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PENTAX FA Limitedシリーズと学園生活を送ってみる話 第一話

始まる三姉妹との共同生活

さて今回のっけから「なんのこっちゃ」と思うタイトルです(笑)

PENTAXの一眼レフをメインで使っていると、必ず目にするレンズ達があります。
それがタイトルにある【FA Limitedシリーズ】
巷ではよく【FA三姉妹】などと呼ばれたりします(なぜ兄弟じゃないんだろう)

どれもフィルムカメラ時代に設計・販売されたものですが、現代のレンズにない独特かつ味わいのある描写で未だに高値で取引されています。
そして先人はみなこう言うのです。

『この先絶対に通る道だから3本とも揃えるが良い』と。

例に漏れず、私も全て所有しています。
もちろん中古ですが(新品で買える余裕はとてもじゃないけどない)。

で、今回はそんな三姉妹を私なりの感想や意見と共に書いてみようと思ったのです。

ただ、普通に書いても面白くない。
と言うか普段から感覚でカメラ扱ってるとこがあるので、数値がどうとか写真解析したらどうとか難しいのは書けません。

なので、【三姉妹】に引っ掛けて

【ゼロから始まる高校生活 ~ドキドキメモリアル~】

と称し、高校の同じ学年に三姉妹がいたら…という設定で書いていきたいと思います(怒られそうなタイトル)(汗)

あ、ちなみに使用した感想とかは全てPEANTAX K-1(フルサイズ)での話になります。
APS-Cだと体感変わると思うのでご注意を。

あと写真はこのレンズで撮ったものですが、本文と直接関係はないです(汗)


PENTAX-FA31mmF1.8AL Limited(三女)

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さてまずは三女(そう言われている。発売時期でかな?)のFA31mmから。

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世間では【ラスボス級】【反則級】【何を撮ってもいい感じに写る】【どうせ最終的に行き着くから高くても買っとけ】などと称賛の嵐が止まないレンズです。
価格も3つのうちでは一番お高い。

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絞れば隅々までカッチリ、開けば柔らかく美しいボケ。
何気ない場面がドラマに変わる。
そういったイメージを持たれています。

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実際自分が使った感想もそれに近い…と思いきや、案外そうでもありません。
いや、描写に関しては合ってると思うんですが『何を撮っても』のとことか扱いにくさとかに関して言いたい部分があるのです。

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ここからはかなり個人の感想が入るので、人によっては納得できないかもしれません(笑)

まずこのレンズ、パープルフリンジが盛大に出ます。
絞りを開き気味で少し太陽の方を向くと、結構な確率で出ます。
しかも【よく見たらちょっと出てるか】ってレベルでもないです。
パっと見て解る感じで出ます。

前のエントリーでも書きましたが私は空の写真を撮ることが割とあります。

まあ空単体なら絞ればある程度解決するんですが、【空も含めた景色】の時に手前にピント合わせるとかだと結構悩ましいです。
補正すればいいんですが、JPG撮って出しも割と使う派なのでいかんともしがたい…。

絞って遠景で風景撮ればいいじゃん!という声もありますね。
ただこうなると【31mm】という画角が割と微妙になってきます。
自分の環境では遠景の風景で一番多いのは【都市や高層ビルや商業ビルを含めた街並み】が多いのです。

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そうなると…意外と広角が足りないというか、「入らないなぁ」となることが多いんです。
例えば海を隔てた島から都会を望む、みたいな場合なら大丈夫ですが大体に置いて都会の中に自分がいて撮るシチュエーションです。
そうすると高いビルや大きな建物が一部切れて、中途半端な構図になりがちなのです。

特にiPhoneを始めとしたスマホが28mm相当の画角を備えているので、それに慣れているとどうしても足りなく感じます。
FA28mm Limitedだったら…と思う時もしばしばw

ただ最短撮影距離30cmとそこそこ寄れるので、近接撮影は割と出来ます。
身近な物は気軽にパシャパシャ撮れるので、スナップや親しい人とのポトレなどにはいいかと。

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絞ればキッチリ解像するので基本、風景写真向きですがその中でも特にネイチャー(自然風景)向きな気がします。
自然が溢れてるとこだと被写体にする景色との距離も撮れるし、31mmの画角でもいい感じに切り取れるのではないかな?

あくまで個人的に、ですが3姉妹の中で扱いが最も難しい…
というかなかなか上手く撮ってあげられないレンズです。。

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とは言え世間で称賛されるのも頷けるほどハッとする写真が撮れたりもします。
後から見返して「これいいな」と思ったり「よしフォトブックやコンテストの応募に使おう」と思った写真がすべからくこのレンズで撮ったもの、という経験が何度かあるので…。
やっぱりそれだけ良い描写をしてくれてるんだと思います。

まとめ

長所:
・絞った時のクッキリ感が凄い
・結構寄れる
・開放付近での柔らかなボケ味
・彩度落とし気味や明度上げ気味で撮った時のオールドレンズ感(レトロ、アンティーク、ノスタルジックな描写)

短所:
・逆光にかなり弱い(パープルフリンジがすぐ出る)
・フードが一体化してるせいで上記の問題を防ぎにくい
・価格が高い

そんなFA31mm、学校生活で言うなら…

見た目は誰もが羨む美人。
成績も優秀で運動神経も良い文武両道タイプ。
性格は意外と芯が強くストレートな物言いなのでなかなか話しかけ辛い。
一部の人からはじゃじゃ馬で気難しいと思われている。
しかしその美貌からクラスの高嶺の花。
打ち解けるとイメージとは違う柔らかな笑顔を見せてくれる。
根っこはとても優しい美少女。
【全てを兼ね備えた学年のマドンナタイプ。
人望も厚く風紀委員長を務める。
主人公には初めキツく当たりがち。
黒髪のロングヘアー。
非の打ちどころのないスタイル。】

こんな感じです(笑)

我ながら書いてて古臭ぇとは思いましたがw
しかし誰が手に取っても描写に満足いく(慣れれば)だろうというポイントに限れば、そう間違ってもないんじゃないかな?と思います。

相変わらず当初の構想と文面に齟齬が出てきてますが、気にせず他の子達についても書いていきたいと思います(汗)

こ、こんなノリで大丈夫か……?




読んで下さりありがとうございます。



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