お香の話し
時代と共に変わるお香
インドに始まったお香は、仏教が開かれると焼香としての「お香」が布教と共に中国を経て、日本へ仏教と共に広まりました。初期のお香は宗教的意味合いから、祈りの香りとして親しまれていました📿
平安時代には香りを楽しむ、趣味としてのお香が発展し、貴族達は香の原料を調合し、オリジナルの香りを作り楽しみました。
その後、武家たちの間で戦前の緊張を鎮める為に沈香が流行ったり、お香は時代の流れと共に様々な形で親しまれ、現在に受け継がれてきました。
では一体、お香は何で出来ているのでしょう?
🍃お香の原料🍃
お香は主に木や木の実、蕾、葉や茎そのものを原料として作られています。
香木の中でも特に、伽羅、沈香は香りの生成に何百年かかると言われ、
人工的に生成するのは難しいため、貴重な存在なのです✨✨✨
⚜️お香の効果 ⚜️
①リラックス効果
②浄化効果
浄化とは「身辺の穢れや邪気などマイナスの気を取り除き、浄化する」という意味です。除菌・殺菌効果のある成分が配合されている物もあるので、文字通り空気を浄化する効果もあります。
③開運効果
お香の浄化作用でその場に留まっている良くない気を清め、そこへ良い気を呼び寄せるという意味合いにおいては開運にもつながると言える
③消臭効果
お香から出る煙がゆっくりと部屋の隅々まで広がり、その香りが生活臭を抑えてくれます。玄関やトイレなど嫌な臭いの溜まりやすい場所などで、換気をして空気を入れ替えながら焚くとより効果的です。
③防虫効果
お香によく使われる白壇、桂皮、丁子、龍脳大茴香には防虫効果があるとされています。
④お清め効果
大きなお寺などに行った時に人々が線香の煙を浴びている姿を見かけます。あの行為には、神様に会う前に線香の煙を浴びる事で身と心を清めるという意味が込められています。これは、ネイティブアメリカンが行っているスマッジングという儀式に共通します。
🔯お香の楽しみ方🔯
お香といえば火を使うもの、というイメージが強いですがお香の使い方には、火を使う以外に様々なり楽しみがあります☘️☘️☘️
匂い袋(においぶくろ)
香原料や香木を袋に入れて香りを出します。ポプリやサシェの日本バージョン
香木(こうぼく)
温めると芳ばしい香りがします。
煙が苦手な人におすすめです。代表的なものに白檀、沈香、伽羅などがあり、お香の原料にも使われています。
練香(ねりこう)
粉末にした香原料にははちみつや梅肉などを加え、練って丸めたお香。湿らせたまま使います。平安時代には貴族自ら調合していました。
印香(いんこう)
粉末にした香原料を型に入れ、固めたもの。干菓子のようなかわいらしい形のものや、香木を模したものなど色々あります。
塗香(ずこう)
きめ細やかな粉末状のお香。香水のように肌につけて使います。元々は身を清めたり、邪気払いに使われていました。
文香(ふみこう)
常温で香る香原料を和紙などに包んだもの。お手紙の封筒や名刺入れなどに忍ばせてほのかな香りを届けます。
やっぱり私は、煙をくゆらせるのが、見ていても、肌で感じても好きなので、香炉で炊きます🍃🍃🍃
今更ながら、お香の効果も凄いので、これからもおおいに楽しもうと思います🌝🌝🌝
最後まで読んでいただきありがとうございまし🌈🌈🌈
Uranaroza
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