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03 Kindle出版メモ 「書く」マインドの成長ー出版グループへの参加ー

アウトプットしたら何が生まれるかな?
発信を続け、出会いを広げて何かを創作することにチャレンジ中、チェルシーです。note、Kindle出版、画像生成AI、Canva、読書、楽器演奏、英語学習に興味があります。今回の記事は「Kindle出版」について




6月 みんチャレ参加

本を書くぞー!と「書く側」のマインドにシフトしてから景色が変わりました。みんチャレ(※1)「Kindle出版グループ」に参加して同志と交流を始めます。
※1:みんチャレとは、新しい習慣を身につけたい人が匿名で5人1組のチームを組み、チャットで励まし合いながら習慣を継続する三日坊主防止アプリです。

AmazonにKindle本読後のレビューを書き始める

Kindle本を読み終わると、最後に☆☆☆☆☆マークで評価を付ける画面が表示されますよね。これまではその★★★★★マークの評価してこなかったのですが、書き手になろうと意識し始めてからレビューを文章で書き残すようになりました。この投稿をしようと思うと読み流すのではなく、どこが自分に刺さったのか著者が何を伝えたいのかを意識して読むようになりますし、何しろAmazonのwebサイトという公共の場に自分の文章が乗ることになりますので、ちょっとしたアウトプットの練習になります。

7月 Kindle出版祝賀会参加、そして運営グループの一員に

2024年上半期Kindle出版祝賀会にオンライン参加。
所属するオンラインサロンにはKindle出版グループがあり、アクティブに動いていました。その半期に1度の祝賀イベントはその期に出版した人以外も参加することができ、そこで会の創立者の方々の想いや、それぞれのステージの方にたくさん刺激をもらいました。

そして、ここが大きかったのですが、ふとした縁でお声がけいただき、私は出版の経験がないのにも関わらず、同グループの2024年下半期の運営チーム5人として参加することになり、ここから12月末までにキンドル出版することを強く意識し、書くことへの現実味が増しました。「いつかKindle本が書けたらいいな」という思いから、はっきりと「年末までに書く」側のマインドに切り替わりました。

Kindle本何たるかのインプット

そうして、好きなジャンルのKindle本をはしご読み、気になるKindle関連のnoteや本も読みまくります。出版経験者さんにお話も伺って、生成AIによる文章整え、本の章組み、構成提案の一連の流れなど、私から見ると最先端の執筆経験もします。

AI活用

いくつか試したAI活用の中で、日常の他のライティングにも応用がきいて、その後も大活躍している方法をご紹介してしまいましょう。ぴーたんさんが下記リンクのnote記事でご紹介されている音声入力から書き言葉に整えてもらう方法です。

私の場合は出来上がった文章をそのまま使うのではなく、思考スピードのままに大量の考えをアウトプットしてまとめてもらい、資料にすしました。資料にする際には、具体例を削らないようにしたり、どのような論調でまとめるかを生成AIに指示するのですが、それでも感じる違和感の部分が、自分の書きたいことなのだとクリアになりました。

書く環境

もくもく会(※2)にも参加し、頭の中を整理するオンラインホワイトボード、マインドマップアプリを教えてもらったり、前後の雑談から大いにヒントを得ました。マインドマップでは、自分が書きたい本「ロードアイランドの12ヵ月」の各月の大テーマ、中・小テーマを最初に落とし込みました。視覚化されてバランスも取りやすくて夢中になれますし、また内容こそ違えど一緒の時間に作業を行う仲間がいることで、書くことにも慣れていきました。

※2:もくもく会とは、複数人で集まって「黙々(もくもく)と作業をする」勉強会や集会のことです。作業の前後に参加者同士目標や成果を共有することで驚くほど作業が捗りますし、他の方の作業に親近感も増します。

8月 初心者の最初の壁、この本自分以外に誰が読むのかな?

