
20250222@TOKYO DOME side GLAY
何を隠そう、私はGLAYERでもあった(今はBuddyさんなのだとしたら、私がGLAYを追いかけていた時はもはや「HAPPY SWINGER」さんの時代かも知れない?)。
というわけで、The Millennium Eve 2025、トップバッター(笑)のGLAYについて語る。
GLAYは私の青春である(LUNA SEAは人生)。その青春を彩ったのがGLAYというキラキラした存在、まさに灰とダイヤモンドである。
ただ、実は少し不安があった。
最近のGLAYの曲はあまり詳しくない。
でも対バンということはそんなに知らない曲ばっかりやらないだろうと思い、
最新アルバムの曲はTVで披露していたものしか予習せず(ごめんなさい)臨んだ。
結果から言うと、最高のセトリだった。張ったヤマは大的中。
全曲全力で楽しむことができた(この時はまだ2階スタンド席最前立ち見禁止の呪いは解けていないので呪われた範囲ではあるが)。
小学校から中学校にかけて、こじらせた青春時代を彩った楽曲の数々は、眩いばかりの煌めきで私の想い出を貫いた。
気がついたら、涙が頬を伝っていた。
「pure soul」なんて、久しぶりにライブで聴いたら涙で前が見えなくなった。
余談だが、私は出会った頃からずっとHISASHI推しである。完全な単推し、と言うわけではないが、ずっとずっとHISASHIを応援している。
そんな私は失礼ながら、HISASHIが一番不人気だった時代の記憶が色濃く、このライブでHISASHI沼に堕ちている女子たちを横目に勝手に「してやったり」と思っていた。
やっと気づいたかと。
そう思うと、若干10歳でHISASHIに出会って惹かれてしまった自分は精神的に早熟だったのかもしれない。
「サバイバル」から「口唇」のシームレスチェンジに感動し、
「月に祈る」を演るとも思わず発狂し(SLAVEなら予想してろといったらそれまでだが)、
「whodunit」途中で「JESUS」に乗り替わった時の「これぞ対バン」といったコラボレーションは高揚感MAXに。
青春時代に見つめてきた彼らは、約30年経ってもそのままの彼らだった。
ずっとずっと、ピュアなバンド小僧だった。
そんな彼らがひとたびLUNA SEAの前となるとゴリゴリの後輩ムーブをかましてくるのもまた微笑ましい。
90年代のヴィジュアルシーンを彩った彼らは、ヤンキー気質な縦社会を経て、いい関係の大人になったんだなと改めて噛み締めた夜だった。
◆SETLIST of GLAY
M1. WET DREAM
M2. MERMAID
M3. サバイバル
M4. 口唇
M5. pure soul
M6. HOWEVER
M7. 月に祈る
M8. THINK ABOUT MY DAUGHTER
M9. whodunit〜JESUS〜whodunit
M10. 誘惑
M11. さよならはやさしく
M12. BEAUTIFUL DREAMER