

トリガー枠その1です。
墓地肥やしがうまく行ってないときでも、これがトリガーしてくれれば《M・R・C》が5~7コストほど軽減されるのでカウンターを狙えるのが強みです。
貴重なマナに埋めやすい単色カードなのも非常に偉いです。

《めった切り・スクラッパー》

アニメでの活躍がほんとに多くて好き

トリガー枠その2です。
対ビートダウン性能が高く、数で詰めてくる【サムライ】などによく刺さります。
【モルトNEXT】【カイザー刃鬼】に対しては完全に腐ってしまうため、環境に合わせて《イフリート・ハンド》と変更することをオススメします。

《支配のオラクルジュエル》

このカード見つけた瞬間冗談抜きで大声出ました

現環境で自分が最も評価してるカードです!!
まず、【M・R・C】が苦手なデッキ代表として【ブリザード】があります。
手札破壊などで妨害して何とか《ヴォルグ》にたどり着いても、返しの《カスケード》《ブリザード》《サンマッド》の数の暴力で圧殺されます。
後1ターンあれば...…という悩みを解決するのがこのカードです!
俗にいうスパーク系トリガーの対抗馬として、《ボルメテウス・ホワイト・フレア》がありますが、あちらは軽すぎて《M・R・C》の超探索に引っかかってしまうため不採用です。
また《ドキンダム》を飛ばせる点も評価が高く、【レッドゾーン】側のプレイミスを誘発することができる1枚となっています。
見えていなければ不意打ちに、見えていればケアするために動きが歪み結果《M・R・C》が間に合うことになる、まさに最強のカードです!!
と、ここまで利点ばかりを挙げてきましたが、手打ちが絶望的であることと多色ゆえの濁りが気になり3枚採用にとどめています。

《メガ・マグマ・ドラゴン》

メガちゃん元気っ子で好き。一緒に青春したかった。

1枚あると便利なお守り枠です。
主にメタカードや《アンタッチャブル》を複数体出されたときにまとめて焼き払い、《ライデン》の種にするのが主な動きです。
一応自由枠ではあると思いますが、最近また顔を出してきた【サソリス】に対しても有効な1枚なので、個人的には入れておきたいですね。

《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》

あまりにもかっこいい。ザキラ様の「泣き叫べ」大好き

このデッキの切り札であり、実質的な終着点です。
墓地を肥やして3種の超次元呪文を打つことが必勝パターンなのですが、攻撃前に絶対にやって欲しいことが二つあります。

それは、
①墓地の超次元呪文の指差し確認
②唱える呪文が《ライデン》→《リバイヴ》→《ムシャ》の順になっているかの確認
です。

①について、何を当たり前な...…と思われるかもしれませんが絶対にやってください。10秒の注意を怠って勝ち星を逃すのは本当にもったいないです。
各種超次元が欠損していてもいいパターンを一部紹介します。

《ライデン》→《M・R・C》の攻撃先がクリーチャー、且つ《リキシ》が既に場にいる状態。
《リバイヴ》→《アダムスキー》が手札にある、且つ《シャチホコ》が既に場にいる状態。
《ムシャ》→今回の攻撃で《ゴクドラゴン》完成を目指さない時

②について、なぜこの順かというと《ライデン》で破壊した《M・R・C》を《リバイヴ》で拾いなおす動きが強力であることと、最後に《ムシャ》から《オンセン》を出さないとP'S覚醒リンクを起こせないためです。
基本中の基本ではありますが、操作ミスで順番が変わっていないかをOK押す前に見ておきましょう。

また、序盤に引いた場合は《オーダー》のために《勇愛》で1枚は墓地に置いておきましょう。

ここからは超次元ゾーンに触れていきます。

《ヴォルグ・サンダー》

削り取ってやる!!!!

このデッキの心臓であり、親の顔より見るカードです。

どんな相手であろうが、まずはこの子を出すことから始まります。
能力はゲーム中1回使えば十分で、あまり墓地が肥えなかったからと言って2回目の《ヴォルグ》を軽々しく使わないように!!
最悪の場合、《M・R・C》と《リバイヴ》全てが墓地に行ってしまい窮地に立たされることになります!!!!(2敗)

《サンダー・ティーガー》

あと500だけ頑張ってくれたりしない…?

