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【研究留学】カナダ/バンクーバーUBCのVIRSについて


理系の学生が研究留学に自力で行くの大変じゃないの?

このように考えている方が多いのではないでしょうか

私も実際に行動を起こす前は、同じように考えており、留学なんて全く自分には関係のない話だと考えていました。

現在は博士課程として正規入学をしておりますが
2019年にカナダ/バンクーバーにある
UBC(The University of British Columbia)という大学に
VIRS(Visitor International Research Students)というシステムを利用して留学しました

本日は、そもそも研究留学に行くことが難しいことなのか

研究留学をすることによって得られること

UBCのVIRSについてを紹介していきます。


研究留学を実現するための難易度

実際に研究留学というワードを聞くと

「なんか難しそう」

「お金もかかりそう」

「海外はレベルも高そう」

なんて心配になる方は多いと思います。

でも実際はそこまでハードルは高くなく、行動力が少しあればだれにでも機会はあるものなのです。


私の場合は

「海外に行ってみたいし研究も続けたい!まずは受け入れ可能かどうか聞いてみよう!」

くらいの軽い気持ちが留学のきっかけになりました。

先方が受け入れてくれるという返事をくれた時点で

どうすれば留学を実現できるのかを真剣に考えるようになり、いろいろなことを調べて留学を実現しました。

まずは第一歩目を踏み出すことが本当に大切だと思います。

研究留学するメリット

それでは、実際に研究留学してどんなメリットがあるかみていきましょう。

私は以下のようなメリットがあると考えています。

・語学力向上
・専門知識を英語で話せるようになる
・文化を知る
・行動力の大切さを知る

特に大切なことは行動力次第で将来を変えられる可能性があることに気が付くことです。

これについては今後執筆する記事で私の経験談も踏まえて紹介します。


それではこれから僕が実際にアプライしたUBCの研究留学プログラムについて紹介します。

バンクーバーの大学UBCにおけるVIRSとは

では早速ですがUBCには

VIRSVisitor International Research Student)

というプログラムがあり、UBCの様々な分野の研究にVisitorとして最長1年携われる制度があります。

支払いはなんと

$415+学校指定の保険代(6ヵ月で$300程度)のみ

でした。

これだけで研究留学できるので正規留学と比較してもかなり安くすみます。

授業への参加は原則として無いので、所属先の教授と相談すれば受けられるかも?(単位等はありませんが)

VIRS申し込み

申し込みの方法ですが、僕の場合、自分の専門分野に近い研究を行っている先生を探し、直接メールしました。

まったくコネ等はありませんでしたが、運よくすぐに返事が返ってきました。なかなか返ってこないこともしばしばあるそうです。

私の場合はUBCとそのほかの大学併せて合計5件送って返信があったのはたったの1件でした。

ほぼ宛先を変えるだけなので、複数候補があればすべて送ってしまうのが吉だと思います。

断るのはどうとでもなるからです。

ただ、もしあるのであれば日本で所属している研究室の教授とコネクションのある先生のところがいいですね。


その後はUBCの先生とメールのやり取りをしてVIRSへの申し込み手順を教えてくれました。

VIRS申し込みの流れ

それではVIRS申し込みの流れについてまとめてみます。

①研究したい分野の先生にメール
②許可を得たらVIRSに申し込み(担当のgo globalという部署)
③プログラム費用と保険を支払う
④渡航⇒研究開始

ここはそこまで複雑ではないので研究室さえ決まってしまえば留学はほぼ確実です。

まずは勇気をもってメールを送ることです。


6ヶ月以上滞在予定の方はVISAの関係もあり、半年前くらいから準備することが望ましいです。

色々裏技はあるので超短期間で準備することも不可能ではないです。

できるだけ余裕を持った計画を心がけるようにしましょう!


留学前に必要な準備や手続き

さて次に、VIRSで留学する前にしなければならなかったことを書きます。

・先生へのメール
・VISA取得(滞在が6ヵ月以下なら不要。)
・VIRS申請
・家探し(一番大変かもしれません)
・航空券確保
・海外旅行保険加入

ざっと並べるとこの程度です。そこまで多くはなかったと感じます。


留学前にやっておけばよかったこと

次に、私自身が実際留学に来てやっておけばよかったと思うことを書きます。

・雨具の用意(特にレインコートやブーツなど季節によりますが)
・英語の勉強(とにかく意思疎通ができないと研究進捗ありません)
・スポーツ用具の持参(特に屋外のテニスコート無料なのでテニス始めるのにはもってこいです)

実際には準備しなくても、そこまで留学に支障はありませんが一応書いておきます。

その土地に合わせた服装を用意することはとても大切です。

レインコートやブーツについては現地だとサイズがなかったりもするので、日本で自分に合うものを買うのが望ましいです。

英語の勉強に関しても、話せなくてもある程度研究は進捗しますし、英語も日々上達しますが、やはり渡航前に準備しておくに越したことはありません。

あとはスポーツです。とくにバンクーバーは屋外テニスコートが無料だったのでラケットとスポーツウェアを現地で購入しました。ラケットくらいなら少し大きめのスーツケースなら入ります。

まとめ

今後も留学に役立つ情報を記事にする予定ですが、少しでもお役に立てれば幸いです。

一つ言えるのは、もし今迷っている人がいれば絶対に行くという方向性で検討してみてください。


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