ちょっとしたボリュームを書いたあと、ふと湧き上がる感情にはこんなものがあったと思います。
「これ、自分以外に誰が読むのかな?」
「ブログでよくないか?」
「Web上で拾った根拠、多すぎじゃない?」
「使いたい写真が権利&倫理上使用できるか心配」
「AIが丸めすぎて自分の文章じゃないような箇所が散見」
「そもそも誰のため、何のために書いているんだっけ?」
「初期の段階で作家と編集者の2役を引き受けて書くと進まない」
「あれ?この本面白くないかもーー!!」

でもこれらのつぶやきの数々は最終的に全て払拭されました。
大丈夫です。何か書き始めたら、少なからず通る道だと思います。

「これ、自分以外に誰が読むのかな?」→隠れて書かずに小出しにアウトプットすることで、興味を持ってくれる人が出てきます。グループを作るとそれだけでもう他人事ではなくなり、お互いに読まずにはいられません。アイドルのオーディションを番組にするといつの間にかファンになり、応援している、あの仕組みに似ています。

「ブログでよくないか?」→書く側も書きたいことが明確になり、洗練、圧縮されますし、本にすると、届く層が厚くなり、圧倒的に読んでもらえます。読む側もまとまっていた方が読みやすいです。それに表紙ができて、本の形になった時の喜び、Amazonのwebサイトで検索して、自分の本が出てきたときのときめき、それぞれたまりませんでした。

「Web上で拾った根拠、多すぎじゃない?」→雑談の中で調べてわかることは最小限で良いと気が付かされ、自作の蛇足も含めて、書いたものを大幅に削除することができるようになりました。

「使いたい写真が権利&倫理上使用できるか心配」→商業出版で出されている憧れの本や雑誌のイメージからいったん離れ、現実的にできる範囲で進めましょう。

「AIが丸めすぎて自分の文章じゃないような箇所が散見」→削る勇気がわきますし、AIはしつこくうまく使うと、自分が伝えたい内容をブラッシュアップしてくれたと感じることも増えていきます。つまり、AIとの付き合い方も慣れていきます。

「そもそも誰のため、何のために書いているんだっけ?」→書きたいと思った初心を箇条書きにでも「はじめに」に書いておくと良いです。

「初期の段階で作家と編集者の2役を引き受けて書くと進まない」→AIや他の人と相談しながらある程度道筋を立てたら、書きたいことを書きたいように作家モードで書き上げましょう。編集は後からいくらでもできます。校正してくれる方からもたくさんのヒントをいただいて、いくらでも変わります。タイトルさえ変わります。

「あれ?この本面白くないかもーー!!」→ひとりで書いているとそう思うのですが、本はひとりで作るものではないのです。これも大丈夫。

「1番書きたいこと、または、1番書きやすいことを1冊目に書く」
「はじめに、は映画の予告のような感覚で。書き上げてから書いてもいいくらい」
この2つのアドバイスがこの時の私に刺さりました。

この一見当たり前に見える内容が、実際「はじめに」を含めて2万字以上書いており、「はじめに」が予告編ではなく、本編のようになって違和感を感じていた私にはタイミング的に1番ピンときたのですね。

「タイトル」や「はじめに」は最後でも良いという意見は、Kindle本執筆にまつわる資料を読んで触れてはいたのですが、いざ自分でやってみると、しっかり落とし穴に入っているという一例でした。知識のインプットで頭でっかちにはなっているのですが、まんまと陥る初心者あるあるや回り道の数々。どこがどんな風にヤバいのか、ある程度自分で体験しないと気が済まない性分なんでしょうね。

8月 KDP登録、はじめて校正にも参加

Kindle ダイレクト・パブリッシング (KDP)は、Amazonが運営するセルフ出版サービスですが、このアカウントを作成し、早めに各種必要項目の登録を済ましておくと焦らないとも伺って、こちらは8月上旬に行いました。私は滞米経験があり、SSNを持っているので何件かの体験記を併読して進めました。ゆとりをもって登録しておくと良いと思います。
はじめて他のKindle作家さんの校正にも参加し、今までとは違う書く側、作る側の視点で本に対峙する貴重な経験もいただきました。

おまけ #うちの12歳その後



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