頼れるけどちょっと頼りない雑魚処理要因です。
この子単体を呼び出すことは正直ほとんどなく、《ライデン》のついでで出すことが多いです。
【連鎖】【サムライ】に対しては《ガイアール》を温存しつつ盤面を取れるのがそれなりに優秀です。

《雷獣 ヴォルグ・ティーガー》

男の子ってこういうダークヒーローが好きなんでしょ?

このデッキの陰の実力者です。
【モルトNEXT】のような《悠久のフォーエバー・プリンセス》が採用されている対面では、リンク解除によって《ボルシャック・ドギラゴン》の要求値を上げることができる点が優秀です。

最大コストのクリーチャーを落としてくれるため、《カイザー刃鬼》《紫電武者》のような高コストフィニッシャーをピンポイントで狙えることも覚えておくと役立つかも知れません。

《時空の封魔シュヴァル》/《霊魔の覚醒者シューヴェルト》

《♪霊魔の裁きに勝てるもの無し》

【M・R・C】の防御の要です。
表面は準バニラなので割愛して、裏面について。

もちろん強いカードではあるのですが、このカードの隠しテキストには注意です!
このカード実は、『相手は呪文を唱えた時、カードを一枚引く。そのカードがS・トリガーならコストを支払わず使ってもよい』と書いてあります。
盾に触れずに勝てるのが強みのデッキなので、勢いのまま投げると結構痛い目を見ます。
なので出すのは盾がないと負けそうな対面、具体的には【レッドゾーン】【サムライ】などに限定した方がいいと思います。

《勝利のガイアール・カイザー》

最近ハンデスしたり-9000したりしてるらしい

このデッキの雑魚処理番長です。
主に《ムシャ》から走ってきて盤面を焼け野原にしてくれます。
役目を果たしたら《ライデン》でお帰りいただきましょう。
また、【モルトNEXT】など山札破壊が効かないデッキに対しては貴重な即時打点として活躍してくれます。

《激相撲!ツッパリキシ》

リンクするときに「バッフォ!」って言ってくれるの好き

よく《ヴォルグ》と一緒に出てくるお相撲さんです。
彼自身には特筆する点はないんですが、場にいると《勝利ガイアール》がパワー8000まで巨大化することは頭に入れておきましょう。

《激天下!シャチホコ・カイザー》

エビフリャアアアアアア!!

場にいるだけで相手が嫌な顔をする子です。
《ムシャ》で盤面を燃やしながら立てるとかなり強力です。うっかり《リバイヴ》で蘇生先を消しちゃわないように注意しましょう。

序盤のハンデスで手札が尽きた後に着地させることで、引いた大型カードをマナに置かざるを得ない状況に持っていけます。
なので実質《ナチュラル・トラップ》内臓クリーチャーです。(暴論)

《激沸騰!オンセン・ガロウズ》

能力は大好き。活かせないけど...…

このデッキにおいて一番影が薄い子です...…
システム上仕方ないんですが、この子が出る=《ゴクドラゴン》完成になる上、リンク解除時に確定で吹き飛んでいくので場に単体でいることはまあないです。
一応トリガーで出た《オーダー》が2面除去ができるようにはなりますが、不確定要素が多すぎて...…

《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》

必殺!絶対絶望!!

出たら勝ちです。対戦ありがとうございました。
ちなみに《ゴクドラゴン》がシールドに攻撃すると、《DNA・スパーク》《吸い込むナウ》《ミラクル・ミラダンテ》など山札を消費するトリガーを封じることができるほか、《「四つ牙」》《エビデゴラス》などがいるならそのままターンエンドで勝てることは覚えておきましょう。


採用候補・不採用カードについて(追記:11/13)

《停滞の影 タイム・トリッパー》
【ブリザード】【カイザー刃鬼】などに刺さるメタカードです。
強力ではあるんですが、このデッキは《ヴォルグ》の墓地肥やしに重きを置いているのと、《オラクルジュエル》で対応できていたため不採用にしました。

《学校男》
《オリオティス》《キクチ師範代》などそれなりのサイズのメタカードをどかせるカードです。
2コストハンデスを多めに取ることでそもそもメタカードが出てくる回数を減らし、《オーダー》で対応しきれる構築のため不採用です。

《超次元ボルシャック・ホール》
《ムシャ》と選択で入れるカードです。
《ボルシャック》にする最大の利点として《シュヴァル》を出せる点がありますが、前述したとおりこのデッキはそこまで《シュヴァル》を立てたいデッキではないです。
それならば《ヤドック》、《羅月デス・フェニックス》、《ブリザード》などを破壊できる《ムシャ》の方がよいと判断して不採用にしました。

《禁断の轟速 レッドゾーンX》
なんで教えてくれなかったんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ゴクドラゴン》攻撃時に侵略したら山札1枚追加焼却、《勝利ガイアール》にも乗せられるうえ《オーダー》のカウントも邪魔しないじゃないですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかも《M・R・C》の進化元としても使えるじゃないですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!

一応除去が多めで相手の盤面が残りづらいため封印の山札破壊が成功しづらいこと、《アンチャンス》の影響を受けないこと、《沈没のカルマ オリーブオイル》を警戒して《アダムスキー》にしてたということでお願いします。はい。

(追記)
DMをいただいて検証をしたところ、《レッドゾーンX》の効果→《ゴクドラゴン》の攻撃時効果となるため、上記のプレイングは不可能であることが分かりました。
この度は誤情報を記載してしまい申し訳ありませんでした。

各対面の相性とプレイング解説

個人的なものになりますが、各有利不利対面はこのように感じています。

左右差なしです

有利対面

【ヘブンズ・ゲート】
《ボンソワール》の採用が減っているためハンデスが面白いほど刺さります。
《オリオティス》も飛んでこないため《ヴォルグ》《M・R・C》の動きも通しやすいため有利としています。
ただし、《ヘブンズ・ヘブン》が《ネバーラスト》に龍解すると超次元呪文が封殺されてしまうため注意しましょう。

【ヘルボロフ】
何もしなくても相手が勝手に墓地を増やしてくれるため、《M・R・C》が楽々着地します。
仮に受けに回ることになっても、相手に《オラクルジュエル》をケアする方法が《ギガボルバ》くらいしかないため何とかなります。

【デッドゾーン】
基本的にこちらが盤面にクリーチャーを出すのが5ターン目の《ヴォルグ》くらいからなので、相手の得意技の早期に《勝利ガイアール》からの《サイコ》侵略プランが刺さりづらいです。
《デッドゾーン》を使って速攻してくるなら15(+4)枚のシールドトリガーが刺さり、《ゼロフェニ》で焼却するなら《M・R・C》が間に合うので有利対面です。

微有利対面

【サムライ】
《オリオティス》、軽減クリーチャー、《タイショウ・アームズ》で増えた手札など対処する必要があるカードが多いですが、軽減>手札>《オリオ》の優先度で処理していきましょう。
軽減がなければ《紫電武者》は走ってこないですし、手札を増やすために《タイショウ》を立てれば盤面が埋まります。《オリオティス》は《M・R・C》着地の直前に除去できていればいいので慌ててどかす必要はないです。

【連鎖】
《オリオティス》や《ネバーエンド》がきつそうに見えますが、前者はハンデスで後続を断つことで時間を稼ぎつつ《オーダー》《ムシャ》で盤面を取れるので意外と何とかなります。
後者も、取り巻きさえ除去してしまえばとどめまでに2,3ターンかかるため山札の削り切りは容易です。
また、《アダムスキー》がなくても《ゴクドラゴン》が攻撃すれば《ミラクル・ミラダンテ》を使えなくなるので、普通にダイレクトアタックを狙っても大丈夫です。

五分対面

【5色系】
とにかくハンデスを当てて動きを鈍らせましょう。《フェアリー・ミラクル》や《ニューゲイズ》を落とせると嬉しいです。
《ニコル・ボーラス》や《ヴィルヘルム》にテンポを取られたり、《ニューゲイズ》が《ガイハート》《エンドレスヘブン》で突っ込んできたりと厳しい盤面自体はありますが、向こうも《M・R・C》を咎めるカードは少ないので五分としています。

【レッドゾーン】
とにもかくにもハンデスを刺していきましょう。
《トップギア》が出てきたら必ず《勇愛》で焼いておきましょう。
《勇愛》をドローで使いたくなる気持ちは分かりますが、どうせ相手が盾を殴るので意外と手札は何とかなります。
デッキ性質上、4ターン目までに4打点を入れられてしまうと《オーダー》がトリガーになっていないことも多く、かなりきつくなります。
相手の手札の枚数と起こりうる最悪の事象は以下の通りです。

・4枚→4打点+手札補充
・3枚→4打点、3打点+手札補充
・2枚→3打点、2打点+手札補充
また当然と言えば当然ですが、《シューヴェルト》が非常に強いです。ゲームの主導権を手に入れられたら優先的に立てましょう。
現在は【赤白】【赤単タッチトリガー】の構築が多いため五分ですが、手札補充手段の多い【赤青】は不利となります。

【メカオー】
盤面処理が得意なこのデッキのカモ…とおもいきや、最速で《サリア》を立てられるとあまり成すすべがなく、あっさり《マーキュリー》《スパルタン》に蹂躙されてしまいます。
ただ、それ以外ならハンデスが刺さったり《オーダー》《ムシャ》《マグマ》が間に合ったりします。

微不利対面

【ブリザード】
いかに3~5ターン目に《ブリザード》を着地させないかが重要です。
ハンデスを行うか盤面処理を行うかを都度意識しましょう。

ハンデスを行うときの一例
・相手が《ジャスミン》を自壊させてマナを伸ばした時
・《マップ》などで相手の手札に確実に《ブリザード》があるとき
・場のスノーフェアリーを除去しきれず、相手の手札があるとき
・相手の手札を0にできる時

盤面処理を行うときの一例
・2マナ時に《ジャスミン》《ポレゴン》を場に残してきたとき
・4マナ以上の時に手札が2枚以下で、場のスノーフェアリーを全処理できる時

一例。
・場のスノーフェアリーを除去しきれず、相手の手札があるとき
・相手の手札を0にできる時
なのでハンデスを行った。(ちなみに2枚とも《ブリザード》だった)

こうして序盤を耐え抜き、《ヴォルグ》を出せてやっと勝負の席に着くことができると言えます。
当然相手は恐ろしく高い再現性で突っ込んできます。辛いです。
こちらも2コストハンデスをフル採用しているため、妨害はしやすくなっているのでくじけずに頑張りましょう。
また、小型を並べてエンドされることもあるのでその時は《マグマ》で焼き払いましょう。
《オラクルジュエル》のもたらしてくれる1ターンに感謝することが多い対面です。

【カイザー刃鬼】
《スペルサイクリカ》から飛んでくる《リュウセイホール》《繁栄と調和の罠》が非常に苦しいです。
相手のデッキは多色が多めになっているため、序盤からハンデスを入れて多色事故を狙いましょう。
《刃鬼》本体よりも《M・R・C》が先に着地できることの方が多くはありますが、たまに《悠久》が採用されているのが辛い。採用されていなければ神に感謝しつつ山を消し飛ばします。
相手視点だと、それなりに高コストカードがあるため《刃鬼》の出力が不安になったり、《繁栄と調和の罠》を唱えていても《オラクルジュエル》を踏んでしまえば《M・R・C》の攻撃先になってしまうため、少しいやではあると思います。

【モルトNEXT】
殴り倒すしかない相手です。
その際の攻撃方法については以下の通りです。

①《M・R・C》を召喚
先に《ヴォルグ》でW・ブレイク(《バトクロス》のケア)
③《M・R・C》で攻撃時に《ゴクドラゴン》を出しつつT・ブレイク
④《ゴクドラゴン》でとどめ

盤面に2打点分あれば、《ヴォルグ》でなくても可。

当然ここに至る前に《バトライ閣》で押しつぶされる可能性だったり、各種《リュウセイ》で邪魔される可能性だったりをかいくぐってからの話です。

不利対面

【サソリス】
《猛攻の面》で破壊が効かない、《ギョギョウ》が重い、《ヤドック》もきつい、《オラクルジュエル》も《シュパック》に咎められるという本当に辛い対面です。
《サソリス》が全部盾落ちしてることを祈りましょう。
手札破壊で《オチャッピイ》さえ落とせれば盾は薄めなので、対【モルトNEXT】の要領で押し込みを狙うのもナシよりのアリです。

【ベアフガン】
ADの【ベアフガン】は再現性も速度も速く、《ヴォルグ》までたどり着けないので不利です。
【連鎖】【サムライ】に不利がつくためか母数が少なめなのが救いです。

さいごに

ここまでお読みいただきありがとうございました。
こういったものを書くことが初めてでして、読み苦しいところ等ございましたら申し訳ありません。
質問に関しては筆者のXのDM(@kagakukirby929)かこちらのコメント欄にいただけますと記事に追記を行ったり個別に答えたりします。
また、今回記事の作成についてオウドゥンヌ様のこちらのnoteを参考に書かせていただきました。心から感謝しております。

もしこの記事に価値を感じていただけましたら拡散、および投げ銭をいただけますと泣いて喜びます。
ではまたご縁がありましたら。

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